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バランス・スコアカード徹底活用 (日経BPムック) 雑誌 – 2005/4/19
日経情報ストラテジー
(編集)
本書は、入門者や実践者が、本当に知りたいポイントばかりを載せた「実践マニュアル」、実際に成果を出すための必携書です。
バランス・スコアカード(BSC)は、会社はもちろん、病院や自治体など、組織と呼ばれるものならどんな分野にも適用できる経営(組織)管理手法です。米国生まれのBSCは1990年代半ばに日本に紹介されました。既に数年たちますが、組織に活力を与える手法としての評価がようやく浸透し、最近になって導入企業(組織)が急速に増えています。
とはいえ、「難しいのでは」という入門者の声がまだあるのも確かです。また、実際に導入・構築しようとしても、数々の難問にぶち当たり、くじけそうになる実践者もいるでしょう。
BSC関連の書籍は数多くありますが、理論の説明に終始するものなど、BSCを導入して成果を出したいという読者にとっては、必ずしも満足感を得られるものばかりではありませんでした。本書は、入門者や実践者のかゆいところに手が届く、必ず役立つ内容を一冊にまとめました。
まず、導入の効果が大きいことを、リコーの桜井正光社長に語っていただきました。そのうえで、BSCの策定編では、理解しやすいように、手を動かし考えながら学べる図解演習形式(7つのステップ)にしました。また、BSCを導入・運用する際に出てくる問題を、導入企業の実務リーダーが51のQ&Aでスッキリ解決してくれます。自らの実体験が問題や回答のベースになっているため、極めて現実的です。さらに、BSC先達企業(組織)の10の導入事例から、BSC導入を成功させるためのポイントをつかめるように工夫しました。どれもが、いつかきっと役立つときが来るものばかりです。
本書を手許に置いてBSCに取り組めば、皆さんの組織に元気がみなぎり、効果が表れると確信しています。
バランス・スコアカード(BSC)は、会社はもちろん、病院や自治体など、組織と呼ばれるものならどんな分野にも適用できる経営(組織)管理手法です。米国生まれのBSCは1990年代半ばに日本に紹介されました。既に数年たちますが、組織に活力を与える手法としての評価がようやく浸透し、最近になって導入企業(組織)が急速に増えています。
とはいえ、「難しいのでは」という入門者の声がまだあるのも確かです。また、実際に導入・構築しようとしても、数々の難問にぶち当たり、くじけそうになる実践者もいるでしょう。
BSC関連の書籍は数多くありますが、理論の説明に終始するものなど、BSCを導入して成果を出したいという読者にとっては、必ずしも満足感を得られるものばかりではありませんでした。本書は、入門者や実践者のかゆいところに手が届く、必ず役立つ内容を一冊にまとめました。
まず、導入の効果が大きいことを、リコーの桜井正光社長に語っていただきました。そのうえで、BSCの策定編では、理解しやすいように、手を動かし考えながら学べる図解演習形式(7つのステップ)にしました。また、BSCを導入・運用する際に出てくる問題を、導入企業の実務リーダーが51のQ&Aでスッキリ解決してくれます。自らの実体験が問題や回答のベースになっているため、極めて現実的です。さらに、BSC先達企業(組織)の10の導入事例から、BSC導入を成功させるためのポイントをつかめるように工夫しました。どれもが、いつかきっと役立つときが来るものばかりです。
本書を手許に置いてBSCに取り組めば、皆さんの組織に元気がみなぎり、効果が表れると確信しています。
商品の説明
メディア掲載レビューほか
バランス・スコアカード徹底活用
バランス・スコアカード(BSC)の解説書。単なる概念の紹介や理論にとどまらず、導入に向けた実践的な知識をまとめていることが特徴だ。BSCで具体的な成果を出している最新事例の紹介を通じて、導入のポイントを解説する。リコー、パイオニア、日立製作所、東京ガス、東京都千代田区役所など10の企業・組織が登場する。BSCの導入後に起こりやすい問題とその解決策も、Q&A方式で説明している。
バランス・スコアカード(BSC)の解説書。単なる概念の紹介や理論にとどまらず、導入に向けた実践的な知識をまとめていることが特徴だ。BSCで具体的な成果を出している最新事例の紹介を通じて、導入のポイントを解説する。リコー、パイオニア、日立製作所、東京ガス、東京都千代田区役所など10の企業・組織が登場する。BSCの導入後に起こりやすい問題とその解決策も、Q&A方式で説明している。
