SIという業種を的確に捉えていると思う。
SIに対する姿勢、アプローチ、俯瞰的な視点など、
重要な考え方が織り込まれていて
非常に大事なキーワードが織り込まれていると思う。
が、それだけだった。
ユースケースに対する表現はNTTデータの宣伝としか感じられず、
それが延々と続くので途中でお腹いっぱい。
話半分で斜め読みで十分だと思う。
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SI力! -IT社会を切り拓くプロフェッショナルたち 単行本 – 2008/3/13
情報システムは、ガス・水道・電気と並ぶ社会生活の重要なインフラであり、一般企業にとっても事業の命運を左右する生命線ともいえる存在である。そして、このシステムを構築・運用する役割を担うのがシステムインテグレータと呼ばれるIT企業である。
しかし、このように社会の中で重要な役割を果たしていながら、構築するものが目に見えない情報システムという性格上、システムインテグレータの具体的な活動はあまり表面化してこなかった。
優れた情報システムを構築する現場は、ハードを選び、ソフトを開発する技術力だけでなく、メンバーのモチベーションを高める、トラブルを防ぐ、品質を高める、顧客のニーズをくみ取るなど、プロジェクトを成功させる力がつまっている。
このような、表面には出てこない、いわば「SI力」こそが、情報システムの開発を成功させる原動力となる。
では、具体的に「SI力」とはどういうものなのか。本書では、NTTデータでシステム開発を担当する第一線のプロジェクトマネジャーや技術者たちを取材し、彼らの力である「SI力」を明らかにしていく。彼らが日々のプロジェクトの中で、何を考え、どんな行動を取っているのか。そこには単なる技術力だけではない力、「継続力」「チーム力」「突破力」などをまとめ合わせた、いわば人間力とも呼べる力が存在していた。
今まで、その企業の社内では共有されることはあっても、他のシステムインテグレータや顧客企業やシステムの利用者に語られることがなかった「SI力」。これだけ、情報システムの重要性が高まっている今、「SI力」の秘密を知ることは、同業のシステムインテグレータはもちろん、企業のCIO(最高情報責任者)や、IT部門担当者など、システム開発のプロジェクトに関係する多くの人々の日々の活動に非常に有効である。
しかし、このように社会の中で重要な役割を果たしていながら、構築するものが目に見えない情報システムという性格上、システムインテグレータの具体的な活動はあまり表面化してこなかった。
優れた情報システムを構築する現場は、ハードを選び、ソフトを開発する技術力だけでなく、メンバーのモチベーションを高める、トラブルを防ぐ、品質を高める、顧客のニーズをくみ取るなど、プロジェクトを成功させる力がつまっている。
このような、表面には出てこない、いわば「SI力」こそが、情報システムの開発を成功させる原動力となる。
では、具体的に「SI力」とはどういうものなのか。本書では、NTTデータでシステム開発を担当する第一線のプロジェクトマネジャーや技術者たちを取材し、彼らの力である「SI力」を明らかにしていく。彼らが日々のプロジェクトの中で、何を考え、どんな行動を取っているのか。そこには単なる技術力だけではない力、「継続力」「チーム力」「突破力」などをまとめ合わせた、いわば人間力とも呼べる力が存在していた。
今まで、その企業の社内では共有されることはあっても、他のシステムインテグレータや顧客企業やシステムの利用者に語られることがなかった「SI力」。これだけ、情報システムの重要性が高まっている今、「SI力」の秘密を知ることは、同業のシステムインテグレータはもちろん、企業のCIO(最高情報責任者)や、IT部門担当者など、システム開発のプロジェクトに関係する多くの人々の日々の活動に非常に有効である。
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BP
- 発売日2008/3/13
- ISBN-10482221575X
- ISBN-13978-4822215750
商品の説明
著者について
小林 秀雄(こばやし ひでお)
早稲田大学第一文学部卒。雑誌「月刊コンピュートピア」編集長を経て、現在フリー。企業と情報技術、企業・地域の変革を主要テーマに取材・執筆。主な著書に「図解よくわかるエクストラネット」(日刊工業新聞社)、「IT経営の時代とSEイノベーション」(コンピュータ・エージ社)、「SEのための顧客提案術」「挑戦し続ける野村総合研究所」(日経BP社)など
伊澤 偉行(いざわ ひでゆき)
