ようやく発売された最終巻。本当にこの本の発売を楽しみに待っていました。
この最終巻の口絵は幼少時代の理也&従兄弟・佐紀のイラストで飾られています。
漫画の内容も素敵ですが、この口絵もとても綺麗で、物語を読む前からいきなり目の保養でした。
ちなみに裏表紙は佐紀のイラストです。
物語の内容は、理也が二重人格になってしまった原因についてしっかり描かれていています。
理也・篤志・香坂の三角関係も素直に面白いと思えました。
今回の巻は、1巻・2巻と比べると性描写も少し多めです。
でも性的なシーンが出てきても雰囲気が決して下品にならないのは、宮城さんの美しく繊細なイラストのおかげなんだろうなと思いました。
この最終巻にはおまけページ(追加物語)みたいなものはありません。
毎回おなじみの、宮城さんのパンダコーナーが3ページあるのみ。
加筆・修正はかなりしたそうです。(宮城さん談)
また、宮城さんいわく、今後『G線上の猫』の番外編のようなものを描いていく予定があるそうです。
「理也が主人公のお話はこれで完結」と宮城さんが仰っていたので、番外編は恐らく違うキャラが主人公になるのではと思います。
パンダのおまけページでおなじみの、担当・U氏が香坂の事がお気に入りっぽいので
番外編では香坂の出番が結構あるかも…しれません。(すみません、これ私の願望でもあります…)
個人的に宮城さんの漫画で一番面白い作品だったと感じております。
番外編の発表が楽しみです。
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G線上の猫 第三集 (ミリオンコミックス CRAFT SERIES 21) コミック – 2007/9/1
宮城 とおこ
(著)
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購入オプションとあわせ買い
音楽学校でバイオリンを専攻する高校生・理也は、著名な音楽家を両親に持ち将来を嘱望されている。
だが、理也には誰にも言えない秘密があった。
それはもうひとりの自分・・・
その秘密を知り、理也を守ろうとする大学生・篤志。
理也の憧れであり、複雑な存在の先輩・香坂。
奔放な理也は篤志に惹かれ、優等生の理也は香坂に惹かれる。
ふたつの感情に揺れる理也だったが・・・
感動のクライマックス!!
だが、理也には誰にも言えない秘密があった。
それはもうひとりの自分・・・
その秘密を知り、理也を守ろうとする大学生・篤志。
理也の憧れであり、複雑な存在の先輩・香坂。
奔放な理也は篤志に惹かれ、優等生の理也は香坂に惹かれる。
ふたつの感情に揺れる理也だったが・・・
感動のクライマックス!!
- 本の長さ228ページ
- 言語日本語
- 出版社大洋図書
- 発売日2007/9/1
- ISBN-104813050840
- ISBN-13978-4813050841
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登録情報
- 出版社 : 大洋図書 (2007/9/1)
- 発売日 : 2007/9/1
- 言語 : 日本語
- コミック : 228ページ
- ISBN-10 : 4813050840
- ISBN-13 : 978-4813050841
- Amazon 売れ筋ランキング: - 23,120位ボーイズラブコミックス
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2008年10月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1巻をBLと知らず表紙の綺麗さに惹かれ購入し、続きを待つもののなかなか発売されずふと思いだし注文して本日2巻とまとめて最終巻を手に入れ読みました。
正直…1巻のイラストが好きな自分には絵柄の変わり具合に「あれ?」。いや、絵はもちろん綺麗なんですけど…なんだか理也が闇末後半の密に見えて仕方ない。
ストーリーは理也の出生の秘密、人格の意外性はとても良かったです。しかし黒大好きな自分には「んー?」という微妙な感じ…最終巻には付き物の「詰め込みすぎ感」「途中で終わらせたほうがよかったんじゃ?」という感じは否めません。期待しすぎたかな
正直…1巻のイラストが好きな自分には絵柄の変わり具合に「あれ?」。いや、絵はもちろん綺麗なんですけど…なんだか理也が闇末後半の密に見えて仕方ない。
ストーリーは理也の出生の秘密、人格の意外性はとても良かったです。しかし黒大好きな自分には「んー?」という微妙な感じ…最終巻には付き物の「詰め込みすぎ感」「途中で終わらせたほうがよかったんじゃ?」という感じは否めません。期待しすぎたかな
