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練習15分あがらない話し方教室 単行本 – 2008/2/29
購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ176ページ
- 言語日本語
- 出版社日本能率協会マネジメントセンター
- 発売日2008/2/29
- ISBN-104820717170
- ISBN-13978-4820717171
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商品の説明
出版社からのコメント
レビュー
抜粋
■ドキドキを鎮める一五分間練習
二〇〇四年六月に『話し方教室セルフコンフィデンス』を立ち上げて以来、独自のカリキュラムと指導により、多くの人のあがり症からの解放を実現してまいりました。
私が運営する講座の特徴は、論理的な話し方の獲得とあがり症からの解放を実現することですが、なかでも、一回目のスピーチで、心臓がドキドキや震えを感じずに話せる、という点に特徴があります。心臓がドキドキせずに話せるということは、あがり症になる前のフラットな状態で話せるということですので、あがり症克服にはたいへん重要なことです。
なぜこのようなことが可能なのかというと、あがりについて熟知し、人間を科学的に捉えて開発されたトレーニング方法によるためです。
トレーニングに要する時間は一五分、ポイントは四つです。これだけでドキドキ感が低減していきます。そして、出勤前の朝のわずかな時間を利用することで、一日のコミュニケーションにもそなえることができます。早速レッスンしてみましょう。
■ポイント1 発音のレッスン
まず鏡を用意してください。用意ができたら、鏡を見ながら、表情筋をいっぱいに使って「あ・い・う・え・お」と発音します。
「あ」の発音は、口がややタテ長に開いている状態がベストです。口をヨコに開きながらの「あ」はバツです。必ずタテ長に開いて「あ」と発音してください。
「い」は、口をヨコいっぱいに開いて、上の歯と下の歯をつけて発音します。大きなスマイルをするつもりで、口をヨコいっぱいに開きます。もしこのときに頬がピクピクするようでしたら、それは表情筋が固まってしまっている証拠。頬をよくマッサージして、このピクピクが出なくなるまで続け、表情筋を鍛えましょう。
「う」の発音は、唇をめいっぱい中央に縮めます。これ以上小さくならないというぐらいに縮めてください。
「え」は、「い」と同じ要領で口をヨコに開き、歯と歯の間を少し開けて発音します。男性の方には「い」と「え」の区別がつきにくい人が多いですので、特に男性の方は「い」と「え」を何度も繰り返して発音してみてください。
「お」は唇をややタテにしながらしっかりと中央に縮め、「お」と発音します。「あ」と「お」を繰り返して発音すると、頬の筋肉がよく動くようになります。
最初は鏡を見ないとなかなかできないと思いますが、慣れてきたらお風呂に入ったときにでも表情筋をしっかり動かしながら、「あ、い、う、え、お」と毎朝五回以上練習します。それだけ表情筋がよく動くようになり、母音・子音を明確に発音できるようになります。
■ポイント2 アゴを動かす
大人になるにしたがって、口を閉じたままの状態で話す人が増えてきます。正確には、唇だけで話すことが多く、アゴを使わずに話しているという状態ですが、これでは声が口の内にこもって言葉が相手に届きにくく、スピードのコントロールもできません。
あがり症の人はたいがい早口ですが、この早口を遅くしたり、説得力を出すために言葉のスピードに緩急をつけるというのは、アゴでコントロールします。
アゴを動かすためには、「あ」と「う」を繰り返し練習しましょう。「あ」は母音の「あ」と同様、口をややタテに開きます。そのまま「う」に移行しますが、「あ」の口をまま唇を中央に集めてすぼめ「う」と発音します。この「あ」と「う」の練習で、アゴが動きやすくなります。
このほかには、「あ、か、さ、た、な、は、ま、や、ら、わ」の「あ行」を繰り返し発音するという方法もあります。その場合には、「あ」と発音したら口を閉じる、「か」と発音したら口を閉じる、という具合に、母音や子音を発音するたびに口を閉じ、次の発音に移動します。
このアゴを動かす練習を10回前後することで、見違えるほど言葉が滑らかになり、話すことがラクになります。
■ポイント3 声帯を開く
あがり症の方に多いのが、声が震えるという悩みですが、声はもともと声帯を振動させて作りだされた音ですので、誰でも多少は震えるものです。しかし緊張して身体が硬くなると声帯も硬くなりますから振動のキメが荒くなり、そのキメの荒さを震えとして認識し、あがり度が増幅されてしまいます。
