以前、日経コンピューターを購読していた兼ね合いもあり、
興味本位で買った本ですが、この体質は現在でも継続してあるように思えます。
また、人間関係等で苦労し、デリケートで大変な仕事なのもわかりました。
ブランド志向など私がIT業界の転職を試みて感じた事ですし、
学歴、職歴の良い方は比較的楽な条件下で仕事を頂いてます。
最近はHTMLも教えますという求人を見かけますし、ExcelとWordが扱える方という募集も有りますが私が応募しても弾かれます。
この本の広告が紹介されていた頃も、やはり同程度のスキルでも扱いが違いました。
職歴、学歴が良いと作品提出も免除されていました。
現在、スキルアップして再挑戦しても同じでした。
上流過程の難しい仕事をしているわけではないからでしょうか?
逆選択もあるかもしれませんし、入社してる方はスキルアップする必要性がなさそうです。
私が日頃感じていたことも「うまみ」として業界がしていることも書かれていて納得しました。
どこの業界にもある事とは思いますが大変勉強になりました。
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IT失敗学の研究 単行本 – 2006/2/18
不条理なコンピュータ研究会
(著),
日経コンピュータ
(編集)
情報システムを構築するプロジェクトは至るところで失敗が起こっており、同じようなことが繰り返されています。特に、ユーザー企業の経営者、情報システム部員、ベンダーのSEや経営者など、プロジェクトに関わる人々のエゴやメンツで企画や開発が進み、失敗しているケースが少なくありません。本書では、そうした「不条理」な事例を集め、事実を明らかにしました。その上で、「どこが問題だったのか」、「本来どうすべきであったか」をまとめています。さらに、各事例から問題の本質を抽出・分析し、解決の方向性を示しました。プロジェクトの失敗を繰り返さないために、CIO(最高情報責任者)からプロジェクト・マネジャ、システム・エンジニアまで知っておくべき必読の1冊です。
- 本の長さ223ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BP
- 発売日2006/2/18
- ISBN-104822207994
- ISBN-13978-4822207991
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商品の説明
出版社からのコメント
計画は完全なのに・・・
なぜITプロジェクトは必ず混乱し、そして破綻するのか?その根幹にある「不条理」に赤裸々に迫ります!
なぜITプロジェクトは必ず混乱し、そして破綻するのか?その根幹にある「不条理」に赤裸々に迫ります!
著者について
著者紹介:不条理なコンピュータ研究会
日本システムアナリスト協会の不条理なコンピュータ研究会。同協会は、情報処理技術者試験であるシステムアナリスト試験の合格者を中心とする団体で、コンサルタントやシステムエンジニアが集まっている。同研究会は協会の有志で設立した。
日本システムアナリスト協会の不条理なコンピュータ研究会。同協会は、情報処理技術者試験であるシステムアナリスト試験の合格者を中心とする団体で、コンサルタントやシステムエンジニアが集まっている。同研究会は協会の有志で設立した。
登録情報
- 出版社 : 日経BP (2006/2/18)
- 発売日 : 2006/2/18
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 223ページ
- ISBN-10 : 4822207994
- ISBN-13 : 978-4822207991
- Amazon 売れ筋ランキング: - 848,348位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 50,106位投資・金融・会社経営 (本)
- - 78,827位ビジネス・経済 (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年5月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
失敗学の個々の事例をありのままに書いて欲しかった。
コンピュータ・システムは人間が作成するもでなので、失敗に至る要因と防止策に本の内容に重点を置いて欲しかった。
コンピュータ・システムは人間が作成するもでなので、失敗に至る要因と防止策に本の内容に重点を置いて欲しかった。
2006年2月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本はITがテーマの本ではない。本文にも出てくる企業経営者の経営無知が本当のテーマである。こうした経営無知がまかり通っている企業がはたしてこれから生き残っていけるのであろうか。サラリーマンとして考えさせられる一冊である。
