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佐々木かをりの手帳術 単行本 – 2005/10/27
- 本の長さ227ページ
- 言語日本語
- 出版社日本能率協会マネジメントセンター
- 発売日2005/10/27
- ISBN-104820716603
- ISBN-13978-4820716600
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商品の説明
出版社からのコメント
スト出演後、反響続々!!
抜粋
手帳は、私にとって、まだ白紙の人生脚本だと思っている。
ちょっと想像して欲しい。目を閉じて、今この瞬間から、自分が死んでいくその時までの時間の道のりを想像してもらいたい。
それは明日終わるかもしれないし、数十年の時間かもしれないが、自分の人生という「時の連続」がずっと先までつながっている。時間は目に見えないというが、それを目に見えるように、白い紙に表現してみる。今この瞬間から終点まで、時間の流れが長い白い紙の巻物としてずっと先までつながっているのだ。
近づいて紙をよく見てみると、この白い巻物には、時間のメモリがつけてある。「1」「2」「3」……。今日の日付が終わると、また、翌日は「0」から始まっている。ずっとずっと、今月が終わっても翌月に、そして来年に、再来年にと長く長く人生という時間がひとつの巻物になって続いている。
この人生の時を刻んだ真っ白な巻紙が、一週間分ずつに裁断され、一年間分がまとめられて製本されたものが、私たちが手にしている一年ごとの手帳だ、と考えてみよう。手帳は、まさに、これからの人生の下書きをしていく、計画を立てていく、脚本を書いていくためのものなのだ。
時間は目に見えないが、それを見えるようにしたのが、人生という時間の巻物であり、それを見やすく、使いやすくしたものが手帳なのだ。
そう考えると、まだ何も書かれていない真っ白な手帳は、知人と会うなどのアポイントメントを記録するだけのスケジュール帳という概念を超えて、自分の人生の歩みを記録するものだと理解できる。自分の将来の行動を計画し、書きとめていくための手帳が、まだ真っ白な状態だということは、自分の未来はいかなる可能性もありえるのだというワクワクした気持ちになってくる。
すでに発生した出来事を記録していくのが日記であるとすると、これから先の行動を計画していくのが、人生脚本――手帳である。
著者について
横浜市出身。上智大学卒業。1987年、70言語の通訳・翻訳、トレーニング他を行う株式会社ユニカルインターナショナルを設立。1988年、ニュービジネス協議会のアントレプレナー特別賞受賞。1996年より毎夏「国際女性ビジネス会議」を開催。2000年、株式会社イー・ウーマンを設立し、コミュニティサイト「イー・ウーマン」を開設。働く女性を中心にした意見交換の場を作り、イー・ウーマンユニバーシティ講座を行うと共に、企業・政府向けに意識調査、商品開発、人材研修などを行っている。多摩大学客員教授。文部科学省中央教育審議会初等中等教育部会委員。96年、日本で活躍する女性13人として、ヒラリー・クリントン氏との昼食会に出席。「ニュースステーション」「CBSドキュメント」元リポーター、キャスター。2児(現在、11歳と6歳)の母。
著書に、『ミリオネーゼの手帳術』(ディスカヴァー)、『自分が輝く7つの発想』(光文社・知恵の森文庫)、『計画力おもしろ練習帳』(日本能率協会マネジメントセンター)、訳書に、『さよならメリルリンチ』(日経BP社)など多数。
登録情報
- 出版社 : 日本能率協会マネジメントセンター (2005/10/27)
- 発売日 : 2005/10/27
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 227ページ
- ISBN-10 : 4820716603
- ISBN-13 : 978-4820716600
- Amazon 売れ筋ランキング: - 179,691位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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とてもよくわかりました。
後日、セミナーにも参加させて頂き、
いろいろ教えて頂いて、
勉強になりました。
最終的に、いろいろ試した結果、
他の手帳、時間管理法を利用していますが。
それでも、佐々木さんの時間を見える化するという