早稲田大学法学部卒。月刊「ニューメディア」の編集長などを経て、現在は「cbaニュース」編集・発行人。主な著書は「デジタル多チャンネル時代の衛星・ケーブルビジネス」(日本能率協会)、「ビジネスマンのためのマルチメディア最新情報ハンドブック」(PHP研究所)、「ケータイビジネス2001」(ソフトバンクパブリッシング)など。2001年4月より岡山理科大学大学院非常勤講師。
早稲田大学第一文学部卒。雑誌「月刊コンピュートピア」編集長を経て、現在フリー。企業と情報技術、企業・地域の変革を主要テーマに取材・執筆。主な著書に「図解よくわかるエクストラネット」(日刊工業新聞社)、「IT経営の時代とSEイノベーション」(コンピュータ・エージ社)、「SEのための顧客提案術」「挑戦し続ける野村総合研究所」(日経BP社)など
伊澤 偉行(いざわ ひでゆき)
早稲田大学法学部卒。月刊「ニューメディア」の編集長などを経て、現在は「cbaニュース」編集・発行人。主な著書は「デジタル多チャンネル時代の衛星・ケーブルビジネス」(日本能率協会)、「ビジネスマンのためのマルチメディア最新情報ハンドブック」(PHP研究所)、「ケータイビジネス2001」(ソフトバンクパブリッシング)など。2001年4月より岡山理科大学大学院非常勤講師。
登録情報
- 出版社 : 日経BP (2008/3/13)
- 発売日 : 2008/3/13
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 272ページ
- ISBN-10 : 482221575X
- ISBN-13 : 978-4822215750
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,882,508位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 895位情報社会
- カスタマーレビュー:
著者について
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早稲田大学第一文学部卒。雑誌「月刊コンピュートピア」編集長を経て、現在フリー。企業と情報技術、企業・地域の変革を主要テーマに取材・執筆(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『SI力! -IT社会を切り拓くプロフェッショナルたち』(ISBN-10:482221575X)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年9月26日に日本でレビュー済み
NTTデータの成功物語を当事者からヒアリングし、その中から
システムインテグレーションにおける「力の源泉」を見つけようとした本
構築するのは超大規模で複雑難解なシステムですが
NTTデータには、電電公社の資産を使える環境や優秀な社員たちがいます
本当に羨ましい限りです..
残念なことに、当事者からのヒアリング内容は、
タキシードを身にまとった「よそゆき」のコメントばかりでしたし、
抽出し分類した「力」は、ただ羅列しただけにすぎないよう感じました..
もともと、NTTデータのような特別な環境における事例を
分析し、汎用的な「力の源泉」は見つけようとしたことに
そもそも無理があったのではないでしょうか..
唯一の収穫だったのは、NTTデータの「力の源泉」が
「社員教育の手厚さ」であることをあらためて認識したことです
やはり、大企業は違うなぁ、羨ましいなぁと、あらためて思いました..
2007年度時点で、3000人ほどの社員がPMPを取得している(P74)
5分野の「知識標準」とする図書を100冊ずつ購入・配布し、試験を行う(P113)
システムインテグレーションにおける「力の源泉」を見つけようとした本
構築するのは超大規模で複雑難解なシステムですが
NTTデータには、電電公社の資産を使える環境や優秀な社員たちがいます
本当に羨ましい限りです..
残念なことに、当事者からのヒアリング内容は、
タキシードを身にまとった「よそゆき」のコメントばかりでしたし、
抽出し分類した「力」は、ただ羅列しただけにすぎないよう感じました..
もともと、NTTデータのような特別な環境における事例を
分析し、汎用的な「力の源泉」は見つけようとしたことに
そもそも無理があったのではないでしょうか..
唯一の収穫だったのは、NTTデータの「力の源泉」が
「社員教育の手厚さ」であることをあらためて認識したことです
やはり、大企業は違うなぁ、羨ましいなぁと、あらためて思いました..
