同等の話題で、今なら日本社会のしくみが手頃な値段で手に入る。
資料的な価値は、あるのかもしれないものの、少なくとも私自身にとっては得るものが無かった。戦前の話も少し多すぎるし。
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「就社」社会の誕生―ホワイトカラーからブルーカラーへ― 単行本 – 2011/1/30
菅山 真次
(著)
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「サラリーマン」はどのようにして生まれたのか —— 新卒就職・終身雇用を常識としてきた「就社」社会・日本。製造業大企業労働者のキャリアと雇用関係の変遷を辿り、新規学卒市場の制度化過程を検討することで、その成り立ちを解明する。学生の就職活動のあり方が問い直され日本的雇用慣行が終焉を迎えつつあるかにみえる今、必読の書。
【受 賞】
・第26回(平成23年度)「冲永賞」
・第54回「日経・経済図書文化賞」
吉川洋氏(東京大学教授)の総評から(2011年11月3日付日本経済新聞)
“……多くの人は学校を卒業して就職した会社でかなりの期間働き続ける。一方、企業も新卒者を中心に毎年採用を行う。『「就社」社会の誕生』(菅山真次著)は、明治時代にホワイトカラーの幹部社員で発生した「就社」社会が戦中・戦後の混乱期を経て、高度成長期にブルーカラーを含む正規社員にまで広まっていくプロセスを丹念に跡付けた歴史書である。特にファクトファインディングに傑出しており、この分野で今後必読文献となるべき著作といえよう。……”
斎藤修氏(一橋大学名誉教授)による選評(2011年11月3日付日本経済新聞)
“…… 本書は通常「終身雇用」と称されるこの特質を雇用継続の問題として捉えるのではなく、入り口の問題、すなわち就職が一回限りの選択によって決まる「就社」であるという点に求め、企業の採用行動を様々な資料から解明した大著である。…… 定説に大きな変更を迫る斬新なものである。それに加え、従来の見解の根拠となっていた調査個票を再吟味し、その結論を覆してゆく記述や、組織ぐるみで就職斡旋を行っていた学校と事実上従業員の選抜を学校に委ねていた企業とのやりとり、高度成長の時代を全速力で駆け抜けてきた職安の営為と思い入れを叙述する部分などは読み応えがある。……今後は誰しも著者が見いだした事実から出発せざるを得ない。そういう意味で本書は画期的な研究成果といえよう。
【書 評】
・『社会経済史学』(第78巻第2号 2012年、評者:尾高煌之助氏)
・日本経済新聞(2012年10月7日付、評者:太田聰一氏)
・日本経済新聞(2012年9月2日付、評者:古市憲寿氏)
・日本経済新聞(2011年12月25日付)
・『週刊ダイヤモンド』(特大号・2011年12月24日、評者:加藤和陽氏、藤井信幸氏)
“終身雇用という「出口」からの眺めを、人生において1回だけ許される「入り口」の選択へと反転させることで見えてきた「像」を大胆に描き上げた好著”(加藤和陽氏・釧路公立大学教授)
“日本の雇用システムに関する地道な歴史研究。日本の教育と雇用のあり方、日本人の多くがよって立つ基盤に、目を見開かされる力作”(藤井信幸氏・東洋大学教授)(p.234)
・『週刊東洋経済』(2011年8月13日-20日号)
・日本経済新聞(2011年4月10日付、評者:大竹文雄氏)
“就職という言葉から、学校卒業時にある特定の会社に「就く」ことを決める一回限りの選択、というイメージを私たちは持つ。卒業時の就職率が低いと社会問題になるのはその象徴である。就職に関するこのような考え方が一般化しているという意味で、日本は「就社」社会と呼ばれるにふさわしい、と著者は言う。では、学校から職業への「間断のない移動」という「就社」社会は昔から日本社会の特徴だったのだろうか。
著者によれば、この慣行・制度は明治の産業化時代にホワイトカラーの上層で発生し、戦間期にホワイトカラー社員全般に普及・定着し、戦争・占領期の激しい制度改革を経て、高度成長期にブルーカラーを含む正規従業員に広まっていったもので比較的新しいものだ。つまり、ホワイトカラーからブルーカラーへ「就社」社会が広まっていったのだ。
この歴史的な動きを、履歴書、人事書類、手紙、労働組合・財界の文書、法律、役所の通達、統計などありとあらゆる資料を用いて明らかにしていく。中でも1920年に創設された鶴岡工業学校の校長が学生の就職先の開拓に奮闘する様子を手紙から明らかにした部分は印象的だ。……
「就社」社会の成立は経済的な背景だけではなく、思想や信頼、規制や戦争という歴史が寄与していることを本書から教えられると同時に、経済原理の説明力の強さを改めて感じた。”
【目 次】
序 章
1 問題の設定
2 「ホワイトカラーからブルーカラーへ」
3 研究史の検討
4 本書の構成
第1章 歴史的前提
—— 産業化と人材形成
はじめに
Ⅰ 大工場労働者と熟練形成
1 問題の設定
2 職歴の類型化
3 入社前の職歴と採用職種・賃金
4 配置転換
5 結 論
Ⅱ 職員層の形成
1 問題の設定
2 分析対象
3 キャリアの2類型 —— 技術者と事務職員
4 技術者のキャリア形成
5 事務職員のキャリア形成
6 結 論
第2章 「制度化」の起源
—— 戦間期の企業・学校とホワイトカラー市場
Ⅰ 新規学卒採用の「制度化」
1 問題の設定
2 分析対象のプロフィール
3 新規学卒採用の実態 —— 誰が対象となったのか?
