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ムッシュ! 単行本 – 2002/8/31
かまやつ~ムッシュ~ひろしがついに自伝を書いた。
浴びるほどアメリカの音楽を聴いて育ったムッシュは、六本木キャンティで青春を過ごしながら、米軍キャンプでカントリー&ウェスタンを演奏。10代よりミュージシャンとしての道を歩み始めた。当初、売れないアイドルとしてデビューし、ハワイに逃亡したり、欧米をうろうろしていた彼が突然ブレイクしたのは、堺正章、井上順らと結成したグループサウンズ、スパイダースの大成功だった…。 戦後のポップス史、芸能史の誕生からずっと「現役」のムッシュが、その膨大な記憶から、愉快な思い出、ほろりとさせるエピソード、マニアックな音楽談義、時にクール、時にのほほんと語っていく。日本ポップスの生き字引にして体現者、ムッシュが自伝のかたちですべての音楽ファンに贈る、日本の音楽・風俗・芸能クロニクル。
- 本の長さ214ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BP
- 発売日2002/8/31
- ISBN-104822242692
- ISBN-13978-4822242695
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商品の説明
出版社からのコメント
70年のグループ解散後、フォークシーンにも歩み寄り、飄々としていながら貪欲な音楽への好奇心が、新たなポップスを生み出し、その活動は、21世紀に入った今でも衰えることを知りません。若手ミュージシャンのリスペクトをも一身にあつめ、この夏には、かの小西~ピチカートファイブ~康陽の全面プロディースによるポップで懐かしくて新しいニューアルバム「我が名はムッシュ」をリリースして、音楽シーンの注目を集めつづけています。 そして、ご存知でしょうか。
ムッシュこそは、戦後日本の音楽シーンのほとんど全てをミュージシャンとして体験した唯一の人間であることを。
父の影響でかじったジャズに始まり、進駐軍の持ち込んだカントリー&ウェスタン、ロカビリー、ロックンロール、ビートルズ、フレンチ・ポップ、フォーク、ブルース、フュージョン、ボサノヴァ、アシッドジャズ、サンプリング、ヒップホップ……。
本書は、そんなムッシュが生まれて初めて語った「自伝」です。
彼の人生は、そのまま日本の戦後音楽史です。それだけではありません。ミュージシャン、俳優、作家、デザイナーから政治家までが集った黎明期の飯倉キャンティの主として、外国ブランド、輸入車、原宿ファッションなどを親しむトレンドリーダーとして60年代の日本のサブカルチャーシーンを引っ張ったのも他ならぬムッシュです。
本書では、都会的で、好奇心旺盛で、おしゃれで、でもシャイなムッシュがその膨大な記憶と経験から、GS時代の愉快な思い出、赤木圭一郎らとのほろりとさせるエピソード、キャンティの華やかな伝説、そしてもちろんマニアックな音楽談義を時にクール、時にのほほんと語っていきます。
『ムッシュ!』は、日本のポップの生き字引にして体現者、ムッシュが自伝のかたちですべての音楽ファンと戦後を生きた人々に贈る、日本の音楽・風俗・芸能クロニクルなのです。
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 日経BP (2002/8/31)
- 発売日 : 2002/8/31
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 214ページ
- ISBN-10 : 4822242692
- ISBN-13 : 978-4822242695
- Amazon 売れ筋ランキング: - 614,486位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,128位エンターテイメント音楽のJ-POP
- - 27,512位楽譜・スコア・音楽書 (本)
- - 166,268位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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この2~3倍の分量で読みたかった。
合掌
周囲から適度なリスペクト受けて、本人ラクそうで。
でも、本書を読むと実は努力・・
やっぱり特にしてません。
ただ、その「好きなもの面白いもの」への
臭覚のすごさに驚くのみです。これは大才能でしょう。
出てくるミュージシャンの幅広さにも驚きます。
ドクター・ジョンまで出てきます。
文章もとてもいいです。
「わが良き友よ」がヒットしてるとき、
美空ひばりから、「あなたはなーんの思い入れもないで
歌ってるからいいのよね、この歌。あたしにはとてもできない」
と言われたのは、いい話だなーと思いました。
ありがとう。
そして最後に、私は彼が手にすることのできたそのすばらしい仲間たち、彼らとの交流が、なんだかたまらなくうらやましいのだ。
彼のキャリアや人脈から考えて、エピソードの宝庫であろうことは予想できたけど、それらがほどよい分量でもって次々に登場するさまは、まさにカレイドスコープを覗いているかのよう。
東京育ちの人らしく、自分自身を語るにおいてもどこか冷静に、距離を置いてみてるようなところがあって、そこがまたこの本に、スマートで、なんとなくスッキリとした味わいを与えているようだ。
ページを閉じてからしばらく経った今も、ムッシュと3時間ほど、どこかのカフェで話しこんでいたかのような、奇妙な錯覚に襲われている。
……で、もっとききたい、今はそんな気がしている。
口絵ページにコラージュされた写真の数々も、貴重なものばかり。
来日したスティーヴィー・ワンダーやマーサ&ヴァンデラスと一緒に写ってる(!)、スゴいのなんかもあったりする。