(日経コンピュータ 2005/05/30 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
-- 日経BP企画
出版社からのコメント
バランス・スコアカード(BSC)に関する本は何十冊と出ているため、この本では「理論を勉強できるだけではなく、実務で本当に役に立つ」ことに徹底してこだわりました。実際に企業でバランス・スコアカード導入に携わったリーダーたちが実体験を基に執筆した51のQ&A集と、日経BP社の専門記者が第三者の立場から取材した約40ページもの経営革新事例は、類書にない特徴だと思います。(日経情報ストラテジー編集部)
抜粋
「トップが何を考えているのか分からない」
「トップは『マルチにビジネスを展開』だとか『ソリューション提供を目指す』だとか、やたらと横文字ばかり使う」
「『前年比110%を死守しろ』などと、トップは数字のことばかり言う」
どこの企業の社員にもよくある不満です(図1)。企業に限らず、役所や病院、学校、NPO(非営利組織)などすべての組織に当てはまることでしょう。
一方でトップの側も同様に、
「組織をこうしたいと思っているのに、現場はいっこうに動いてくれない」
「なぜいつも、予算が達成されないのか」
といった不満を抱いています。
これは組織全体に限った話ではありません。部や課の単位でも、3~4人なら問題はなくても、10人、20人となると、必ず上司と部下の間に意識の差が生まれてしまいます。
人が集まった組織で意識をそろえるには、人と人の間の「コミュニケーション」を徹底するしかありません。コミュニケーションといっても、トップが「前年比110%を死守せよ」と号令するだけでは不十分です。現場は、110%という数字がどこから来ているのか、どういう手段で110%を達成すればいいのか、さっぱり分からないからです。分からないのに命令だけされるのでは、「やらされ感」が募るばかりです。
バランス・スコアカード(BSC)は、この問題に対する大きな解決策を提供してくれます。これは1992年に米国のロバート・キャプランとデビッド・ノートンの両氏が提唱した手法で、欧米企業を中心に広まりました。
日本でも、リコーやパイオニアといった大企業ばかりではなく、中小企業や、東京都の千代田区、三重県病院事業庁(三重県立病院)などの公的組織でも活用が広がっています。具体的な事例は「事例編」で紹介しています。
「やらされ感」をなくすためには、まず組織のビジョンを明確にし、これをだれもが分かる形で具体的な「戦略」に落とし込むことが必要です。そのためのトップと現場のコミュニケーション手段がBSCなのです。
「トップは『マルチにビジネスを展開』だとか『ソリューション提供を目指す』だとか、やたらと横文字ばかり使う」
「『前年比110%を死守しろ』などと、トップは数字のことばかり言う」
どこの企業の社員にもよくある不満です(図1)。企業に限らず、役所や病院、学校、NPO(非営利組織)などすべての組織に当てはまることでしょう。
一方でトップの側も同様に、
「組織をこうしたいと思っているのに、現場はいっこうに動いてくれない」
「なぜいつも、予算が達成されないのか」
といった不満を抱いています。
これは組織全体に限った話ではありません。部や課の単位でも、3~4人なら問題はなくても、10人、20人となると、必ず上司と部下の間に意識の差が生まれてしまいます。
人が集まった組織で意識をそろえるには、人と人の間の「コミュニケーション」を徹底するしかありません。コミュニケーションといっても、トップが「前年比110%を死守せよ」と号令するだけでは不十分です。現場は、110%という数字がどこから来ているのか、どういう手段で110%を達成すればいいのか、さっぱり分からないからです。分からないのに命令だけされるのでは、「やらされ感」が募るばかりです。
バランス・スコアカード(BSC)は、この問題に対する大きな解決策を提供してくれます。これは1992年に米国のロバート・キャプランとデビッド・ノートンの両氏が提唱した手法で、欧米企業を中心に広まりました。
日本でも、リコーやパイオニアといった大企業ばかりではなく、中小企業や、東京都の千代田区、三重県病院事業庁(三重県立病院)などの公的組織でも活用が広がっています。具体的な事例は「事例編」で紹介しています。