2006年12月27日に日本でレビュー済み
システム構築の世界は難しい。何故か金がかかる。何故かシステムが使えない。何故か故障する。その原因を探ったのがこの本だが、事例だけ読むと、あらゆるプレーヤーに失敗の原因があるじゃないか。やっぱりシステム構築は難しい、できれば避けたいものなのか、システム屋さんに押し付ければいいのか。
そうもいかない。現代において、情報戦略は経営戦略そのものだととも書いている。本書はその解決策を風通しのよい組織作りに求めている。自分としては、自分でコントロールできないこと、分からないことには手を出さないことだと思うがどうだろうか。
ちなみに、経済学のいくつかのキーワード(例えば、情報の非対称性、逆選択、限定合理性など)を使っているが、これは難しくない。難しいのは、固有名詞をA社とかB部長とかアルファベットで書いているところ。読んでいるうちに、誰か誰なのか分からなくなってくる。
また、多くの失敗事例を行政機関にとっている。これは、行政機関なら失敗して当然という読者の偏見をベースにしているので、公正な選択ではないだろう。
そうもいかない。現代において、情報戦略は経営戦略そのものだととも書いている。本書はその解決策を風通しのよい組織作りに求めている。自分としては、自分でコントロールできないこと、分からないことには手を出さないことだと思うがどうだろうか。
ちなみに、経済学のいくつかのキーワード(例えば、情報の非対称性、逆選択、限定合理性など)を使っているが、これは難しくない。難しいのは、固有名詞をA社とかB部長とかアルファベットで書いているところ。読んでいるうちに、誰か誰なのか分からなくなってくる。
また、多くの失敗事例を行政機関にとっている。これは、行政機関なら失敗して当然という読者の偏見をベースにしているので、公正な選択ではないだろう。
2006年2月20日に日本でレビュー済み
自分が関わっているシステムで、なぜ満足のいくシステムを構築できることが少ないのか、疑問を感じている。
この本を読んでいると、同じ悩みを抱える人がIT関係者に多くいることを知って一安心する。
しかし、これだけ「動いているコンピュータ」で悩んでいる人が多いのに、業界全体の改善がされないのはどうしてだろうか。
やはり、ユーザが勉強不足なのだろうか。それとも、ベンダはユーザに十分満足されると過剰品質になってしまうのだろうか。
この本を読んでいると、同じ悩みを抱える人がIT関係者に多くいることを知って一安心する。
しかし、これだけ「動いているコンピュータ」で悩んでいる人が多いのに、業界全体の改善がされないのはどうしてだろうか。
やはり、ユーザが勉強不足なのだろうか。それとも、ベンダはユーザに十分満足されると過剰品質になってしまうのだろうか。
2006年5月4日に日本でレビュー済み
日経コンピュータで2005年1月まで連載された「不条理なコンピュータ」を本にしたもの.日経コンピュータの「動かないコンピューター」が,プロジェクト・マネジメント・スキルに起因する失敗事例の追及だとすれば,本書はプロジェクトマネジメント以前の問題で,プロマネからすればいくら頑張っても動くはずのない(=不条理)システムの事例紹介である.
単なる不条理事例紹介だけではなく,事例群から一般化した教訓をなんとか導こうという姿勢には共感が持てる.もちろん,この手の失敗分析で「物理の方程式」のような教訓は望むべきもない.ただ,最終章(寄稿3)の「エージェンシー理論」によるシステム開発におけるステークホルダーの分析(不条理がおきる過程の合理性)のアプローチは興味深い.今後も,日経コンピュータで踏み込んだ分析にチャレンジしてもらいたい.
現実には,すべてのプロジェクトは大なり小なり不条理な側面を持っている.そんなプロジェクトのメンバーになってしまった場合,普通はサラリーマン的に「会社はこんなもんだ/しかたない」と割り切っているような気がする.本書を参考にして不条理な構造を「見える化」し有志で共有化しておくと,不条理の克服の「チャンスの前髪」を逃さないかもしれない.
単なる不条理事例紹介だけではなく,事例群から一般化した教訓をなんとか導こうという姿勢には共感が持てる.もちろん,この手の失敗分析で「物理の方程式」のような教訓は望むべきもない.ただ,最終章(寄稿3)の「エージェンシー理論」によるシステム開発におけるステークホルダーの分析(不条理がおきる過程の合理性)のアプローチは興味深い.今後も,日経コンピュータで踏み込んだ分析にチャレンジしてもらいたい.
現実には,すべてのプロジェクトは大なり小なり不条理な側面を持っている.そんなプロジェクトのメンバーになってしまった場合,普通はサラリーマン的に「会社はこんなもんだ/しかたない」と割り切っているような気がする.本書を参考にして不条理な構造を「見える化」し有志で共有化しておくと,不条理の克服の「チャンスの前髪」を逃さないかもしれない.