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宋文洲の傍目八目 (NB Online book) 単行本(ソフトカバー) – 2007/4/12
いま、メディアでウェブで注目の論客、ソフトブレーン創業者の宋文洲が、頭の 固い日本人の「常識」のウソを看破し、あっと驚く処方箋を提供します。「日経 ビジネスオンライン」で、毎回1日あたりのアクセス数20万を超える超人気連 載、「宋文洲の傍目八目」がついに単行本化!
- 本の長さ212ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BP
- 発売日2007/4/12
- ISBN-104822245802
- ISBN-13978-4822245801
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登録情報
- 出版社 : 日経BP (2007/4/12)
- 発売日 : 2007/4/12
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 212ページ
- ISBN-10 : 4822245802
- ISBN-13 : 978-4822245801
- Amazon 売れ筋ランキング: - 697,814位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 110,471位ノンフィクション (本)
- - 185,570位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
1963年、中国山東省生まれ。84年に中国・東北大学を卒業後、翌年北海道大学大学院に国費留学。同大学院工学研究科を修了。天安門事件で帰国を断念 し、日本の会社に就職するも、勤務先が間もなく倒産。92年にソフト販売会社ソフトブレーンを創業し、代表取締役に就任。経営を通して日本企業の非製造部 門の非効率性を痛感し、98年には営業など非製造部門の効率改善のためのソフト開発と販売、コンサルティングサービス提供開始(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『田原総一朗責任編集 2時間でいまがわかる!中国人の金儲け、日本人の金儲け ここが大違い! (田原総一朗責任編集2時間でいまがわかる!)』(ISBN-10:4776205955)が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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相当な経験をつんでいるにもかかわらず、説教くさくないところが、またいい。どうにかして伝えたいという、溢れるばかりの誠意もこの本の魅力だろう。読者を、同じ人として、敬意を払いながら接している著者のたたずまいに、感銘を受ける。
この謙虚さも、経験あってのものだ。
「教育の常識」のところで書かれている李白の句は忘れられないものになりました。
ただ「仕事の常識」やその他のところで残業について触れられている内容は、
どうも納得がいきません。
日本の経営者が全て、社員を低賃金で長時間労働させて嬉々としているわけではありません。
日本以上に所得格差の大きい中国における極めて低賃金の労働との競争に晒されている
事実についても、考え方を示してほしかったと思います。
あと、本でまとめて読むと、何となくオンラインで読んだときより爽快感がありません。
たぶん、偉い人の名前がそこかしこに出てくるのが、何となく鼻につくんだと思います。
著者をテレビで時々見かけるのですが、印象は良くありませんでした。
しかし、本書を一読して驚きました。
テレビとは異なり、謙虚に持論を展開していました。
その説明も分かりやすく共感できる部分が多かったです。
人を国籍や見かけの印象で判断してはいけないとう自戒の意味でレビューしました。
実際、著者の考えを読むと「はっ」とさせられるような目からウロコのことが多い。物事について多面的な見方があることを教えてくれると同時に、自分の視野の狭さが常に発見できる
・「訊かない」ことによる損失は大きい。社会から見て恥ずかしいことはやるべきではないが、「自分だけが恥ずかしく思うこと」と混同してはいけない
・精神論を語るリーダーに共通していることは、思い込みの膨張と具体論の欠如である
著者のすごいところは、きれいごとだけをいうのではなく、自分ができていない部分も赤裸々に述べるところでもあると思う。そういう人こそが真に強い人なのだろう。
宋さんは中国出身で、日本に渡って会社を興して、一代で東証一部上場企業に育て上げた(ソフトブレーン)。ぼくはこの会社のことはよく知らないのだが、現在は人の手に渡って、宋さんはもうあまり経営にタッチしていないようだ。潔い。日本のオーナー社長とはちょっと感覚が違うね。
詳しくは本書を読むと(あるいは日経ビジネスのコラムを読むとわかるのだが)よくわかるのだが、彼の基本的なスタンスは、「こだわらない」ということなんじゃないかと思う。自分の会社を人の手に渡した例もそう。ほかにも、日本は製造業にこだわりすぎだという。確かにトヨタはすごい。キャノンもすごいかもしれない。けど、日本のGDPの6割くらいは第三次産業(サービス産業)なのである。この強化を考えないといけないでしょ、と。ごもっとも。宋さんはここまで言い切っていないけど、サービス業って要はすごく属人的な産業であるからして、結局はそれぞれの産業従事者がスキルアップしないといけないってことになる。スキルアップっていうとうさんくさいけどね、つまるとこ手に職つけないとあかんちゅうことだよね。ほんとにそのうちフィリピンとかから労働者がたくさん入ってくる時代になるしさ。
あと、感心したのは、中国では「かわいい子には旅を、、、」っていうのは本当のことで、宋さんの家族もいろいろなところで活躍しているそうな。世界は広い。どうしてぼくらも日本にこだわる必要があるのだろうか。基本的には、日本はとーーーーても居心地がよいところだとは思うが、最近なんだか暗いニュースも多い。そういうとき、何かに「こだわる」ことを少しやめてみると、意外と明るい展望が見えるんじゃないか。