題名はITエンジニア向けの仕事術のようだが、内容はITエンジニアだけでなく、ビジネスマン全般のコミュニケーション能力向上について書かれており、ITエンジニアではない私にもよく理解できる。
ITエンジニア向けということで、事例等はシステム開発の要件定義や開発フェーズを中心に取り上げられているが、中身は、いかに自分の考えを相手に伝え、自分の思い通りに相手を動かすか、という対人能力中心だ。
人を動かすことは難しい。特に、システム開発のようなプロジェクト的な仕事は、ステークホルダーも多く、利害調整に時間がかかる。
そのときに威力を発揮するのは、この本に書かれたような能力だ。
この本は、それらの能力を向上する方法を、論理的に、かつ著者の経験も踏まえ、具体的に説明してくれる。とても参考になる本だ。
おそらく自分にかけている能力がそれらの能力だ。ロジカルではあるけども、冷たすぎない人間的なコミュニケーション。それが円滑なプロジェクト遂行に不可欠なものであることを教えてくれる。
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ITエンジニアのための仕事を速くする9の基礎力と7のエクササイズ (ITproBOOKS) 単行本 – 2008/7/24
芦屋広太
(著)
「話がなかなか通じない」「会議で何も決まらない」・・・・・・・・、長時間残業解消のカギはコミュニケーションスキルにあった!
SE、プログラマ、プロジェクトマネージャなどIT業界で働くすべてのビジネスパーソンに贈る、事例に基づいた実践トレーニングで、人を動かし、仕事を速く進めるための論理力、伝達力が自然に身に付く1冊です。
まずは、個人レベルで仕事を速く進めるための基礎をわかりやすく解説。さらに、それらを実行に移すためのエクササイズ、そしてリーダーに向けて仕事の速いチームの作り方をIT分野のビジネスシーンを例に取りながら具体的に解説。
個人の基礎力から、その実践、チーム力の育成までのスキルがOJT形式で自然に身に付き、仕事の効率化に今すぐ直結。Webサイト「ITpro」の超人気コラム「ひとつ上のヒューマンマネジメント」を大幅加筆・再編集した必読の書。
第1章 プロローグ:会話で理解する「仕事が速い人」の特徴
■基礎編
第2章 「仕事を速くする9の基礎力」
基礎力1 論理的思考力(ろんりてきしこうりょく)
基礎力2 理解力(りかいりょく)
基礎力3 構造化力(こうぞうかりょく)
基礎力4 目的達成行動力(もくてきたっせいこうどうりょく)
基礎力5 説明力(せつめいりょく)
基礎力6 説得力(せっとくりょく)
基礎力7 断る力(ことわるりょく)
基礎力8 意見通し力(いけんとおしりょく)
基礎力9 文書力(ぶんしょりょく)
■実践編
第3章 「仕事を速くする7のエクササイズ」
エクササイズ1 意見を通す
エクササイズ2 根本検証
エクササイズ3 クリティカルチェック
エクササイズ4 企画力
エクササイズ5 文章を短くする
エクササイズ6 文章の記号表現
エクササイズ7 結論から話す、書く
第4章 「仕事を速くする」説得・交渉のテクニック
第5章 リーダーのための「仕事の速いチーム」の作り方
SE、プログラマ、プロジェクトマネージャなどIT業界で働くすべてのビジネスパーソンに贈る、事例に基づいた実践トレーニングで、人を動かし、仕事を速く進めるための論理力、伝達力が自然に身に付く1冊です。
まずは、個人レベルで仕事を速く進めるための基礎をわかりやすく解説。さらに、それらを実行に移すためのエクササイズ、そしてリーダーに向けて仕事の速いチームの作り方をIT分野のビジネスシーンを例に取りながら具体的に解説。
個人の基礎力から、その実践、チーム力の育成までのスキルがOJT形式で自然に身に付き、仕事の効率化に今すぐ直結。Webサイト「ITpro」の超人気コラム「ひとつ上のヒューマンマネジメント」を大幅加筆・再編集した必読の書。
第1章 プロローグ:会話で理解する「仕事が速い人」の特徴
■基礎編
第2章 「仕事を速くする9の基礎力」
基礎力1 論理的思考力(ろんりてきしこうりょく)
基礎力2 理解力(りかいりょく)
基礎力3 構造化力(こうぞうかりょく)
基礎力4 目的達成行動力(もくてきたっせいこうどうりょく)
基礎力5 説明力(せつめいりょく)
基礎力6 説得力(せっとくりょく)
基礎力7 断る力(ことわるりょく)
基礎力8 意見通し力(いけんとおしりょく)
基礎力9 文書力(ぶんしょりょく)
■実践編
第3章 「仕事を速くする7のエクササイズ」
エクササイズ1 意見を通す
エクササイズ2 根本検証
エクササイズ3 クリティカルチェック
エクササイズ4 企画力
エクササイズ5 文章を短くする
エクササイズ6 文章の記号表現
エクササイズ7 結論から話す、書く
第4章 「仕事を速くする」説得・交渉のテクニック