4 学校とのリンケージ
5 研究員制度と新卒採用方式の改革
6 停滞から「制度化」へ
7 結 論
Ⅱ 学校による就職斡旋とその論理
1 問題の設定
2 学校・企業と「知識階級」の就職 —— 中央職業紹介事務局調査の検討
3 学校と就職斡旋 —— 鶴岡工業学校のケース
4 結 論
第3章 「日本的」企業システムの形成
—— 戦争と占領下の構造変化
Ⅰ 「日本的」雇用関係の形成
—— 就業規則・賃金・「従業員」
1 問題の設定
2 戦間期の雇用関係
3 戦時統制の理念と現実
4 「従業員組合」と身分撤廃闘争
5 結 論
Ⅱ 「企業民主化」
—— 財界革新派の企業システム改革構想
1 問題の設定
2 戦間期の企業システム
3 「経済新体制」と財界
4 経済同友会の結成
5 労働運動の高揚と生産管理闘争
6 労使協調の模索
7 結 論 ——「企業民主化」論の歴史的意義
第4章 「企業封鎖的」労働市場の実態
—— 高度成長前夜の大工場労働者と労働市場
1 問題の設定
2 「京浜工業地帯調査(従業員個人調査)」
3 壮年労働者の職業経歴 —— 40~49歳層の分析
4 戦後の採用管理と労働市場 —— 1946年以後入社者の分析
5 結 論
第5章 「間断のない移動」のシステム
—— 戦後新規学卒市場の制度化過程
Ⅰ 中卒就職の制度化
—— 職業安定行政の展開と広域紹介
1 問題の設定
2 国営前の少年職業紹介と広域紹介
3 「統制」から「調整」へ —— 戦時から戦後への流れ
4 新規中卒者の職業紹介 —— 発展のプロセス
5 1950年代の需給調整 —— 鹿児島県のケース
6 労働力不足経済への転換と「強力な需給調整」
7 結 論 ——「強力な需給調整」の意義とその行方
Ⅱ 中卒から高卒へ
—— 定期採用システムの確立
1 問題の設定
2 マクロ分析
3 中卒者の職業紹介
4 高卒者の職業紹介
5 定期採用の形成
6 結 論
終 章
1 現代日本社会の形成
2 「日本的」制度の特質と歴史的背景
3 結 び
注 / あとがき / 図表一覧 / 索 引
【受 賞】
・第26回(平成23年度)「冲永賞」
・第54回「日経・経済図書文化賞」
吉川洋氏(東京大学教授)の総評から(2011年11月3日付日本経済新聞)
“……多くの人は学校を卒業して就職した会社でかなりの期間働き続ける。一方、企業も新卒者を中心に毎年採用を行う。『「就社」社会の誕生』(菅山真次著)は、明治時代にホワイトカラーの幹部社員で発生した「就社」社会が戦中・戦後の混乱期を経て、高度成長期にブルーカラーを含む正規社員にまで広まっていくプロセスを丹念に跡付けた歴史書である。特にファクトファインディングに傑出しており、この分野で今後必読文献となるべき著作といえよう。……”
斎藤修氏(一橋大学名誉教授)による選評(2011年11月3日付日本経済新聞)
“…… 本書は通常「終身雇用」と称されるこの特質を雇用継続の問題として捉えるのではなく、入り口の問題、すなわち就職が一回限りの選択によって決まる「就社」であるという点に求め、企業の採用行動を様々な資料から解明した大著である。…… 定説に大きな変更を迫る斬新なものである。それに加え、従来の見解の根拠となっていた調査個票を再吟味し、その結論を覆してゆく記述や、組織ぐるみで就職斡旋を行っていた学校と事実上従業員の選抜を学校に委ねていた企業とのやりとり、高度成長の時代を全速力で駆け抜けてきた職安の営為と思い入れを叙述する部分などは読み応えがある。……今後は誰しも著者が見いだした事実から出発せざるを得ない。そういう意味で本書は画期的な研究成果といえよう。
