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萱草に寄す (愛蔵版詩集シリーズ) 単行本 – 1999/11/25
立原 道造
(著)
- 本の長さ200ページ
- 言語日本語
- 出版社日本図書センター
- 発売日1999/11/25
- ISBN-104820518607
- ISBN-13978-4820518600
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
どうぞもう一度帰つておくれ 青い雲のながれてゐた日 あの昼の星のちらついてゐた日-。繊細な旋律でうたう愛と別れ。「萱草に寄す」のほか「暁と夕の詩」「優しき歌」を収録し、初版のデザインを模した装丁で再刊。
登録情報
- 出版社 : 日本図書センター (1999/11/25)
- 発売日 : 1999/11/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 200ページ
- ISBN-10 : 4820518607
- ISBN-13 : 978-4820518600
- Amazon 売れ筋ランキング: - 640,170位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 174,870位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2021年10月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
汚れはなく、満足しています。ただし、立原の第一詩集だけではなく、彼の詩作品全てを集成したもの。
2010年8月13日に日本でレビュー済み
合唱曲、「夢見たものは」 は立原道造の詩に曲をつけたものです。
夢見たものは 一つの幸福
夢見たものは 一つの愛
山並みの向こうには静かな村がある。。。
現在、この時代の詩人の本を一般書店で探してもなかなか見つかりません。
出版人の誇りとして、これからも廃刊にはしないで頂きたい。
以前、早大法学部の入学式で学部長が、道造の詩の一部を読み上げ、歓迎の言葉としていました。
春を迎える喜びを歌った詩を、新たに後輩達を迎え入れる喜びに例えて、
あー、こんなにも君を待っていた、
と読み上げ、豊かな時がゆったりと流れて行くようにと祝福していました。
今どきの大学新入生に、どれだけ理解できたかわかりませんが、数千人の入学生の中の何人かでも、それをきっかけに立原道造に関心を持つ人が現れるといいと思います。
立原道造は東大建築学科出身。東大近くの記念館に行くと、まだなお根強いファンがいるのがわかります。
夢見たものは 一つの幸福
夢見たものは 一つの愛
山並みの向こうには静かな村がある。。。
現在、この時代の詩人の本を一般書店で探してもなかなか見つかりません。
出版人の誇りとして、これからも廃刊にはしないで頂きたい。
以前、早大法学部の入学式で学部長が、道造の詩の一部を読み上げ、歓迎の言葉としていました。
春を迎える喜びを歌った詩を、新たに後輩達を迎え入れる喜びに例えて、
あー、こんなにも君を待っていた、
と読み上げ、豊かな時がゆったりと流れて行くようにと祝福していました。
今どきの大学新入生に、どれだけ理解できたかわかりませんが、数千人の入学生の中の何人かでも、それをきっかけに立原道造に関心を持つ人が現れるといいと思います。
立原道造は東大建築学科出身。東大近くの記念館に行くと、まだなお根強いファンがいるのがわかります。
2004年9月18日に日本でレビュー済み
己(おれ)は どこに住むのだらう ― 答えておくれ
夜に それとも昼に またうすらあかりに?
(略)
己はただ眠るであらう 眠りのなかに
遺された一つの憧憬に溶けいるために -「溢れひたす闇に」-
『人間であるよりは、はるかに妖精に近いような雰囲気を漂わせながら、
空中を飛ぶような身軽な歩きかたで動きまわっていた』
世俗という言葉を知らぬような純潔な詩人は、25歳で夭逝した。
短い生涯に残した、透明で純粋な、不思議な言葉の群れ。
微妙なリズムを持つ、音楽的な彼の詩は、そのいくつかが合唱曲になっている。
(『』は中村真一郎の言葉より)
夜に それとも昼に またうすらあかりに?
(略)
己はただ眠るであらう 眠りのなかに
遺された一つの憧憬に溶けいるために -「溢れひたす闇に」-
『人間であるよりは、はるかに妖精に近いような雰囲気を漂わせながら、
空中を飛ぶような身軽な歩きかたで動きまわっていた』
世俗という言葉を知らぬような純潔な詩人は、25歳で夭逝した。
短い生涯に残した、透明で純粋な、不思議な言葉の群れ。
微妙なリズムを持つ、音楽的な彼の詩は、そのいくつかが合唱曲になっている。
(『』は中村真一郎の言葉より)