改善方法としては、日頃から声帯を開いて話す、ということです。
声帯を開くトレーニングとしては、まず、両足を肩幅に広げ、いちばん低い声で「あー」と発音してみてください。低い声が出ないという方は、肩を五、六回上げ下げして身体を動かして咽喉をリラックスさせ、できるだけ低い声で「あー、あー、あー」と発声してみましょう。
声は小さくてもかまいません。いちばん低い声で三〇回ぐらい発声するだけで声帯が開き、声が出しやすくなります。
この練習の期間は人によって異なりますが、ほとんどの人は一週間前後で声の変化に気づきます。また、継続して練習された男性の皆さんはバリトンのような響きのあるいい声に変わり、声の変化から人前で話すことに自信がもてたり、楽しいと感じられるようになったという人もたくさんいます。
■ポイント4 ロボット言葉で話す
トレーニングの最後は、ロボット言葉による「話し方」の練習です。ロボット言葉といっても、アニメで見るような「わ~た~し~の~」といったような擬音での話し方をするということではありません。
表情筋を使いながら口をタテヨコに開き、リズミカルに、ゆっくりと、「わ、た、し、の、な、ま、え、は」というように、母音、子音をひと文字ずつしっかりと発音しながら話すということです。
ただしロボット言葉は、あくまでも自宅での練習用です。実践の場でもロボット言葉で話したらヘンな人ですので、ロボット言葉は、「母音・子音の明確な発音法を話し方に落とし込むためのもの」と理解し、実践の場では、「口をタテヨコに開いて、ゆっくり話す」ということを意識して臨んでください。
皆さんに実行していただくのは以上の四点ですが、私の教室ではこのトレーニングを一人一五分ずつ行います。このたった一五分のトレーニングで、九〇%以上の方が一回目のスピーチから、心臓のドキドキや身体の震えがなく話せるようになるのです。
こうしたトレーニングによって、あがりを解消した方々を以下に紹介します。
転職前の上司が原因であがり症に
──トレーニング後三百名の前であがらずにプレゼン(会社員、男性、三七歳)
三〇代後半の管理職のAさんは、強度のあがり症でした。初日のビデオ撮影(私の講座では生徒さんのスピーチをビデオ撮影しています)では、背広の上からも身体がコチコチになっているのがわかりましたし、声は震え、視線は天井の一点を見たまま一度も正面まで下りてくることはありませんでした。ビデオ撮影のあと彼のそばに行き、身体に触れてみると全身が小刻みに震え、心臓がバクバクしていることが伝わってきました。
私にとってこのビデオ撮影は、受講生のあがり度やあがりの原因を観察する機会であると同時に、指導の方向性を決める機会でもあります。
観察の結果、視線が天井から動かないAさんを、二か月で改善に導くのは難しいかもしれないと判断しました。しかし、彼の声や表情から、あがりの原因が不安定な自己評価からくるものではないことが推察できましたので、一回目のスピーチで彼のあがりがどこまで変わるか、それを観察することにしました。
一回目のスピーチは翌週、先にご紹介した一五分間のトレーニングの後にありました。やや身体の硬さは残ったものの、本人もビックリするほど心臓のドキドキや震えがなく話すことができ、翌週からはアイコンタクトの取り方や話し方に関する指導を行いました。
さらに脳が安心するセルフマネジメント法の指導などを加え、プレッシャーをかけながら論理的な情報整理力と、話し方で説得力を出すトレーニングを重ねていきましたが、Aさんは週を追うごとに変化、改善し、天井の一点しか見られなかった視線も聴き手とゆったりとアイコンタクトが取れるまでに激変しました。
講座修了時には三〇人以上の受講生の前で心臓のドキドキはまったくなく話せましたし、終了後半年後ぐらいには、三百名を前にしてのプレゼンもあがらずにでき、「俺ってすごい! と自分に感動した」という成功体験の報告までもらいました。
Aさんがあがり症になったのは、現在の会社に転職する前、約一〇年前に接していた上司が原因だったようです。すぐに怒鳴る、周囲に人がいても小さな失敗を大きな声で指摘するため、部下の大半が萎縮してしまうという職場環境で、Aさん自身もその頃から自意識が敏感になり、あがるようになってしまったということでした。
社会人になってからあがるようになったという人の中には、上司が原因という人は案外多いようです。また、成果主義などから精神的に余裕がなくなり、自責感情を強め、あがりを増長させしまうケースもあります。
生まれつき自意識が敏感な人はいません。自意識が敏感になるような出来事があって不安感情が発生し、その不安感情から心臓がドキドキし、あがりが習慣化してしまうのがあがり症なのですね。
教室に来ることさえも恐怖だったBさん
──会議でも堂々と発言できるように(一級建築士。女性、四〇歳)
