無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
遠野モノがたり (バンブーコミックス) コミック – 2011/5/27
小坂 俊史
(著)
前作「中央モノローグ線」のラストにて、東京・中野を離れた岩手県遠野市に移り住んだイラストレーターのなのか。この地で長い冬には大雪に悪戦苦闘しながら、短い夏には生命感あふれる自然に感動しながら、「遠野物語」の世界を体験していく。地元遠野の高校生みどりと、遠野にUターンしてきたアヤと、なのか、3人の女子の視点からゆるやかに綴るモノローグ形式の物語。
- 本の長さ116ページ
- 言語日本語
- 出版社竹書房
- 発売日2011/5/27
- ISBN-104812475740
- ISBN-13978-4812475744
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 竹書房 (2011/5/27)
- 発売日 : 2011/5/27
- 言語 : 日本語
- コミック : 116ページ
- ISBN-10 : 4812475740
- ISBN-13 : 978-4812475744
- Amazon 売れ筋ランキング: - 344,326位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
49グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2021年12月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
岩手県民だから激しく共感したのかもしれない。数年でも住んでくれてありがとう。
2012年11月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ゆったりした感じの漫画ですね
著者が遠野での生活を通して得られたことなどが
書かれているようです。
実情も伺えてとても良い感じです。
著者が遠野での生活を通して得られたことなどが
書かれているようです。
実情も伺えてとても良い感じです。
2011年5月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
4コマでありながらも、イラストエッセイであり、また遠野の内寄りなガイドブック的側面もあり、
何とも味わい深い作品です。
この作品に4コマ漫画としての面白さを見出すかどうかは、そのまま小坂俊史の作風を好きかどうかにかかってくるので、
人によっては退屈なものと感じるやもしれません。
ただ自分は、どこか冷めながらも穏やかな優しさと暖かさを灯ったこの1冊が、心地よくてたまらないです。
最後に、初見で目を奪われる表紙とそのデザインセンスは見事。
前作「中央モノローグ線」に続き、名和田耕平デザイン事務所、素晴らしい仕事です。
何とも味わい深い作品です。
この作品に4コマ漫画としての面白さを見出すかどうかは、そのまま小坂俊史の作風を好きかどうかにかかってくるので、
人によっては退屈なものと感じるやもしれません。
ただ自分は、どこか冷めながらも穏やかな優しさと暖かさを灯ったこの1冊が、心地よくてたまらないです。
最後に、初見で目を奪われる表紙とそのデザインセンスは見事。
前作「中央モノローグ線」に続き、名和田耕平デザイン事務所、素晴らしい仕事です。
2015年11月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小坂俊史のモノローグ漫画は
他の2作ともに面白かったのだが、
どうしてもこの作品だけは遠ざけていた。
モノローグというと、フィクションの体をとるにしても
結局作者目線のエッセイに近い作品になりがちで、
遠野という、言っちゃ悪いがど田舎を舞台に
そんなに面白いもんが描けるのか、疑問だったからだ。
早々にネタに詰まってしまうのではと思っていた。
今回思い切って読んで見ると、さすがの小坂先生という
感じで、とても上手く纏められていた。ラストのすっきり感は
作者の作品群のなかでも指折りだろう。
エッセイストとしての作者の才能も多分にあるだろうが、
やはりこれだけの作品となっているのは、遠野という
町の魅力がそれなりに大きいからであろう。
ひとりの漫画家を長年過ごした東京から引き離して
数年間も住まわせるほどの魅力とは何なのか。
たぶん住んでみた人にしか分からないんやろうけど、
柳田国男の遠野物語を今一度読んでみようという気分には
させられる。
東日本大震災を作者は遠野で経験している。
作者が遠野に「呼ばれた」のだとしたら、そのベクトルがもう少し
違っていたら津波被災地だったかもしれず、人の一生とは
数奇なものである。はっきり見えているようで、実は
明日の事さえも定かではない。
他の2作ともに面白かったのだが、
どうしてもこの作品だけは遠ざけていた。
モノローグというと、フィクションの体をとるにしても
結局作者目線のエッセイに近い作品になりがちで、
遠野という、言っちゃ悪いがど田舎を舞台に
そんなに面白いもんが描けるのか、疑問だったからだ。
早々にネタに詰まってしまうのではと思っていた。
今回思い切って読んで見ると、さすがの小坂先生という
感じで、とても上手く纏められていた。ラストのすっきり感は
作者の作品群のなかでも指折りだろう。
エッセイストとしての作者の才能も多分にあるだろうが、
やはりこれだけの作品となっているのは、遠野という
町の魅力がそれなりに大きいからであろう。
ひとりの漫画家を長年過ごした東京から引き離して
数年間も住まわせるほどの魅力とは何なのか。
たぶん住んでみた人にしか分からないんやろうけど、
柳田国男の遠野物語を今一度読んでみようという気分には