第5章 リーダーのための「仕事の速いチーム」の作り方
- 本の長さ280ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BP
- 発売日2008/7/24
- ISBN-104822234207
- ISBN-13978-4822234201
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商品の説明
著者について
システムアナリスト/IT教育コンサルタント。SE,PM,システムアナリストとしてシステム開発・システム統合などを経験。この過程で調査・分析した内容を「ヒューマンスキル教育」としてモデル化。現場での教育,雑誌・書籍の発表,セミナー・研修に利用する。著書に「仕事を成功させる[芦屋式]コミュニケーション5つの技術」(ソーテック),日経コンピュータでの連載をまとめた「SEのためのヒューマンスキル入門」(日経BP社),「Dr芦屋のSE診断クリニック」(翔泳社)などがある。
登録情報
- 出版社 : 日経BP; 初版 (2008/7/24)
- 発売日 : 2008/7/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 280ページ
- ISBN-10 : 4822234207
- ISBN-13 : 978-4822234201
- Amazon 売れ筋ランキング: - 510,789位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,585位仕事術・整理法
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
別に「それは違うだろ」という記述はないのですが、
どれも浅いというか…。
どんなに相性が悪い書籍でも2・3箇所はある
「なるほど!」という気づきがありませんでした。
論理思考、問題解決、コミュニケーション、ドキュメンテーション、...
それぞれの分野で良書があるので、そちらをお勧めします。
本のタイトルは良かったですね。
ので、○二つ。
どれも浅いというか…。
どんなに相性が悪い書籍でも2・3箇所はある
「なるほど!」という気づきがありませんでした。
論理思考、問題解決、コミュニケーション、ドキュメンテーション、...
それぞれの分野で良書があるので、そちらをお勧めします。
本のタイトルは良かったですね。
ので、○二つ。
2008年9月23日に日本でレビュー済み
【こんな人におすすめ】
・仕事における「書く力」や「話す力」を向上させたい人
・コミュニケーションに使う時間の効率を上げたい人
【本の紹介】
上司や先輩から体系立ててきちんと教えられる事がなかなかない
「文章の書き方」「話の仕方」「意見の通し方」 などについて、
対話形式やケーススタディを交ぜながらわかりやすいレクチャーが施されています。
仕事において「書く」「話す」といったコミュニケーションに
割く時間は意外と多いものですが、そのコミュニケーションを
効率化させるためのノウハウが書かれています。
【感想】
必要でありながらきちんと指導される事がない「書き方」「話し方」などについて
体系立ててわかりやすく書かれており、勉強になりました。
私は現在社会人5年目ですが、今までこの「書き方」「話し方」について
きちんと教えていただいた経験がなく、自己流であり、手探り状態でした。
そのため、「書き方」「話し方」において注意すべき点を
網羅的に体系立てて説明されている本書は、大変参考になりました。
本書に書かれているポイントを押さえれば、確かにより簡潔に、
かつ効果的に自分の伝えたい事を伝えられると思いました。
・仕事における「書く力」や「話す力」を向上させたい人
・コミュニケーションに使う時間の効率を上げたい人
【本の紹介】
上司や先輩から体系立ててきちんと教えられる事がなかなかない
「文章の書き方」「話の仕方」「意見の通し方」 などについて、
対話形式やケーススタディを交ぜながらわかりやすいレクチャーが施されています。
仕事において「書く」「話す」といったコミュニケーションに
割く時間は意外と多いものですが、そのコミュニケーションを
効率化させるためのノウハウが書かれています。
【感想】
必要でありながらきちんと指導される事がない「書き方」「話し方」などについて
体系立ててわかりやすく書かれており、勉強になりました。
私は現在社会人5年目ですが、今までこの「書き方」「話し方」について
きちんと教えていただいた経験がなく、自己流であり、手探り状態でした。
そのため、「書き方」「話し方」において注意すべき点を
網羅的に体系立てて説明されている本書は、大変参考になりました。
本書に書かれているポイントを押さえれば、確かにより簡潔に、
