何のために見える化が必要かといえば、１．繰り返し確認することで我流に陥りがちな行動を修正するため、２．目指すべきもの、美しい原点を思い出し、心を躍動させるため、３．現状や経過を確認することで充足感・不足感を認識するため、といったところか。
その意味で、以下のような項目は参考になった。ただし、「９９のしかけ」というシリーズにとらわれすぎており、中盤以降は実質的な意味合いにおいてカブリが多くみられた。
・サービス×プロセス別ストア：作業プロセスと製品カテゴリをマトリクス化し、具体的な作業項目をその中に記載。担当者は各セルを色分けして示す。これによって４つの次元の情報を一枚で示すことが出来るので便利。
・業務フロー型業務分掌：プロセス間の作業伝達をIN／OUTで示す点がGood。つながりの場（会議など）も示している。表組の横軸をずらすことによってセル間の関係性を示すのは良い。バリューチェーン図にも展開できそう。
・活動体制表：名前と役割を示すのが良い。長期間のWSSにも活用できそう
・私のやる気のもと：自分宛の仕事方針の意味だが、自分の仕事の中身を他者に紹介する際にも活用できそう。「この仕事のイヤなところ」は良い。まずは不満を表出して、その上でどうやって仕事を回すのがコツなのかを考えさせるきっかけにもなる。
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