させられる。
東日本大震災を作者は遠野で経験している。
作者が遠野に「呼ばれた」のだとしたら、そのベクトルがもう少し
違っていたら津波被災地だったかもしれず、人の一生とは
数奇なものである。はっきり見えているようで、実は
明日の事さえも定かではない。
2018年3月18日に日本でレビュー済み
旅がしたくなる、ひとりになりたくなる
私も小坂先生と同じ晩婚組なので、
30過ぎまで独り身だったからこそわかる
しみじみした季節の移ろい、寂寞感、
人の情。
私は京都で先生のような時期を過ごしました。
特に地域との繋がりはないですが、
ふと入ってみる小さなお祭りや神事で感じる人の営み
あの頃に戻ったように懐かしい気持ちでいっぱいになりました
今は私も妻子がありますが、あの頃を振り返るようで自分の事のように心にしみじみときました
私も小坂先生と同じ晩婚組なので、
30過ぎまで独り身だったからこそわかる
しみじみした季節の移ろい、寂寞感、
人の情。
私は京都で先生のような時期を過ごしました。
特に地域との繋がりはないですが、
ふと入ってみる小さなお祭りや神事で感じる人の営み
あの頃に戻ったように懐かしい気持ちでいっぱいになりました
今は私も妻子がありますが、あの頃を振り返るようで自分の事のように心にしみじみときました
2011年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現在、岩手県在住です。
この漫画から神話的なイメージを抜いたら、だいたい岩手県のイメージと考えて差し支えないと思います。
とにかく岩手県民は、自分の郷土が大好きで、暇がれば、町のイメージを良くしようと努力
しています。今までいろいろな県に住みましたが、ここまで「自分の町大好き!」という人達は
見たことがありません(そのことに照れがないともいえる)。この漫画で多くの子供たちが祭りに参加していますが、
そのあたりが下地かもしれませんね。
小坂さんの漫画にしては毒が少ないので、まあ、買って大きな損はないと思います。
初見の方は「わびれもの」「中央モノローグ線」あたりを確認されると良いと考えます。
ちなみに岩手県のイメージはどちらかというと北東北のじめっとしたものかもしれませんが、
実のところ、桜の季節以降は、町に花が溢れかえっています。特に6〜9月は盛岡市では
バンキングバスケットにより町があでやかなってますので、ぜひお越し下さいませ。
(私も自分の町大好き人間になりつつあるみたい)
この漫画から神話的なイメージを抜いたら、だいたい岩手県のイメージと考えて差し支えないと思います。
とにかく岩手県民は、自分の郷土が大好きで、暇がれば、町のイメージを良くしようと努力
しています。今までいろいろな県に住みましたが、ここまで「自分の町大好き!」という人達は
見たことがありません(そのことに照れがないともいえる)。この漫画で多くの子供たちが祭りに参加していますが、
そのあたりが下地かもしれませんね。
小坂さんの漫画にしては毒が少ないので、まあ、買って大きな損はないと思います。
初見の方は「わびれもの」「中央モノローグ線」あたりを確認されると良いと考えます。
ちなみに岩手県のイメージはどちらかというと北東北のじめっとしたものかもしれませんが、
実のところ、桜の季節以降は、町に花が溢れかえっています。特に6〜9月は盛岡市では
バンキングバスケットにより町があでやかなってますので、ぜひお越し下さいませ。
(私も自分の町大好き人間になりつつあるみたい)
2011年8月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
遠野に引っ越した主人公と、昔から遠野で暮らしていた女の子たちによる4コマストーリー。
思い切って遠野に移り住んでみたけど、
「よそ者感」がぬぐえない主人公の暮らし。
それをうまく描いています。
よそ者感がありつつも、遠野で暮らす生活の情感が
そこはかとなく描かれていて、なんともいえない味があります。
これは若い人が読んでもあまり感じるところが無いんじゃないかと思います。
転勤でぜんぜん知らない地方に引っ越した社会人なんかだと
この話の雰囲気が理解でき、心のどこかに感じるものがあるでしょう。
思い切って遠野に移り住んでみたけど、
「よそ者感」がぬぐえない主人公の暮らし。
それをうまく描いています。
よそ者感がありつつも、遠野で暮らす生活の情感が
そこはかとなく描かれていて、なんともいえない味があります。
これは若い人が読んでもあまり感じるところが無いんじゃないかと思います。
転勤でぜんぜん知らない地方に引っ越した社会人なんかだと
この話の雰囲気が理解でき、心のどこかに感じるものがあるでしょう。
2011年5月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なぜか、東京・中野から岩手・遠野に引っ越した作者がモデルのイラストレーター・なのかの視点で描かれる作者の私小説的なマンガです。
なのかが、東北暮らしに対する認識の甘さや、運転免許取得や雪かきに悪戦苦闘する一方で、遠野物語で知られる遠野の秘境的なイメージを残しながらも、便利になっている遠野の魅力が語られます。
なのかの他にも、なのかの部屋に住み着いている座敷童子(河童に対抗心を燃やしている)や、女子高生→無所属→農家手伝いのみどりも話に彩を添えてくれます。
なのかが、東北暮らしに対する認識の甘さや、運転免許取得や雪かきに悪戦苦闘する一方で、遠野物語で知られる遠野の秘境的なイメージを残しながらも、便利になっている遠野の魅力が語られます。
なのかの他にも、なのかの部屋に住み着いている座敷童子(河童に対抗心を燃やしている)や、女子高生→無所属→農家手伝いのみどりも話に彩を添えてくれます。