かつ効果的に自分の伝えたい事を伝えられると思いました。
2010年3月6日に日本でレビュー済み
他の人のレビューにもかかれておりましたが、サンプルは、非常に醜いです。
しかし、書かれている9つの基礎力と7つのエクササイズは、非常に有用です。
ですので、各項目の説明を読んで、サンプルを読み飛ばすのが、この本の正しい読み方かもしれません^^;;;
目次を見て、「ああ、なるほど」って思える人は、それで十分、買う価値無しですね。
しかし、書かれている9つの基礎力と7つのエクササイズは、非常に有用です。
ですので、各項目の説明を読んで、サンプルを読み飛ばすのが、この本の正しい読み方かもしれません^^;;;
目次を見て、「ああ、なるほど」って思える人は、それで十分、買う価値無しですね。
2008年9月23日に日本でレビュー済み
私は先週にフリーターから会社員になったばかりで、そのため先輩方から、
まだまだ社会人としての行動が出来てないとよく叱られています。
ただ、私の勤め先はIT企業なので先輩方も忙しく、私のどこがいけないのか体
系立てて教えてはもらう事はできません。
そこで自習として、勤務先においてあったこの本を読んだのですが、自分のど
こをどう改善すればいいのかはっきりと分かり、大変参考になりました。
特に参考になったのは第三章の「仕事を速くする7つのエクササイズ」です。
この章では、仕事を円滑に進めるためのメソッドが述べられていますが、これ
らは実際に仕事をしている時にこの通りにしようと心がけていれば、OJT的に実
践できることで、このメソッドが自分に定着したとき、優秀な社会人として活躍
できるのだと感じました。
「ITエンジニアのための」と銘打たれていますが、挙げられている具体例がIT業
界に関するものであるというだけで、他業種の方にも十分参考になる内容だと思い
ます。
まだまだ社会人としての行動が出来てないとよく叱られています。
ただ、私の勤め先はIT企業なので先輩方も忙しく、私のどこがいけないのか体
系立てて教えてはもらう事はできません。
そこで自習として、勤務先においてあったこの本を読んだのですが、自分のど
こをどう改善すればいいのかはっきりと分かり、大変参考になりました。
特に参考になったのは第三章の「仕事を速くする7つのエクササイズ」です。
この章では、仕事を円滑に進めるためのメソッドが述べられていますが、これ
らは実際に仕事をしている時にこの通りにしようと心がけていれば、OJT的に実
践できることで、このメソッドが自分に定着したとき、優秀な社会人として活躍
できるのだと感じました。
「ITエンジニアのための」と銘打たれていますが、挙げられている具体例がIT業
界に関するものであるというだけで、他業種の方にも十分参考になる内容だと思い
ます。
2008年9月23日に日本でレビュー済み
ITコンサルタントで、システム開発、遅延プロジェクト、問題組織の改善などを担当してきた実務家の著者は、本書のコンセプトは単純であり、「仕事が速い人を作る」「仕事が速いチームをつくる」という2つの目的に特化した実務書だという。まさに単純明快であるが、実際の現場でよく起こりうる多くの実例や経験をあげ、すぐに職場で使えるコンテンツのみで構成されている。著者は、「仕事を速くする」ために必要なのは、個人が9つの基礎スキルセットと7つの応用スキルセットを取得し、それを実務で実践することと結論付けている。各章ごとに必要なスキルが分かり易く解説されているため、自分の実務で使える必要なところだけを読んでも参考になる。本書を読んで自分の意識が変わっていくのがわかった。それは会社としてどうすべきかとういう視点で考えるということ、論理的思考力が大切ということ、自分で課題、改善策を探るということ、いつも工夫するということを意識することができたのである。まずは9の基礎力(論理的思考力、理解力、構造化力、目的達成行動力、説明力、説得力、断る力、意見通し力、文章力)を確実に身につけられるよう努力し、そしてそれを、日々実践し業務上で成果を出していきたいと思っている。最後に著者が実際に「仕事が速いチーム」を運営してきたルール集が紹介されている。基本行動からディスカッションまでにいたるチームに関するもので、9カテゴリ、76ルールを紹介している。このルールをチームに徹底させれば、かなり強力な「仕事が速いチーム」を促成できることであろう。グループ討議の教材などにも応用できそうだ。
私は特に最終ページのおまけ、「コーチング言葉集」「言ってあげたいほめ言葉」が気に入った。ITエンジニアとしてやっていく上で、必要なエッセンスが豊富に盛り込まれた内容となっているお薦めの一冊だ。
私は特に最終ページのおまけ、「コーチング言葉集」「言ってあげたいほめ言葉」が気に入った。ITエンジニアとしてやっていく上で、必要なエッセンスが豊富に盛り込まれた内容となっているお薦めの一冊だ。