彼女は、セルフコンフィデンスを立ち上げて間もない頃の受講者でした。最初は教室の会場に向かうだけで心臓がドキドキし、途中で気分が悪くなるために何度も引き返すということを繰り返していました。
そのため講座を修了するまでに二年近くかかりましたが、その二年間でも講座に参加した回数は一〇回前後でした。
Bさんの場合はあがり症というよりも、一人っ子で大事に育てられたことによる極端なシャイネス、引っ込み思案で恥ずかしがり屋さんだったことが行動抑制の原因でした。そのため、施主さんと打ち合わせをしたり、同僚と話すなど一対一では何でもないのに、人前や会議の場で発言することに自信がもてないというケースでした。
講座は不定期な参加となりましたが、この間に何度か個別のカウンセリングをし、自己評価を高め安定させる指導を行いました。カウンセリング後は連続して講座にも通えるようになり、現在は一級建築士として会議やミーティングの場でも違和感なく発言できるようになり、バリバリのキャリアウーマンとして活躍されています。
人は場数が足りないからあがるわけではなく、認知(物事の受け止め方や考え方)の偏りによってもあがります。その認知は職場環境や育成環境、親子関係、生まれた順番などによっても影響され感情を支配しますから、あがり症が場数で改善できるというのは大きな間違いです。
声の震えで、人前で話すときは戦場に行くような覚悟
──職場でリーダーシップを発揮できるまでに(広告代理店勤務、男性、三五歳)
三〇代半ばのCさんは、自分のあがりの原因をしっかり自覚していました。小学生の時の本読みで声が震え、それ以来、本読みだけでなく、人前で発表するときにも声が震えるようになったというケースです。中学、高校の頃は発表があると一週間前から学校を休み、講座に参加した頃は、人前に立つときは戦場に行くような覚悟がいるということでした。
また彼は、私の講座を受講する前に二つの話し方教室に通い、話し方に関する本も山ほど読んだそうですが、まったく改善はみられなかったそうです。
最初に彼に行ったのは、声が震えずに話せることを体験してもらうことでした。声帯を開くことに時間をかけて指導したら、意外にも一回目のスピーチで声の震えがなく話せました。しかし彼自身はまだ自分の声が震えているという認識でしたので、当初は声の違和感をなくす指導を中心に行いました。
声の震えは身体の硬さからも出ますので、身体が硬直しないで話すことを条件づけながら、同時に、咽喉周辺の違和感をなくすためにブレス(息継ぎ)の正しい入れ方や、声帯を開いた状態で話すための指導を行いました。
二か月後の講座修了時には、本人の声の震えの自覚はなくなりましたが、しかしまだ強い不安感があることが身体から伝わってきました。そのため二か月で修了せず、あと複数回通ってもらうことにしました。
彼はとても知的水準の高い真面目な人で、私が出したホームワークもしっかり実行する人でした。そのため、論理的に話すための情報整理も問題なくできてますし、最大の悩みだった声の問題も解消されています。もちろんスピーチはメモを見ずに話せますし、情報整理力を高めるプレゼンテーションもメモなしでできています。それなのにまだ強い不安感がある・・・。
その不安感はどこから来るのか、それを見つけるのが私の作業となりました。そうしたらなんと、話す内容をすべて暗記していたことがわかりました。頭の中に暗記したことをただ読み上げていたのです。
これではリラックスして話せません。暗記したことを思いだしながら話す行為はメモを見ながら話す行為と一緒ですから、あがり症の人のトレーニングにはご法度です。
すぐに暗記をやめるように指示しましたが、長年の習性で身についてしまった行為ですので変えるのはなかなか難しかったようです。暗記するクセをどのように修正したらよいのかわからなかったからです。
それからは、話の流れをイメージで捉え、考えながら話すというトレーニングに集中しました。そうするうちに徐々にコツを摑み、考えながら話すことの比率が上がるとともにリラックス感も高まりました。今では職場のリーダーとして社内外でプレゼンテーションを行うなど、本来の実力を発揮しながら活躍しています。もちろん戦場に行くような覚悟は必要なくなりました。
暗記してその場を乗り切ってきたという人、あがり症の方にとても多いですね。しかしこの暗記があがりの原因でもあります。私もパワーポイントを使って講演をしますが、とても話しにくいものです。ですから、できるだけパワーポイントを使わないか、使ってもパワーポイントに縛られずに話を進めます。
なぜ暗記やメモを見ながら話すことがあがりの原因になるかというと、暗記やメモのように話さなければならないという意識が生まれ、暗記したことを忘れたり、メモに書いてあることと違う話をしていることに気づくと、途端に頭がまっ白になり、心臓がドキドキしてしまいます。