2015年9月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ながかった。もっと短くまとめられる話だと思った。
でも絵がとてもきれい。買って損はない。
でも絵がとてもきれい。買って損はない。
2007年9月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2巻からホントに待っていました。
繊細で美しい絵と、シリアスで切ないストーリーの完結に満足度100%です。
二重人格の理也の「白」と「黒」と篤志と香坂の四角関係っていうか三角関係が
複雑になってきて引き込まれます。
白理也と香坂先輩もイイ感じになってドキドキします。
理也が香坂に反発しながらも惹かれている理由にも納得できました。
香坂先輩は理也がほんとに好きなんだと感じる場面もあり、キュンとします。
それでもやっぱり「好きだからめちゃめちゃに壊したい」ドSな香坂先輩が切なくて好きです。
黒理也と篤志は、篤志が大切に理也を大切に護りたいと思う気持ちと
黒が篤志を好きだと何度も告げる場面では涙がでました。
篤志と香坂によって理也に変化が起きて、白が消えちゃった?とか黒がいなくなるとか、
白も黒もどちらかが消えちゃうと思うと読んでいてもとても切なかったです。
「白」と「黒」の人格が篤志と香坂と関わりながらどのようになっていくのかは、是非読んでください。
四人とも幸せになるっていうのは無理な話なので、是非とも番外編では香坂先輩に幸せになってほしいです。
繊細で美しい絵と、シリアスで切ないストーリーの完結に満足度100%です。
二重人格の理也の「白」と「黒」と篤志と香坂の四角関係っていうか三角関係が
複雑になってきて引き込まれます。
白理也と香坂先輩もイイ感じになってドキドキします。
理也が香坂に反発しながらも惹かれている理由にも納得できました。
香坂先輩は理也がほんとに好きなんだと感じる場面もあり、キュンとします。
それでもやっぱり「好きだからめちゃめちゃに壊したい」ドSな香坂先輩が切なくて好きです。
黒理也と篤志は、篤志が大切に理也を大切に護りたいと思う気持ちと
黒が篤志を好きだと何度も告げる場面では涙がでました。
篤志と香坂によって理也に変化が起きて、白が消えちゃった?とか黒がいなくなるとか、
白も黒もどちらかが消えちゃうと思うと読んでいてもとても切なかったです。
「白」と「黒」の人格が篤志と香坂と関わりながらどのようになっていくのかは、是非読んでください。
四人とも幸せになるっていうのは無理な話なので、是非とも番外編では香坂先輩に幸せになってほしいです。
2010年5月20日に日本でレビュー済み
宮城とおこ先生の作品はこの作品しか知りませんが、
絵柄を描写されている小説は幾つか読んでました。
ですから、この作品を読んで、
宮城とおこ先生の作品にハマりました。
そのくらい印象が強かったです。
実は、この作品の二巻を読んだ後に、
挟まれていた読者アンケートの葉書に、
この三巻の話と大体同じような事を、
希望として書いて送りました。
そうしたら見事に反映されていて、
むしろ凄く嬉しかったです。
ファンの人には申し訳ありませんが、
私は正直いって先輩が嫌いでしたので、
意地でも篤志と結ばれて欲しいなと思ってました。
あんな強引な対応じゃ、たとえその根底に愛があったとしても、
やはり理也はどちらも救われなかったと思います。
仮にそれで白が救われたとしても、黒がないがしろにされてしまいます。
それじゃ意味がありません。
もちろん篤志にも同じことが言えますが、それでも、
最初から平等に接していた篤志の方が分があります。
一、二巻を通して読んでいた読者には、
理也の立場になって考えれば理解いただけると思います。
非常に感情移入しやすく、考えさせられる話の作りなので、
先輩と篤志、どちらに味方するかに関わらず、
素直に楽しめる話だと思います。
是非お試しください。
絵柄を描写されている小説は幾つか読んでました。
ですから、この作品を読んで、
宮城とおこ先生の作品にハマりました。
そのくらい印象が強かったです。
実は、この作品の二巻を読んだ後に、
挟まれていた読者アンケートの葉書に、
この三巻の話と大体同じような事を、
希望として書いて送りました。
そうしたら見事に反映されていて、
むしろ凄く嬉しかったです。
ファンの人には申し訳ありませんが、
私は正直いって先輩が嫌いでしたので、
意地でも篤志と結ばれて欲しいなと思ってました。
あんな強引な対応じゃ、たとえその根底に愛があったとしても、
やはり理也はどちらも救われなかったと思います。