「やらされ感」をなくすためには、まず組織のビジョンを明確にし、これをだれもが分かる形で具体的な「戦略」に落とし込むことが必要です。そのためのトップと現場のコミュニケーション手段がBSCなのです。
著者について
小倉昇 [筑波大学大学院 ビジネス科学研究科 教授]
日本における「バランス・スコアカード」「戦略コミュニケーション」研究の第一人者。BSCフォーラム副会長。
日本における「バランス・スコアカード」「戦略コミュニケーション」研究の第一人者。BSCフォーラム副会長。
笹川忠志 [日立製作所 グループ戦略本部経営企画室 チーフITストラテジースタッフ]
日立製作所におけるバランス・スコアカードと知的資本経営(ICM)による改革の推進リーダー。
石山泰男 [UFJ総合研究所 コーポレート事業本部 チーフコンサルタント]
バランス・スコアカードを含めた経営戦略、中長期計画策定、組織変革などに関するコンサルティングに多数従事。
末吉進 [インクリメントP CS経営推進担当部長]
親会社のパイオニアにて経営品質、バランス・スコアカードの立案・導入推進に従事。現場展開のため現職に出向中。
林攝子 [グロービス・マネジメント・インスティテュート 専任講師]
リクルートなどを経て、経営戦略やバランス・スコアカードに関するコンサルティング、教育・研修に従事。
高橋義郎 [日本フィリップス 経営品質部部長]
日本フィリップスによるバランス・スコアカード、経営品質活動の推進リーダー。外部での講演も多数。日本大学大学院非常勤講師。
日経情報ストラテジー編集部
登録情報
- 出版社 : 日経BP (2005/4/19)
- 発売日 : 2005/4/19
- 言語 : 日本語
- 雑誌 : 207ページ
- ISBN-10 : 4822216640
- Amazon 売れ筋ランキング: - 3,476位オペレーションズ (本)
- - 56,233位投資・金融・会社経営 (本)
- - 264,382位雑誌 (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年3月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
多面的に導入時に遭遇するであろう事象に深堀して説明がなされており、良い本だと思います。
2006年5月9日に日本でレビュー済み
かなり難しい本でした。初心者には読み取れない専門用語が羅列されているので、読んでいてつまずいてしまいます。
事例は特殊なケースが結構あるので、業界知識がないと読めません。
それにしても基本説明が少なく、QAが非常に多い本です。少しバランスが取れていないと思います。
事例は特殊なケースが結構あるので、業界知識がないと読めません。
それにしても基本説明が少なく、QAが非常に多い本です。少しバランスが取れていないと思います。
2006年5月5日に日本でレビュー済み
かなり専門的すぎるQA集は理解しにくい内容でした。ケーススタディも製造業の専門家でないと理解できないのでは。難しい用語の解説が不足しています。事例は特殊なものが多いのでイメージしにくいのが惜しい。
2008年4月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
バランススコアカード関係の本は、吉川教授他の本を読みましたが実践的ではありませんでした。私はこの本を参考にサービス業のコンサルティングを行い、大きな成果を上げました。決して難しい内容・用語を使っていませんし、この内容が理解できないようでは、他の本を読んでも理解できないのではないでしょうか。
段階的かつ具体的にバランススコアカード構築の手順が分かりやすく書かれており、私にとって最高のバイブルとなりました。
この本だけでなく、具体的な事業計画に落とし込んでどのようにPDCAサイクルを回していくかについては書かれていませんので、ここを詳細に書かれた本が出版されることを期待します。
段階的かつ具体的にバランススコアカード構築の手順が分かりやすく書かれており、私にとって最高のバイブルとなりました。
この本だけでなく、具体的な事業計画に落とし込んでどのようにPDCAサイクルを回していくかについては書かれていませんので、ここを詳細に書かれた本が出版されることを期待します。