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大学病院革命 単行本(ソフトカバー) – 2007/1/25

3.3 5つ星のうち3.3 11個の評価

ここ数年、医療事故報道があとを絶たちません。とりわけ目立つ
の大学病院の事故です。かつて大学病院といえば、権威の象徴でした。そし
て日本のお医者さんはみな基本的に医療教育機関でもある、大学病院から巣立っ
ていくはず。大学病院の失墜は、そのまま日本の医療の危機に直結します。
 なぜ大学病院はダメになってしまったのか? どうすれば大学病院と日本の
医療を改善できるのか? 
 世間にうずまくこんな疑問に、日本学術会議のトップを務め、現在内閣特別顧
問に就任し、東大名誉教授でアメリカでも名医で鳴らした世界的スーパードク
ター、黒川清さんがずばり、処方箋を出します。

 大学病院と日本医療の構造的欠陥をずばり指摘し、一方で世間やメディアの
「騒ぎすぎ」にもお灸をすえる。ニッポンの学術界トップが自ら起した、新しい
医療改革の本! それが本書です。

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商品の説明

著者について

黒川 清(くろかわ・きよし)
東京大学医学部卒業。同大学院医学研究科修了(医学博士)。
69-83年、在米。ペンシルバニア大学医学部生化学助手、カリフォルニア大学ロ
サンゼルス校(UCLA)医学部内科助教授、南カリフォルニア大学医学部内科準教
授を経て、79年UCLA医学部内科教授。その間、カリフォルニア州医師免許、米国
内科専門医、同内科腎臓専門医免許取得。83年帰国し、89年東京大学医学部第一
内科教授。96年東海大学教授、医学部長、総合医学研究所長。 97年東京大学名
誉教授。
2003~2006年日本学術会議会長、内閣府総合科学技術会議議員。
現在、内閣特別顧問、政策大学院大学教授、東京大学先端科学技術研究センター
客員教授、WHOコミッショナー、日本医療政策機構代表理事。 内閣府、文
部科学省、厚生労働省、経済産業省の委員等を多数歴任。主な著作に『医を語
る』『日本の洗濯 考えるエッセンス』(いずれも共著、西村書店)『医学生の
お勉強』『世界級キャリアのつくり方』(共著、東洋経済新報社)など。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 日経BP (2007/1/25)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/1/25
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 228ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 482224556X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4822245566
  • カスタマーレビュー:
    3.3 5つ星のうち3.3 11個の評価

著者について

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黒川 清
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上位レビュー、対象国: 日本

2007年8月14日に日本でレビュー済み
  日本では医療への不信感と不満がつのり、医療紛争が多発しています。加えて近年、告訴告発を受けた警察は刑事訴訟法に則って、書類送検のみならず医師の身柄拘束、刑事裁判化に躊躇しない対応をとり始めました。呼応したかのごとく、特に訴訟リスクの高い領域を担ってきた医師が次々と退職しました。その結果、病院では医師不足となり、今や医療崩壊なる新語が市民権を得るまでになりました。このような社会問題化を受けて、行政府、国会および医学会、ならびに法曹界において医療の危機対応が進行中のようです。

 元来、医療は国民のセーフティネットの柱です。現代人にとって医療の重要性は肌感覚ですぐに分かると思いますが、その成り立ち、構成員、運用のされかた、医療現場の事情などについて理解、納得することは相当困難だろうと思います。私は内科開業医ですが、さらに、日本の医療の世界的な位置づけ、日本の医療システム構築の理念、医療システム運用(行政)の理念と方法、医学部と大学病院の特殊性、医療経済の位置づけ、医療の現実からみた刑事処分の妥当性、世情形成のメカニズムなど、まだまだ多くの疑問点を持っています。おまけに、自らが刑事訴追を受ける可能性について、脳裏から払拭できない日常です。しかし、これまでは各論的な書が多く、頭のもやもやは晴れませんでした。

  第一級の医療人、科学者として世界的に認められている著者が、特異な経験と豊富な知識、明晰な頭脳を総動員されて、問題点を全貌的に整理され、大学病院革命を軸として、よりよい医療を実現するためのシステマティックな提言をされました。広くて奥の深い内容が、平易な文章で見事に語られている、と思います。私には秘蔵の書。二回目の読書後には何が見えるのか、楽しみです。

