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顔の見えない定住化―日系ブラジル人と国家・市場・移民ネットワーク― 単行本 – 2005/2/25
移住システムの誕生から「日系ブラジル人問題」発生のメカニズムまで、デカセギをめぐる諸問題を世界的な移民研究の水準で把握、豊かなフィールド調査の成果により労働・生活過程の全体像を初めて本格的に解明するとともに、体系的な移民政策形成の重要性を示した労作。
- ISBN-104815805024
- ISBN-13978-4815805029
- 出版社名古屋大学出版会
- 発売日2005/2/25
- 言語日本語
- 本の長さ352ページ
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商品の説明
著者について
梶田 孝道(かじた たかみち、第1、4、10章執筆)
一橋大学大学院社会学研究科教授。1947年生まれ、東京大学大学院文学研究科博士課程修了。
編著書:
『統合と分裂のヨーロッパ』(岩波書店、1993年)
『外国人労働者と日本』(日本放送出版協会、1994年)
『国際社会学のパースペクティブ』(東京大学出版会、1996年)
『[第2版]国際社会学』(編著、名古屋大学出版会、1996年)ほか
丹野 清人(たんの きよと、第2、6、7、9章執筆)
東京都立大学人文部学部講師。1966年生まれ、一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。
共著:
『国際化する日本社会』(東京大学出版会、2002年)ほか
樋口 直人(ひぐち なおと、序章、第3、5、8、10、11章執筆)
徳島大学総合科学部講師。1969年生まれ、一橋大学大学院社会学研究科博士課程中退。
共編:
『社会運動の社会学』(有斐閣、2004年)
『社会運動という公共空間』(成文堂、2004年)
(所属等は初版第1刷発行時のものです。)
一橋大学大学院社会学研究科教授。1947年生まれ、東京大学大学院文学研究科博士課程修了。
編著書:
『統合と分裂のヨーロッパ』(岩波書店、1993年)
『外国人労働者と日本』(日本放送出版協会、1994年)
『国際社会学のパースペクティブ』(東京大学出版会、1996年)
『[第2版]国際社会学』(編著、名古屋大学出版会、1996年)ほか
丹野 清人(たんの きよと、第2、6、7、9章執筆)
東京都立大学人文部学部講師。1966年生まれ、一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。
共著:
『国際化する日本社会』(東京大学出版会、2002年)ほか
樋口 直人(ひぐち なおと、序章、第3、5、8、10、11章執筆)
徳島大学総合科学部講師。1969年生まれ、一橋大学大学院社会学研究科博士課程中退。
共編:
『社会運動の社会学』(有斐閣、2004年)
『社会運動という公共空間』(成文堂、2004年)
(所属等は初版第1刷発行時のものです。)
登録情報
- 出版社 : 名古屋大学出版会 (2005/2/25)
- 発売日 : 2005/2/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 352ページ
- ISBN-10 : 4815805024
- ISBN-13 : 978-4815805029
- Amazon 売れ筋ランキング: - 477,865位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 19,337位社会学 (本)
- - 47,659位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年11月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日系人を含む外国人労働者に関する本は1980年代終わりから数多く出ているが、そのほとんどが記述的で現状を紹介するような内容であるのに対し、本書は理論的なアプローチも含む学術的にも大変優れた本である。本書の英語版があれば外国の移民研究者にとっても大変示唆的なものになるだろう。全体的に見て、ユーザーフレンドリーな学術書であるが、各章の執筆者が異なるため、文章の難解度が多少異なり、わかり難い箇所もあるかもしれないが、故梶田先生が担当なさった章は日本語もわかりやすく、指摘されている点もするどく、理論的にも非常に高いレベルで、大変参考になった。日本は将来、外国人労働者をどんどん導入しなければならない状況であるが、現在の日本の外国人労働者の状況、日系ブラジル人の抱える問題、そして移民に関するいろいろな理論を学ぶには絶対読むべき本だと思う。
2009年3月3日に日本でレビュー済み
普段、東京で生活しているなかでも様々な国から来ている人々と接する機会があり、日本も国際化している事を実感するが
それは、国際化している日本の一側面にしか過ぎない事をこの本は知らせてくれる。
現代の日本の自動車工場システムはいくつものの下請け工場からなるネットワークで形成され、それらが上手く連動する事で無駄なストックの必要性をなくして、より効率的な形をしている。
それを下支えしているのは不安定な部品の需要を支える労働者たちである。そして、その不安定な労働需要の多くを担っているのが日系ブラジル人の存在である。
日本の高度成長期の労働力需要を下支えした日系人たちは現在では熟練工となって工場を支えているような人材まで搬出しており、少子高齢化による人材不足・中国などのアジアの安い労働力への対抗を余儀なくされている中小企業たちが集中する地方工業都市において貴重な労働力として考えられている。
東京などの大都市で起こる国際化とは異なる、地方都市とおける国際化とはどのようなものか?日本に住んでいる以上、その現状を知らずに生活する事はいかがなものかと思う
この本は、非常に淡々としたペースで、実際に起こっている日系ブラジル人の中部地方での現象を中心として[顔の見えない定住化」というキーワードのもと論を展開して行く、[顔の見えない」という言葉になにか「対話」を拒否した二つの関係を、一方的なまなざしによるすれ違いを想像してしまう。
それは、国際化している日本の一側面にしか過ぎない事をこの本は知らせてくれる。
現代の日本の自動車工場システムはいくつものの下請け工場からなるネットワークで形成され、それらが上手く連動する事で無駄なストックの必要性をなくして、より効率的な形をしている。
それを下支えしているのは不安定な部品の需要を支える労働者たちである。そして、その不安定な労働需要の多くを担っているのが日系ブラジル人の存在である。
日本の高度成長期の労働力需要を下支えした日系人たちは現在では熟練工となって工場を支えているような人材まで搬出しており、少子高齢化による人材不足・中国などのアジアの安い労働力への対抗を余儀なくされている中小企業たちが集中する地方工業都市において貴重な労働力として考えられている。
東京などの大都市で起こる国際化とは異なる、地方都市とおける国際化とはどのようなものか?日本に住んでいる以上、その現状を知らずに生活する事はいかがなものかと思う
この本は、非常に淡々としたペースで、実際に起こっている日系ブラジル人の中部地方での現象を中心として[顔の見えない定住化」というキーワードのもと論を展開して行く、[顔の見えない」という言葉になにか「対話」を拒否した二つの関係を、一方的なまなざしによるすれ違いを想像してしまう。