収録されている作品はどれも全く違う内容なのに、どれも高橋先生らしさを感じるのが不思議です。
ダークだったりシニカルなギャグがあったりと、最初から最後まで楽しめました。
高橋先生の作品を人にオススメする時はこの本を使おうと思います。
既に絶版なのがとても残念です。
追記:復刻されてますね。やったぜ。
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夜姫さま コミック – 2007/3/30
高橋 葉介
(著)
- 本の長さ159ページ
- 言語日本語
- 出版社ぶんか社
- 発売日2007/3/30
- ISBN-104821184060
- ISBN-13978-4821184064
登録情報
- 出版社 : ぶんか社 (2007/3/30)
- 発売日 : 2007/3/30
- 言語 : 日本語
- コミック : 159ページ
- ISBN-10 : 4821184060
- ISBN-13 : 978-4821184064
- Amazon 売れ筋ランキング: - 521,493位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2016年3月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2016年3月25日現在のkindle版(ファイルサイズ: 48827 KB/出版社: ぶんか社 (2014/3/1))には、
コミックス新装版用の描き下ろし特別作品「もののけ草紙」2作品が採録されていません。
(2007年4月10日発行のぶんか社版が底本)
それ目当ての方はご注意。
コミックス新装版用の描き下ろし特別作品「もののけ草紙」2作品が採録されていません。
(2007年4月10日発行のぶんか社版が底本)
それ目当ての方はご注意。
2011年12月29日に日本でレビュー済み
あまりにも物語の構成が素晴らしいのでひとつひとつに感想つけます。
鷹姫さま
サイレントです。自分を銃で撃ち落とした男に、人型で復讐をしかけた鷹の女性ですが、
手当てされたことで恋に至る。
展開が早いので行きずりの恋という感じでしたが、これはストレートでよい作品です。
泥姫さま
この本の中で一番理不尽です。感情の冷め切った少年が何故ここまで理不尽な目に?!
あまりにも救いがないお話なのにあっけらかんと描ききってしまっていて、逆に恐怖ですね。
猫姫さま
珍しく主人公が邪悪ですね。しかしながら主人公も地味にしぶといので、
楽しく自業自得・因果応報の意味を学ぶことができます。
闇姫さま
痛いお話でした。何故高橋さんはこれを描こうと思われたのか・・
悲惨すぎて却って笑えましたよ。
大人になる前に命が尽きそうな少女のお話です。
夢姫さま
夢に呪われた少女のお話です。これもなかなか理不尽な目に遭ってます。
早く安らぎの夢が見られればいいと願います。
井戸姫さま
入れ替わる系のお話ですね。井戸そのものが呪われている感じです。
こういう、未来永劫続くようなお話は恐怖度としては高いですね。
夜姫さま
少し夢幻紳士迷宮篇を彷彿とさせますが、キャラクターはまったく違います。
こちらの少女は無邪気ながらの邪悪さがよく出ています。
生きている人間は本当に恐ろしいですね。
星姫さま
これは構想の段階で大変面白かったのではないでしょうか。こちらも楽しんで読めました。
よく星座の裏の意味を捉えていて説得力があるし、ブラックユーモアとして最高です。
沼姫さま
夢幻くん何やってんの、というお話でした。
高橋さんが「心霊写真をつなげて漫画が描けるか試した」とおっしゃっていたので、
ちょっと難しいのも必死に探しちゃいましたよ。
線のカスレのようなものもあるので、答え合わせをしたいです。
口裂け姫さま
このお話に漂う美しさはなんだろう。うまくまとまりすぎて、最後がこれでよかったです。
今後の彼の人生に幸あれと思います。
高橋さんの漫画は夢幻くんも特にそうですが、セリフが格調高くて素敵です。
うっとりしてしまうテンポですね。
私は山羊座でして色ボケビッチのように描かれていましたが、絵ヅラが美しかったので満足です(笑)
鷹姫さま
サイレントです。自分を銃で撃ち落とした男に、人型で復讐をしかけた鷹の女性ですが、
手当てされたことで恋に至る。
展開が早いので行きずりの恋という感じでしたが、これはストレートでよい作品です。
泥姫さま
この本の中で一番理不尽です。感情の冷め切った少年が何故ここまで理不尽な目に?!
