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UMLモデリングの本質 (日経ITプロフェッショナルBOOKS) 単行本 – 2004/4/8
なぜか。それはモデリングの知識や方法論が足りないからだ。モデルは,要求仕様の変更や事後の機能拡張に強くなければならない。さまざまな立場の人が,理解できるようわかりやすくなければならない。曖昧さや矛盾を含んでいてはならない。このようなモデリングをどうやったらできるのか。本書は「UMLでシステムをモデリングするときに,できるだけ本質的なモデルを追求する」ために必要な知識と知恵を解説する。
- 本の長さ255ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BP
- 発売日2004/4/8
- ISBN-104822221180
- ISBN-13978-4822221188
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
著者について
日本石油(現新日本石油)、北海道大学受託研究員などを経て、92年に(株)エクサ入社。現在、エンタープライズソリューション事業部SPBOMソリューション部長兼技術部担当部長。日本の製造業のしなやかさを支援するオブジェクト指向技術による生産管理システムのフレームワークの開発、販売に従事する一方、オブジェクト指向技術の教育およびコンサルテーションにも従事している。 技術士(情報工学部門)。慶應義塾大学講師(非常勤)。情報処理学会、日本心理学会、日本認知科学会、日本人間工学会、ACM各会員。情報処理学会情報教育委員会情報システム小委員会、同生涯教育委員会、同資格認定委員会。情報処理技術者試験問題作成委員。
著書に「実践ファンクションポイント法」(丸善刊)、Fowler「アナリシスパターン」、Fowler「里ファクタリング」、Stevens「オブジェクト指向とコンポーネントによるソフトウェア工学」、Marshall「企業情報システムの一般モデル」、Garmus&Herron「ファンクションポイントの計測と分析」(以上、ピアソンエデュケーション刊)、Eriksson&Penker「UMLによるビジネスモデリング」(ソフトバンク刊)など共訳、監訳書多数。
登録情報
- 出版社 : 日経BP (2004/4/8)
- 発売日 : 2004/4/8
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 255ページ
- ISBN-10 : 4822221180
- ISBN-13 : 978-4822221188
- Amazon 売れ筋ランキング: - 623,558位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 11,130位電気・通信 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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前者の方が圧倒的に人数としては多い。同様に、モデルを書くのに、モデルを沢山読んでから書いた方がいい人が圧倒的に多いはずである。
にもかかわらず、モデルを沢山読まずに書こうとする人がいるのは不思議だ。
自分が天才だと思い込んでいる人がプログラマで多いのだろうか。
私は天才ではないので、モデルを沢山読む。
この本もその一つ。
この本がどこまで役に立つのか正しく判断できませんが、本書内のさまざまな考察は
一読に値すると思います。
ただし、全体的に抽象性が高いので、それなりに経験を積まれた方向きの内容でしょう。
本書の中でのUMLはあくまで手段であって、企業内の活動を具象レベルから捕らえて
高い抽象性をもつ「モデル」へと昇華させる方法論の道具という位置づけです。
内容はいずれも一般論に留まるものでは無く、単なるソフトウェアの設計を超えて、
ビジネスモデルまで包括して考察を行なっている挑戦的な内容です。
内容的には若干詰め込みすぎの気もあったり、章立ても少し違和感があったりもしますが、
それをはるかに上回る示唆を与えてくれる書籍です。
現在、私はちょっと気まぐれで、ある社会の情報を記号化できないかと検討しているのですが、
非常に勇気付けられる内容でした。
このような有益な書籍を書いて下さった著者に感謝します。
日本人の書いたUMLの本で、初めていい本だと思えた本。
考えて理解する部分が多いので、読み終わるとなんとなく頭が良くなった気がする。
UMLを学び始めて、「次にもう一冊」という段階で入手するといい本だと思います。
ちょうど、C++を習得する人に「次にもう一冊」買う本として「Effective C++」を薦めるような、そういったポジションにある本と思っていただいても構いません。
ただ著者自身も巻末に「まだまだ研鑚していきたい」と書いている通り、モデリングは奥が深いです。
私自身、胸を張ってこの本をおすすめ出来るほどのモデリング力を持ち合わせている訳ではないので、他のレビュアーさんのご意見もどうぞ、という意図で星4つに留めさせていただきます。
著者は「はじめに」で、この本で伝えたいことは「モデラーの心」であり、良いモデルは美しい、モデリングを進めていると喜びを感じる瞬間が来るとも書いているが、実践部分の「揺さぶり」の過程を読むと、少なからず知的好奇心を刺激されるのではないかと思う。また、私のように、概念モデル=曖昧なモデルというイメージを持っていた人にとっても、目から鱗が落ちる思いがするのではないだろうか。
気の早い話だが、是非、実践編をメインにした続編を期待したい。
前半で、DOAについて「正規化をくずすからダメ」と書かれているのにかかわらずリファクタリングを奨めたり、ビジネスモデリングの最新手法を2つ紹介しながら「どちらの手法も発展途上の段階にある」と批判しているのに後半でビジネスのモデルを示している。モデリングでは実装の事を考えないと書きながら最後に「実は無意識のうちに実装を考えている」という具合です。
「筆者も・・・まだまだ研鑚していきたい」そうですから筆者にも出口は見えてないようです。この方法論の延長線上に出口はないのかも知れないと感じさせてくれた本です。
つまっている良書だと思います。 ただ、UMLについての
解説として読むには多少難しいと思いますが、UML入門書
をクリアしたら是非読んでおいてもらいたい知識が豊富に
詰まっています。