仮にそれで白が救われたとしても、黒がないがしろにされてしまいます。
それじゃ意味がありません。
もちろん篤志にも同じことが言えますが、それでも、
最初から平等に接していた篤志の方が分があります。
一、二巻を通して読んでいた読者には、
理也の立場になって考えれば理解いただけると思います。
非常に感情移入しやすく、考えさせられる話の作りなので、
先輩と篤志、どちらに味方するかに関わらず、
素直に楽しめる話だと思います。
是非お試しください。
2010年2月4日に日本でレビュー済み
素晴らしい作品です。
3年前に初めて読み、それから何度も読み返していますが、最終話まで読む度に何とも言えない気持ちになります。
切ないとか美しいとか、そんな言葉じゃ表せない、とにかく初めての読後感です。
強いて言うなら、もう少しだけで良いので白と池田の絡みが欲しかった。
最後の最後で池田に対する白の気持ちを白自身の言葉で聞けて嬉しかったんですが、終盤までは結構不安でした。
白の中で香坂の存在が池田よりもあまりに大きい気がしたので。
そのせいか、池田は白黒関係なく彼を大切に思っているのに、黒と池田、白と香坂とかなりきっぱり分けられている印象で、最終的に白も池田に惹かれていきましたが、それが愛なのか何なのか本当にハラハラしました笑
でもそこが逆に良いのかもしれませんね。
この作品に出会えて良かったです。
3年前に初めて読み、それから何度も読み返していますが、最終話まで読む度に何とも言えない気持ちになります。
切ないとか美しいとか、そんな言葉じゃ表せない、とにかく初めての読後感です。
強いて言うなら、もう少しだけで良いので白と池田の絡みが欲しかった。
最後の最後で池田に対する白の気持ちを白自身の言葉で聞けて嬉しかったんですが、終盤までは結構不安でした。
白の中で香坂の存在が池田よりもあまりに大きい気がしたので。
そのせいか、池田は白黒関係なく彼を大切に思っているのに、黒と池田、白と香坂とかなりきっぱり分けられている印象で、最終的に白も池田に惹かれていきましたが、それが愛なのか何なのか本当にハラハラしました笑
でもそこが逆に良いのかもしれませんね。
この作品に出会えて良かったです。
2007年9月10日に日本でレビュー済み
お話は、理也の従兄弟・佐紀が、篤志に理也の過去の話をするところから始まります。
理也の出生の秘密、父親の暴力の中どう生きていたか・・、そして人格の主軸と思われ
ていた「白」の本当の真実が明らかにされます。
そんな中、「白」理也は、篤志のいる家に帰るのを躊躇いながら、思わず香坂先輩の家へ
向かってしまいます。
「白」の香坂先輩への思い、「黒」の篤志への思い。この両方のやりとりが見ていて歯が
ゆくなりますが、「黒」理也が篤志と両思いになったときは、ほっとしました。。
・・が、その後の展開は切なく涙涙・・です。
ただ、最後の展開が詰め込みすぎな感じがしたのですが、大好きだからO・・K・・です。(?)
後、香坂先輩がちょっとかわいそうな気もする展開だったので、ぜひ番外編で香坂先輩の
その後を描いてほしいです。
絵はさらに美しくなっています。いつも見惚れます!Hシーンもありますが、美しいタッチだからか、
生々しくなくさらっと読めるので、BLをそんなに読まない自分も安心して読めました。
・・というか1巻を買った時、そういうシーンがあるまで気づかなかったくらいです。(笑)
とにもかくにも足掛け○年(苦笑)、ようやくのクライマックスです。(パチパチ)
先生お疲れ様でした!
理也の出生の秘密、父親の暴力の中どう生きていたか・・、そして人格の主軸と思われ
ていた「白」の本当の真実が明らかにされます。
そんな中、「白」理也は、篤志のいる家に帰るのを躊躇いながら、思わず香坂先輩の家へ
向かってしまいます。
「白」の香坂先輩への思い、「黒」の篤志への思い。この両方のやりとりが見ていて歯が
ゆくなりますが、「黒」理也が篤志と両思いになったときは、ほっとしました。。
・・が、その後の展開は切なく涙涙・・です。
ただ、最後の展開が詰め込みすぎな感じがしたのですが、大好きだからO・・K・・です。(?)
後、香坂先輩がちょっとかわいそうな気もする展開だったので、ぜひ番外編で香坂先輩の
その後を描いてほしいです。
絵はさらに美しくなっています。いつも見惚れます!Hシーンもありますが、美しいタッチだからか、
生々しくなくさらっと読めるので、BLをそんなに読まない自分も安心して読めました。
・・というか1巻を買った時、そういうシーンがあるまで気づかなかったくらいです。(笑)
とにもかくにも足掛け○年(苦笑)、ようやくのクライマックスです。(パチパチ)
先生お疲れ様でした!