  是非多くの方にお読みいただきたいと思います。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年7月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まずは医療崩壊(小松秀樹著)を最初に読むことをお薦めする。そしてもしも無駄な時間ある人なら読んでもいいけど、読む必要は全く無い。そこらのTV、週刊誌、知事がとびつきそうな薄っぺらなことしか書かれていない。この人の著作、他の方との共著もいつもこんなもんだ。ある女性がこの方に電話したら直ぐに良い医者を紹介してくれて助かったとありますが、平民にも紹介してくださいよそんなよい医者なら。そもそも平民はそういうアッパークラスとは接触できませんね、それで国民、国民って言うなよ、この方の国民とは年収2000万円ぐらいの層を想定してるんでしょうねえ。平民はアクセスすることも出来ません、この方の改革では。アクセスできないからこそ問題も起きないし官僚にとっては好都合なんでしょう、優等生として、こういう人が原発事故調査委員長です。
 公益財団法人 日本医療機能評価機構がいまや病院を評価し、医者は耐え切れずみんな逃げ出すと医療崩壊には書かれています。そしてこの方はNPO 日本医療政策機構 の代表だそうです。ネーミングからして同一人物が関わっているとしか思えません、素人の私の目から見て。
 本人の履歴が開業医の息子→東大医学部卒ぐらいしか書いて無いが→の部分が本当はこの人の考え方を探る上で興味あること、そしてそれを公表したら何らかの不利になるから書かないし表面的な事柄に
始終する。ほんとうに中身の無い著作ですよ、みなさんも騙されないように。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「あめりかでは、、、、」「ロサンゼルスでは、、、、、」等々のアメリカ帰りの『出羽の花』調の本ではと当初から危惧していたのですが、まさにその通りというのが読後感です。

実際の日本の医療をどのように評価するのか、どのような問題点があるのか、等々を実証的に検証することなくして、合理的な未来像は決して描けないと小生は考えています。そのような中、小生には丹念な検証や論理を本文中に全く見つけ出す事が出来ませんでした。

誰もが納得するような、最大公約数的な受けの良い主張を断片的に織り込みながら(例えばアメリカ流のゆったり診療に対する、日本の3分診療を完全にこき下ろしなどなど)、その様な医療事情に大きな影響を及ぼしている保険診療報酬の問題点や(低医療費)、その結果起こっている医療従事者全般の人手不足等にまったく触れていません。さらに、日米間での診療へのアクセスの善し悪しなど、日本の医療の基本的な現状および現場認識が完全に欠落しています。そのような論理(非論理?)を背景として、『出羽の花』調の理屈で実際の改革を進めている事をこの本で改めて認識し、愕然としました。
教養重視の医学教育の為のメディカルスクール構想という大風呂敷を拡げています。その一方で、今の医学教育現場で行われている教養軽視の医学教育改革にどうして異を唱え、今の医学教育を少しでも良くしようと努力されないのか、率直な疑問です。

今、現場で起こっている混乱は多くの住民や医療関係者を激しく苦しめています。100歩譲って、現在の改革を肯定したとしても、理念と現実の間で生じている現在進行形の軋轢にどう対処しようと考えているのでしょうか。改革の痛みに耐えて耐えてそのうちに慣れる(死んでしまう)と考えているのでしょうか。

医療という歴史●文化をも背景にした社会活動を「将棋の駒」程度にしか考えていない、全くの卓上の論理の弄び、理念ごっこ、と感じました。文中にあった医療モール構想等々、限られた階層の国民のみを視点に入れた医療改革を構想されているのでしょうか。無知な弱者は自己責任、自己負担で対処しなさいと主張している様に感じたのは小生の穿った見方でしょうか。弱いものいじめは人間として最も下品な行いだと思います。そのような事を恥じる事すらない人間が、指導的立場に立ち、改革と称される物をおこなっている現実に怒りを通り越し、悲しみすら抱えた読後感でした。
87人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年1月27日に日本でレビュー済み
国立の大学病院へ行かれたことがありますか?