これではいつまでたってもあがり症からの解放は難しいです。メモは見るなということではありません。メモはちら見が原則。スピーチぐらいならメモなしで話せる力量は誰にでもあるのですから、ぜひメモなしで話す、あるいはちら見のメモで話す習慣を作ってください。
本書は、こうした方々の悩みを解消してきた、その方法を具体的に、わかりやすく解説するものです。
あがりは、やり方次第で治ります。しかし、正しいやり方を行わなければ、いつまでたっても堂々巡りです。
私自身、かつてはあがりに悩みました。その苦しさがわかるからこそ、皆さんの立場に立って、あがりを考えることをしてきました。
そうした経緯から考え出した、もっとも効果的なあがり解消法を、これから皆さんに紹介したいと思います。
著者について
コミュニケーションカウンセラー
1950年生。大学卒業後はフリーランスの編集者兼ライターとして活躍。自らのあがり症と対人不安を克服した経験がある。
大学院修士で人間科学を学び、2006年4月、あがりや人間を科学的にとらえて克服に導く「話し方教室セルフコンフィデンス」を設立。
NPO法人CCES理事長。対人不安・コミュニケーション不安研究会会長。
著書」『誰でも実現できる心臓がドキドキせずあがらずに話せる本』(明日香出版社)
登録情報
- 出版社 : 日本能率協会マネジメントセンター (2008/2/29)
- 発売日 : 2008/2/29
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 176ページ
- ISBN-10 : 4820717170
- ISBN-13 : 978-4820717171
- Amazon 売れ筋ランキング: - 432,326位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 528位常識・マナー (本)
- - 14,845位自己啓発 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
「人と脳」を切り口に、あがり症やコミュニケーションの問題を解決に導くオーソリティ。
さまざまな身体症状の集合体であるあがり症を、場数やスピーチの練習で克服できるとする指導法に疑問をもち、2004年6月に、「最初のスピーチからドキドキせずに話せる」日本で初めての話し方教室、セルフコンフィデンスを開設。
セミナーでは、「ドキドキゼロで話せた」99%、「声が震えずに話せた」98%という驚異の実績を誇り、多くの人があがり症から解放されている。
あがり症と話し方に対して、人間科学と認知行動療法、脳科学に基づく体系化された理論と、商標登録された独自の指導法をもつ。
・あがり症や話し方、コミュニケーションの問題を、科学的に解決に導く。
・劇的に話し方が変わるため、株主総会の前には、個人レッスンを求める上場企業の役員で、予約がとりにくいほどの人気である。
・誰でも簡単に論理的な伝え方ができる、「五段階情報整理法®」は、多くの企業や教育機関で活用されている。
エグゼクティブ・コミュニケーションカウンセラー。大学院修士人間科学修了。東京認知行動療法アカデミー研修上級修了。一般社団法人SAD社交不安障害対策協会理事長。話し方教室セルフコンフィデンス主宰。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
また類書と違った視点で書かれてあるため、とても参考になります。
あがりの主要因として自分の耳に届く声や言葉などを指摘しており、
その対策として4つの練習方法が紹介されています。
1 表情筋を鍛える。
2 アゴを動かす。
3 声帯を開く
4 ロボット言葉で話す。
です。この4つのトレーニングを毎日練習することによって、あがりをかなり減らすことができるというのです。
あがり方をメインにとらえた練習方法は類書では見たことがありません。
また、あがりは場数では解決できないということとその理由についても書かれており、頭をハンマーで殴られたような衝撃をうけました。私は、あがりは場数で解決するものだと数十年思っていたのです。あがるのは経験不足であるとあがるたびにいつも自己嫌悪に陥っていたのです。
この本のおかげでとってもスッキリすることができました。
他にもあがり症をなくすためのコツが多数紹介されており、とても有益な本です。
トレーニングをすれば「あがらない」で話すことが出来るという前提で書かれているので
「あがる」ことを「あるがまま」に受け入れる「森田療法」関連の本と比べると
重度のあがり症の人にはあまりお勧めはできない本だと感じた。
納得することが多かったので、こちらを読みました。
もっと早くこの本と出会いたかったです!