【書 評】
・『社会経済史学』(第78巻第2号 2012年、評者:尾高煌之助氏)
・日本経済新聞(2012年10月7日付、評者:太田聰一氏)
・日本経済新聞(2012年9月2日付、評者:古市憲寿氏)
・日本経済新聞(2011年12月25日付)
・『週刊ダイヤモンド』(特大号・2011年12月24日、評者:加藤和陽氏、藤井信幸氏)
“終身雇用という「出口」からの眺めを、人生において1回だけ許される「入り口」の選択へと反転させることで見えてきた「像」を大胆に描き上げた好著”(加藤和陽氏・釧路公立大学教授)
“日本の雇用システムに関する地道な歴史研究。日本の教育と雇用のあり方、日本人の多くがよって立つ基盤に、目を見開かされる力作”(藤井信幸氏・東洋大学教授)(p.234)
・『週刊東洋経済』(2011年8月13日-20日号)
・日本経済新聞(2011年4月10日付、評者:大竹文雄氏)
“就職という言葉から、学校卒業時にある特定の会社に「就く」ことを決める一回限りの選択、というイメージを私たちは持つ。卒業時の就職率が低いと社会問題になるのはその象徴である。就職に関するこのような考え方が一般化しているという意味で、日本は「就社」社会と呼ばれるにふさわしい、と著者は言う。では、学校から職業への「間断のない移動」という「就社」社会は昔から日本社会の特徴だったのだろうか。
著者によれば、この慣行・制度は明治の産業化時代にホワイトカラーの上層で発生し、戦間期にホワイトカラー社員全般に普及・定着し、戦争・占領期の激しい制度改革を経て、高度成長期にブルーカラーを含む正規従業員に広まっていったもので比較的新しいものだ。つまり、ホワイトカラーからブルーカラーへ「就社」社会が広まっていったのだ。
この歴史的な動きを、履歴書、人事書類、手紙、労働組合・財界の文書、法律、役所の通達、統計などありとあらゆる資料を用いて明らかにしていく。中でも1920年に創設された鶴岡工業学校の校長が学生の就職先の開拓に奮闘する様子を手紙から明らかにした部分は印象的だ。……
「就社」社会の成立は経済的な背景だけではなく、思想や信頼、規制や戦争という歴史が寄与していることを本書から教えられると同時に、経済原理の説明力の強さを改めて感じた。”
【目 次】
序 章
1 問題の設定
2 「ホワイトカラーからブルーカラーへ」
3 研究史の検討
4 本書の構成
第1章 歴史的前提
—— 産業化と人材形成
はじめに
Ⅰ 大工場労働者と熟練形成
1 問題の設定
2 職歴の類型化
3 入社前の職歴と採用職種・賃金
4 配置転換
5 結 論
Ⅱ 職員層の形成
1 問題の設定
2 分析対象
3 キャリアの2類型 —— 技術者と事務職員
4 技術者のキャリア形成
5 事務職員のキャリア形成
6 結 論
第2章 「制度化」の起源
—— 戦間期の企業・学校とホワイトカラー市場
Ⅰ 新規学卒採用の「制度化」
1 問題の設定
2 分析対象のプロフィール
3 新規学卒採用の実態 —— 誰が対象となったのか?