東大は一番頭の良い子が入る大学なのに東大病院は日本で一番評判の高い病院ではないのはどうしてでしょう。

この問いに東大名誉教授の著者が答えます。

ではどうしたらよいか。それにも答えてます。だからタイトルが『大学病院崩壊』ではなく『大学病院革命』なのだと腑に落ちます。

大学病院のない米国を手掛かりに説いており納得しました。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年2月18日に日本でレビュー済み
2007年の医療崩壊の原因となる臨床研修制度を作成した本人による著作。「ホロコーストの科学―ナチの精神科医たち 」とくらべると良いかも知れない。日本と米国の医学部教授を歴任し学術会議の議長を務めた方の善意に満ちた処方箋は何を生んだのだろうか?この本に対する批判ができなかったために、今の日本は「地獄へ道」を歩み始めたのである。日本が全体主義に近づいていることに警鐘を鳴らす一冊なのかもしれない。歴史が示すように「地獄への道は善意で語られる」のかもしれない。
42人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年12月7日に日本でレビュー済み
著者の話は非常に解り易くその論理は一貫している。いわゆるアメリカ発グローバリズムの妄信者でグローバリズムによる世界フラット化が最良の処方箋であることを日本の医学の世界でも実証していきたいのでしょう。処方箋の一つであることは認めるが、成功者あるいは挑戦者からの視点でしか事態を鳥瞰せずそれに追随しないものはグローバルスタンダードではないとか何らかの客観的成功でもなければ失格であるとでも言いたげな態度には辟易するしエスタブリッシュメントを否定するかの様な態度をとりながら明らかにエスタブリッシュメントになりたがっているのがあからさまでイライラさせられる。あなたの始めた臨床研修制度の負の側面も過渡期の一言ですましてしまうのはグローバル化が最良なんだ黙ってろと言わんばかりでスマートとは言えない。アメリカである程度認められた人によくある典型的なアメリカ礼賛で、あなたは裸ですよと言ってあげたいですね。本人からの反論が欲しいな。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年2月22日に日本でレビュー済み
本から、著者が直接語りかけてくるように感じ、夢中になって読み終えました。行間から、著者の熱い想いと思いやりのある人柄が、シッカリと伝わってきました。著者は、主に大学病院改革、医師教育について語っていますが、この本は、社会における、ありとあらゆる組織、そのメンバーに対して、力強いメッセージを発していると思います。読み終えて、「世界中の人間の叡智を結集すれば社会はもっと良くなる」、という想いを、さらに強くしました
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年2月18日に日本でレビュー済み
医療過誤訴訟の増加、地域医療の崩壊、医師の専門科的かつ地域的偏在…。今や、日本の医療は崩壊状態に陥っている。この原因が厚生労働省の「新・医師臨床研修制度導入」にある、と考える向きもあるようだが、その考えは如何なものであろうか。医療崩壊の原因を解明するには、まず原点である「医療とは何か?」と言う問題に立ち返らなくてはならない。思うに、医療とは、「患者の抱える疾患、若しくはあらゆる心身の問題に対して、医学知識・技術・経験その他の総合力・組織力を駆使して、患者若しくは患者の周囲の人間達の生活の質(QOL)が改善する方向へと導くよう努力すること。」とでも定義出来るのではないだろうか。こう考えると「患者本位の医療推進」が医療のあるべき本来の姿であると言える。患者本位の医療を推進するには、疾患を含めて患者の置かれた状況を概観できる必要がある。その為には、医師の資質として、医学的にも社会的にも幅広い視野が求められる。患者本位の医療推進には、幅広い視野をもって「全人的医療」を行うことが求められるのである。その観点から、現在の新・医師臨床研修制度は、必ずや導入されるべきであったと考えられる。従って、現在の医療崩壊の原因を「新・医師臨床研修制度」に求めるのは誤りである。これまで日本の医療を牛耳ってきた医局講座制においては、「封建体質」「密室性(隠ぺい体質)」「閉鎖性」等が分厚い壁となって、患者本位の医療推進が極めて困難であり、また、医療過誤発生時にも、その反省を将来の医療に生かすと言う真摯な姿勢がなかなか表明されなかったのが現実である。これでは一般国民の医療不信は募り、日本医療界は国民の支持を得られないのである。今こそ、大学医学部の医局講座制を徹底的に叩き潰し、医師を厚生労働省の管轄下に置いて医師偏在を是正し、生涯教育を徹底させ、質の高い患者本位の医療体制の構築に向けて抜本改革を断行する時が来たと思うのである。また、当然の事ながら、医師はその能力や責任の重さに応じて然るべき待遇を用意される必要があり、この問題も同時に考慮に入れて行くことが、抜本的医療改革断行に必要不可欠であると考えるのである。この抜本的医療改革を成功させる為には、それに見合った資質のある医師を育成しなければならない。その為には、現在の偏差値至上主義の教育のあり方を抜本的に改め、基礎学力・論理的思考力と共に倫理観や社会経験等を重視した医師養成プロセスを構築する必要があると思われるのである。改革にはある程度の混乱は必然であり、既得権益を維持したい人間達の批判等には、絶対に屈してはならないのである。改革はあくまでも医療を受ける日本国民の為にあることを忘れてはならないのである。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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