実際に、スピーチやプレゼンなどで、
「あがらずに話せた」という4人の人の話が紹介されていますが、
とくに、166ページから紹介されている人の話は、
自分のことのようにリアルでした。
また、条件反射を遮断する話し方と、
脳を安心させるセルフマネジメントが大事、というのは、
著者が一貫していっていることで、
話し方の問題ではない、ということも納得でした。
自分のセミナーのやり方を顧みながら、
どうしても石川チームを成功させたい一心で
この本を手にとりました。
この本は、内容が充実しており、
3回ほど読みました。
自分はあがりやすいたちで、初対面の方から
「石川さん、もっと自信もったほうがいいよ」
と建設的なご意見を頂いたほどです。
昨日前職同僚と話す機会がありました。
そこで
「以前、沢山の人の前でミーティングをしていたとき、
石川さんの話し方うまかったよ〜^^」
と言ってくれました。
自分が思っている以上に、みんなにはよく見えていたようです。
これが、あがるの原因なんだ、
自分が勝手に、『こう見えたら恥ずかしい、この点は自分にはできない』と思い込んでいるからあがるのです。
そう思ったときあがるのは当たり前、準備、自信を持つ事で
あがりを減少できることを理解できました。
あがりは人なら誰しもそうなるものです。
アナウンサー、お笑いの人であっても陰で練習を欠かさないから
本番につよい、アドリブができるのです。
アドリブはいきなりできるものではなく、飽きるほどの準備が
あってこそなのです。
この本を読むことで、あがるについてさらに知る事ができました。
■あがる=不安、恐怖心
■あがる=よいこと
■あがる=集中できる
■あがる=あがらない人よりコンプレックスがあり、
あがらない人より成長できる
■あがる=無意識→意識的にできる
■あがる=準備の必要性を感じることが出来る
■あがる=自分は成功できる、人前で素晴らしいスピーチができる
と自分を認め、笑顔で大きな声で、背筋を伸ばすことで
あがり度合いを減少できる
■あがる人=努力家で向上心があり、まじめで完璧主義
■あがる=HOW(どうしたらうまくいくか)を考える事ができる
■あがる=聴衆の目を見る、ゆっくり目に話すことで解消できる
■あがる=自分が思っているほど人に伝わっていない
どちらかというと一生懸命やっているように見える。
プレゼンテーションの語源はプレゼント
プレゼント=贈り物
プレゼント=今
ということは、
プレゼンテーションとは、今・この今の瞬間をプレゼント、
すなわち贈り物として聞き手の皆様に差し上げる場なのです。
とても得るものの多い本でした。
是非、人前で話すのが苦手と思い込んでいる方へお勧めいたします
類書と比べて、具体的、かつ、論理的で、納得した上で行動に移せました。
特に59ページに書いてあることは、私にとって最高のアドバイスだったと思います。
今は人前で話すことであがることはほとんどありません。
母音子音をはっきり発音するということや言葉の姿勢を正しくする、論理的に話すなど、これまでの話し方の本にはなかった視点で書かれている。
とても勉強になりました。