4 学校とのリンケージ
5 研究員制度と新卒採用方式の改革
6 停滞から「制度化」へ
7 結 論
Ⅱ 学校による就職斡旋とその論理
1 問題の設定
2 学校・企業と「知識階級」の就職 —— 中央職業紹介事務局調査の検討
3 学校と就職斡旋 —— 鶴岡工業学校のケース
4 結 論
第3章 「日本的」企業システムの形成
—— 戦争と占領下の構造変化
Ⅰ 「日本的」雇用関係の形成
—— 就業規則・賃金・「従業員」
1 問題の設定
2 戦間期の雇用関係
3 戦時統制の理念と現実
4 「従業員組合」と身分撤廃闘争
5 結 論
Ⅱ 「企業民主化」
—— 財界革新派の企業システム改革構想
1 問題の設定
2 戦間期の企業システム
3 「経済新体制」と財界
4 経済同友会の結成
5 労働運動の高揚と生産管理闘争
6 労使協調の模索
7 結 論 ——「企業民主化」論の歴史的意義
第4章 「企業封鎖的」労働市場の実態
—— 高度成長前夜の大工場労働者と労働市場
1 問題の設定
2 「京浜工業地帯調査(従業員個人調査)」
3 壮年労働者の職業経歴 —— 40~49歳層の分析
4 戦後の採用管理と労働市場 —— 1946年以後入社者の分析
5 結 論
第5章 「間断のない移動」のシステム
—— 戦後新規学卒市場の制度化過程
Ⅰ 中卒就職の制度化
—— 職業安定行政の展開と広域紹介
1 問題の設定
2 国営前の少年職業紹介と広域紹介
3 「統制」から「調整」へ —— 戦時から戦後への流れ
4 新規中卒者の職業紹介 —— 発展のプロセス
5 1950年代の需給調整 —— 鹿児島県のケース
6 労働力不足経済への転換と「強力な需給調整」
7 結 論 ——「強力な需給調整」の意義とその行方
Ⅱ 中卒から高卒へ
—— 定期採用システムの確立
1 問題の設定
2 マクロ分析
3 中卒者の職業紹介
4 高卒者の職業紹介
5 定期採用の形成
6 結 論
終 章
1 現代日本社会の形成
2 「日本的」制度の特質と歴史的背景
3 結 び
注 / あとがき / 図表一覧 / 索 引
- ISBN-104815806543
- ISBN-13978-4815806545
- 出版社名古屋大学出版会
- 発売日2011/1/30
- 言語日本語
- 寸法15.7 x 3.3 x 21.7 cm
- 本の長さ530ページ
商品の説明
著者について
菅山 真次(すがやま しんじ)
1957年生まれ。東京大学大学院経済学研究科第二種博士課程単位取得退学(1989年)。現在は東北学院大学経営学部教授。
著書に、『講座・日本経営史3 組織と戦略の時代』(共著、ミネルヴァ書房、2010年)、『学校・職安と労働市場』(共編、東京大学出版会、2000年)、『戦後日本経済と経済同友会』(共著、岩波書店、1996年)、『日本経営史4 「日本的」経営の連続と断絶』(共著、岩波書店、1995年)ほか。
(所属等は初版第1刷発行時のものです。)
1957年生まれ。東京大学大学院経済学研究科第二種博士課程単位取得退学(1989年)。現在は東北学院大学経営学部教授。
著書に、『講座・日本経営史3 組織と戦略の時代』(共著、ミネルヴァ書房、2010年)、『学校・職安と労働市場』(共編、東京大学出版会、2000年)、『戦後日本経済と経済同友会』(共著、岩波書店、1996年)、『日本経営史4 「日本的」経営の連続と断絶』(共著、岩波書店、1995年)ほか。
(所属等は初版第1刷発行時のものです。)
登録情報
- 出版社 : 名古屋大学出版会 (2011/1/30)
- 発売日 : 2011/1/30
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 530ページ
- ISBN-10 : 4815806543
- ISBN-13 : 978-4815806545
- 寸法 : 15.7 x 3.3 x 21.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 631,737位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 141位総務・人事・労務管理の労働問題
- - 397位経済史 (本)
- - 78,599位社会・政治 (本)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2017年11月30日に日本でレビュー済み
表現が洗練されていないし、誤植も何箇所かあったような気がするが、全体としてはいい。
いままで自分は、労働市場のほうからの労作を読んだことがないので新鮮であった。
とても読むのに時間が掛かったが・・・。
戦後の新卒一括採用は、戦時中の雇用の需給調整に端を欲するものであり、戦後も長らく中卒・高卒の需給調整に一役買ったのは労働官僚であった。
また産別労組ではなく、企業別労組というのは、至って自然なことであり、欧州の産別労組がむしろ伝統として存在したギルドの影響が大きいということである。
なかなか読み応えがある内容だった。出版も最近である。ただもう少し推敲の余地があるのかな・・・とも思えた。また大卒採用についても、触れてほしかった。
いままで自分は、労働市場のほうからの労作を読んだことがないので新鮮であった。
とても読むのに時間が掛かったが・・・。
戦後の新卒一括採用は、戦時中の雇用の需給調整に端を欲するものであり、戦後も長らく中卒・高卒の需給調整に一役買ったのは労働官僚であった。
また産別労組ではなく、企業別労組というのは、至って自然なことであり、欧州の産別労組がむしろ伝統として存在したギルドの影響が大きいということである。
なかなか読み応えがある内容だった。出版も最近である。ただもう少し推敲の余地があるのかな・・・とも思えた。また大卒採用についても、触れてほしかった。