管理方法は、いろいろな管理に使える考え方で。
とても役に立ちました。ありがとうございました。
もともと、手帳はアポイントメントや会議の予定などの備忘のためにのみ使っていた。やがて、手帳術の書籍の影響から、日々のログをきちんと記録するようになり、学んだことを記録するようになり、さらに、やるべきことをTo Doリストにして、完了したタスクを消し込むことを覚えた。ただ、本当に憧れていたのは、フランクリン・コヴィーや熊谷正寿氏式の、自分の価値観とそれに根差した人生目標を明確にして、それを年単位、月単位、週単位、日単位の行動計画に落とし込む「人生プランナー」ないし「夢手帳」としての使い方だった。しかし、これがなかなかできない。そもそも、人生の目標が今さら見つからない。そして、細かい計画を作っても、それに縛られるのが苦痛に思えてならないのだ。結局、手帳をタイムマネジメントの目的で利用することは今までして来なかった。来れなかったのだ。
ところが、本書は同じタイムマネジメントに関する書でも、もっと身近で使いやすい方法を紹介している。自分がやりたいこと(夢)のリストアップから始めるところは、F・コヴィーや熊谷氏と同じだが、自分の価値観とか担うべき役割とか人生のミッションとかから離れた、もっと自由で身近でカジュアルな発想に基づいた「夢」だ。タイムマネジメントの目的も、自分がハッピーになることが主眼で、「人生計画術」「人生の夢の達成術」というより「仕事術」としての色彩が強い。「これならできそうだ」。本書を読んだ最初の感想であり、感動である。
本書の特長はTo Do Listをつくらずに、タスクをどんどん時間軸の中に落とし込んでいく、という手法にあるだろう。「何をするか」と「それをいつするか」を不可分のものと捉え、どんどん行動する時間を確保していくのである。To Do Listを消し込む要領で実際に行動していくのだ。自分には人生計画はないが、仕事上の、そしてプライベート上のTo Do Listはある。小さいことでも、やりたいことが増えればTo Do List は増えて行く。そのタイムマネジメントから始めれば良いのだ。
自分にとっては目から鱗の書籍。タイムマネジメントに関する書は他にも読んだが、本書が一番実用的でわかりやすい。お奨めである。
手帳の活用法がよくわかりました。
終始人生論に執着していて、出来の悪い自己啓発そのままです。
狂ったように時間にルーズな方にはオススメしますが、一般人には向きません。
ただし、ニートへの啓発本としての価値はありそうなので評価を1つ上げて星2個です。
ビジョンや目標設定の重要さに触れ、その実現のために、一週間見開きのバーティカルタイプの手帳のどの日のどの時間に何をするか、具体的にアクションを記述することを薦めています。行動を自分と約束するという表現が好きです。
手帳の使い方は趣味やスタイルにも関わると思いますが、細かく自分の行動を管理するのが苦じゃない人に向いていると感じます。ただし、細かく手帳に行動を書くので、手帳なしでは行動できず、手帳を忘れるとえらいことになりますが… 一方で、頭の中の雑多な思考を整理し書き出すことで、記憶すべき行動を忘れることができ、そのぶん、別のことに思考を向けられるのは大きなメリットです。
本書に書かれている記述方式に相応しい手帳としては、専用フォーマットであるイーウーマンのアクションプランナーがマッチしていますが、余白欄が少なかったりマンスリーページが良くあるカレンダータイプでないなど使い勝手が若干合わず、私は別のバーティカルタイプの手帳を使っています。
完全に趣味に合う手帳とはオリジナル手帳になってしまうので市販品には妥協が付き物ではありますが… ともあれ、記述方式は、佐々木かをり氏のやり方に倣っています。
佐々木かをり氏に感嘆したのは、ラフなガントチャートで仕事などの中間目標を設定し(同時にプランを中間目標ごとに分割 )、個々のプランの詳細な詰めとスケジューリングはバーティカル手帳でこなせてしまう所です。ツールで補完する部分が少ないので、著者は主にプランニング能力が高くツールでの補佐が最低限で済むと推測します。しかし、私は頭の中でそこまでは出来ませんので、タスク設計のツールや課題管理ツールでプランニングと進捗管理を行い、スケジューリングとToDoのリマインドは手帳を使って仕事しています。
私自身は手帳探しの旅も終わり、本書のスタイルでの実践もすっかり慣れてきました。自分にとっては良き出会いです。
佐々木さん、ありがとうございました。
ある意味再確認出来たのが良かったです。