世にJ・D・ロックフェラーに関するいろいろな”伝説”はありますが、そういうものに囚われずロックフェラーという一人の人間に焦点を当てた伝記です。
石油関連業界にいるものとしては、どういうふうにビジネスを広げたのか、その具体的手段について知りたい部分があるのですが、そういうものは正直期待できません。でもやはり、世界最大の石油関係私企業を築き上げた人の伝記は、特に業界関係者は必読だと思いますね。
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タイタン 上 単行本 – 2000/9/14
- 本の長さ658ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BP
- 発売日2000/9/14
- ISBN-104822241963
- ISBN-13978-4822241964
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
著名な企業と慈善団体の設立者でありながら、その生涯は多くの謎と沈黙に包まれているロックフェラー。南北戦争直後にアメリカ人の生活を一変した資本主義革命を誰にもまして体現していた大企業家の実像に迫る。
登録情報
- 出版社 : 日経BP (2000/9/14)
- 発売日 : 2000/9/14
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 658ページ
- ISBN-10 : 4822241963
- ISBN-13 : 978-4822241964
- Amazon 売れ筋ランキング: - 566,622位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 5,319位英米文学研究
- - 35,987位投資・金融・会社経営 (本)
- - 36,263位歴史・地理 (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年9月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2009年12月26日に日本でレビュー済み
伝説の石油王の生涯を描いた作品。爽快な冒険物語。
貧しい少年は簿記係に就職、やがて勃興する石油産業に身を投じ
ついに史上最高(今でも!)の富豪にのし上がる。
悪の権化という評価とは裏腹に、彼は独占とは経済に秩序を
もたらし人々を救う新しい方法だと神に誓って信じていた。
内容は、ビジネスの章と私生活(特に信仰)の章がほぼ交互に
進行していく。石油採掘でなく精製に目をつけた点、基金を
仕事と考えた点、当時は合法だった強引な手法の数々など
この本を読めば、新しい世界観に目覚めます。
貧しい少年は簿記係に就職、やがて勃興する石油産業に身を投じ
ついに史上最高(今でも!)の富豪にのし上がる。
悪の権化という評価とは裏腹に、彼は独占とは経済に秩序を
もたらし人々を救う新しい方法だと神に誓って信じていた。
内容は、ビジネスの章と私生活(特に信仰)の章がほぼ交互に
進行していく。石油採掘でなく精製に目をつけた点、基金を
仕事と考えた点、当時は合法だった強引な手法の数々など
この本を読めば、新しい世界観に目覚めます。
2002年3月27日に日本でレビュー済み
上下二巻、各巻600ページを超える大著である。
ロックフェラーの評伝という形の本であるが、反トラスト訴訟の
くだりなど、現代のマイクロソフトをめぐる独占禁止訴訟との
相似に驚かされる。そういった点において、本書は決して過去の
歴史を綴ったものではなく、現代そのものとしても読める内容と
なっている。
ロックフェラーの評伝という形の本であるが、反トラスト訴訟の
くだりなど、現代のマイクロソフトをめぐる独占禁止訴訟との
相似に驚かされる。そういった点において、本書は決して過去の
歴史を綴ったものではなく、現代そのものとしても読める内容と
なっている。
2006年2月21日に日本でレビュー済み
ロックフェラーがいかに石油帝国を築いたかという点では、緻密な調査に基づいて書かれた本書は、事実の検証がきちんと行われているだけに、翻訳されたことが非常に意義深いと思われる。それは著者のチャーナウの実力のせいであり、同じ著者による「モルガン家」や「ウォーバーグ」(共に日本経済新聞)を合わせて読めば、アメリカの世界支配のメカニズムがはっきりと分かるのがあり難い。
2004年2月16日に日本でレビュー済み
世界最大の大富豪ロックフェラー氏の生涯を描いたもの。特に金銭にたいする考え方。人間観察の鋭さ。事業を興し方。継続し、維持していく過程。そのものすごさは圧倒されるであろう。これから生きていくうえでかなり参考になるのではないか。
2004年1月31日に日本でレビュー済み
スタンダード石油の創業者、大富豪として知られるJ.D.ロックフェラーの伝記です。J.D.R.は実業家としてのみならず、人間として大変に興味深い人であったことがこの本を読むとよく分かります。この上巻ではスタンダード石油がアメリカの精油業界を独占し、巨大会社へと成長してゆく姿が描かれます。J.D.R.の駆け引きは手に汗握る場面もあります。半端な冒険小説よりずっと面白いです。