あまりにも救いがないお話なのにあっけらかんと描ききってしまっていて、逆に恐怖ですね。
猫姫さま
珍しく主人公が邪悪ですね。しかしながら主人公も地味にしぶといので、
楽しく自業自得・因果応報の意味を学ぶことができます。
闇姫さま
痛いお話でした。何故高橋さんはこれを描こうと思われたのか・・
悲惨すぎて却って笑えましたよ。
大人になる前に命が尽きそうな少女のお話です。
夢姫さま
夢に呪われた少女のお話です。これもなかなか理不尽な目に遭ってます。
早く安らぎの夢が見られればいいと願います。
井戸姫さま
入れ替わる系のお話ですね。井戸そのものが呪われている感じです。
こういう、未来永劫続くようなお話は恐怖度としては高いですね。
夜姫さま
少し夢幻紳士迷宮篇を彷彿とさせますが、キャラクターはまったく違います。
こちらの少女は無邪気ながらの邪悪さがよく出ています。
生きている人間は本当に恐ろしいですね。
星姫さま
これは構想の段階で大変面白かったのではないでしょうか。こちらも楽しんで読めました。
よく星座の裏の意味を捉えていて説得力があるし、ブラックユーモアとして最高です。
沼姫さま
夢幻くん何やってんの、というお話でした。
高橋さんが「心霊写真をつなげて漫画が描けるか試した」とおっしゃっていたので、
ちょっと難しいのも必死に探しちゃいましたよ。
線のカスレのようなものもあるので、答え合わせをしたいです。
口裂け姫さま
このお話に漂う美しさはなんだろう。うまくまとまりすぎて、最後がこれでよかったです。
今後の彼の人生に幸あれと思います。
高橋さんの漫画は夢幻くんも特にそうですが、セリフが格調高くて素敵です。
うっとりしてしまうテンポですね。
私は山羊座でして色ボケビッチのように描かれていましたが、絵ヅラが美しかったので満足です(笑)
2007年6月2日に日本でレビュー済み
高橋葉介版『ダーク絵本』。
この一言に尽きます。
内容は同時期に連載していた夢幻紳士に較べると
若干洒落っ気が乏しいカンジが正直しますが、
高橋センセイお得意のヴァラエティに富んだ
幻想譚集(今回は怪奇譚ではない)になっています。
個人的なベストは、
『猫姫さま』です。
夢幻紳士でも見られた、コンストラストの強いペンでの描写、
ここに極まれりのような絵で、紙芝居チックな上下2段の作画は、
マンガというより完成度の高いイラストです。
中盤以降、パステル&水彩?っぽい描写がはいって
それこそ絵本ぽくなるのですが、
個人的にずっとペンタッチがよかったなぁ。
あと、『星姫さま』も好きです。
こういう皮肉たっぷりの話は往年のファンとしては
懐かしい感じがして。
後は… 夢幻さんがゲストで出ますし、
夜姫さまは逆に夢幻紳士に出てます。
一読してみてください☆
この一言に尽きます。
内容は同時期に連載していた夢幻紳士に較べると
若干洒落っ気が乏しいカンジが正直しますが、
高橋センセイお得意のヴァラエティに富んだ
幻想譚集(今回は怪奇譚ではない)になっています。
個人的なベストは、
『猫姫さま』です。
夢幻紳士でも見られた、コンストラストの強いペンでの描写、
ここに極まれりのような絵で、紙芝居チックな上下2段の作画は、
マンガというより完成度の高いイラストです。
中盤以降、パステル&水彩?っぽい描写がはいって
それこそ絵本ぽくなるのですが、
個人的にずっとペンタッチがよかったなぁ。
あと、『星姫さま』も好きです。
こういう皮肉たっぷりの話は往年のファンとしては
懐かしい感じがして。
後は… 夢幻さんがゲストで出ますし、
夜姫さまは逆に夢幻紳士に出てます。
一読してみてください☆
2010年10月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これは完成度高い単行本ですね。CDで言えば捨て曲無し状態。全話よく練られてる。絶版になってるのが勿体ない。最新の「もののけ草紙」より気に入ってしまいました。自分のお気に入りは「闇姫さま」と「井戸姫さま」です。私は中古を買うしかなかったんですが、重版したほうが良いと思います。
2016年7月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
氏の幽玄な作風が覗える短編集。様々な「姫」を題材にした作品を纏めた一冊。氏の美麗なイラストを楽しむアートブックとしての価値も高い。
2009年1月31日に日本でレビュー済み
現実と夢の狭間に生きる姫さまたちのオムニバス。
高橋葉介さんの描くキャラクターはなんというかタッチのおかげでふっくらしています。とりわけ女性キャラクターは丸みを帯びて肉感的で、個人的にそういった感じが大好きで、加えて怪談や絵本の要素が入ってるので人間女性でないこともしばしば。
それもツボ過ぎて、猫姫さまなんか可愛くて可愛くて、どうしようもなくなって持ってた本を投げ飛ばしました。
よくわかりませんが、私は本を読んでてすごく可愛いものに出会うと本を投げ飛ばしてしまうのです。マシュマロ通信のクラウドとか放浪息子とか。
以前ユリイカを読んでて、「萌えとは異形への愛である」という定義があって、この本は私にとってまさにそれでした。今までも高橋作品では可愛いキャラは多かったのですが、ここまで心を揺らされた異形の萌えキャラたちが揃っているのはこの本くらいですね。
趣味が分かれるとは思いますが、私は★五つ。
高橋葉介さんの描くキャラクターはなんというかタッチのおかげでふっくらしています。とりわけ女性キャラクターは丸みを帯びて肉感的で、個人的にそういった感じが大好きで、加えて怪談や絵本の要素が入ってるので人間女性でないこともしばしば。
それもツボ過ぎて、猫姫さまなんか可愛くて可愛くて、どうしようもなくなって持ってた本を投げ飛ばしました。
よくわかりませんが、私は本を読んでてすごく可愛いものに出会うと本を投げ飛ばしてしまうのです。マシュマロ通信のクラウドとか放浪息子とか。
以前ユリイカを読んでて、「萌えとは異形への愛である」という定義があって、この本は私にとってまさにそれでした。今までも高橋作品では可愛いキャラは多かったのですが、ここまで心を揺らされた異形の萌えキャラたちが揃っているのはこの本くらいですね。
趣味が分かれるとは思いますが、私は★五つ。
2008年11月7日に日本でレビュー済み
パステル?水彩?画面が見辛い。話の練り方も粗雑ですが、これの作品「泥姫さま」個人的には良かった。