2007年度時点で、3000人ほどの社員がPMPを取得している(P74)
5分野の「知識標準」とする図書を100冊ずつ購入・配布し、試験を行う(P113)
2008年4月25日に日本でレビュー済み
パスカルノグチ
現在において、情報システムはIT社会を支えるもっとも重要な社会インフラである。その情報システムを開発・構築しているのがシステムインテグレ−タと呼ばれる企業集団である。SIといっても、世間一般にはそれがどのような企業なのか、その実像は意外に知られていない。本書は、日本を代表するSI企業のNTTデ−タ取り上げるなかで、SIがいったいどのような組織と能力を持った企業集団で、IT社会が求める役割や要求にどのような応え、どんな仕事をしているのか。豊富なプロジェクト事例とそこで働くさまざまな人物を紹介しながら、分かりやすくまとた好書である。SIとは、一言でいえば、情報システムの開発・運営を通じて、IT社会が求めるさまざまな問題や課題を解決する「課題解決のプロフェッショナル集団」だと思っている。SIが持っている課題解決のプロフェッショナル能力を本書は「SI力」というわかりやすい言葉で表現している。
SI力というと、どうしても最先端の技術力が注目される。しかし、本書のすぐれた点は、真の「SI力」は技術力よりも、それを使いこなす「組織力と人間力(人材力)」にこそ秘密あることを、NTTデ−タのさまざまなプロジェクト事例を通じて明確にしたことである。いかに最先端の技術力があっても、それを企業や社会が求める問題・課題解決に生かすことができなければ意味がない。それを生かせるかどうかはひとえに、SI企業の持つ組織力と人間力にかかっている。SI企業の底力とは、IT社会が求める問題・課題解決に向けて、持てる力を集中して発揮できるか、まさに「技術力×組織力×人間力(人材力)」にある。それらの三位一体の力こそ、「SI力」であることを本書は解き明かしている。
現在において、情報システムはIT社会を支えるもっとも重要な社会インフラである。その情報システムを開発・構築しているのがシステムインテグレ−タと呼ばれる企業集団である。SIといっても、世間一般にはそれがどのような企業なのか、その実像は意外に知られていない。本書は、日本を代表するSI企業のNTTデ−タ取り上げるなかで、SIがいったいどのような組織と能力を持った企業集団で、IT社会が求める役割や要求にどのような応え、どんな仕事をしているのか。豊富なプロジェクト事例とそこで働くさまざまな人物を紹介しながら、分かりやすくまとた好書である。SIとは、一言でいえば、情報システムの開発・運営を通じて、IT社会が求めるさまざまな問題や課題を解決する「課題解決のプロフェッショナル集団」だと思っている。SIが持っている課題解決のプロフェッショナル能力を本書は「SI力」というわかりやすい言葉で表現している。
SI力というと、どうしても最先端の技術力が注目される。しかし、本書のすぐれた点は、真の「SI力」は技術力よりも、それを使いこなす「組織力と人間力(人材力)」にこそ秘密あることを、NTTデ−タのさまざまなプロジェクト事例を通じて明確にしたことである。いかに最先端の技術力があっても、それを企業や社会が求める問題・課題解決に生かすことができなければ意味がない。それを生かせるかどうかはひとえに、SI企業の持つ組織力と人間力にかかっている。SI企業の底力とは、IT社会が求める問題・課題解決に向けて、持てる力を集中して発揮できるか、まさに「技術力×組織力×人間力(人材力)」にある。それらの三位一体の力こそ、「SI力」であることを本書は解き明かしている。
2008年5月11日に日本でレビュー済み
紹介されている、SIで必要とされる能力に異論はありません。
しかし、取り上げられているものが大規模プロジェクトばかりだったのが気になります。
SI力は大規模プロジェクト開発能力なのでしょうか?
私は決してそうではないと思います。
大規模プロジェクトをリスク管理をしながら進めた事例はとても素晴らしいのですが、これだけ大規模ばかりになると自慢話にもとれてしまいます。おそらく編集のほうの問題でしょう。その点が非常に残念です。
しかし、取り上げられているものが大規模プロジェクトばかりだったのが気になります。
SI力は大規模プロジェクト開発能力なのでしょうか?
私は決してそうではないと思います。
大規模プロジェクトをリスク管理をしながら進めた事例はとても素晴らしいのですが、これだけ大規模ばかりになると自慢話にもとれてしまいます。おそらく編集のほうの問題でしょう。その点が非常に残念です。