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ウェブは資本主義を超える 単行本 – 2007/6/21

4.1 5つ星のうち4.1 11個の評価

日本を代表する硬派ブロガーで研究者・ジャーナリストでもある著者が、1日最大3万ページビュー、1万5000人のユーザー数を誇る人気ブログ「池田信夫ブログ」の2年半にわたる記事を大幅に加筆・修正してまとめた。インターネットの草創期からウェブの「進化」を取材してきた経験から、ウェブによる「革命」はこれからが本番であり、資本主義を大きく変えるものになると予想する。既存の大企業、マスメディアの没落と、集権型から分権型への転換がキーワードだ。新聞、テレビ、官僚組織の病理、ネット右翼現象、2ちゃんねるの匿名問題などにも鋭くメスを入れる。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 日経BP (2007/6/21)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/6/21
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 248ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4822245969
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4822245962
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 11個の評価

著者について

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池田 信夫
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経済学者。1953年、京都府生まれ。東京大学経済学部を卒業後、NHK入社。93年に退職後、国際大学GLOCOM教授、経済産業研究所上席研究員などを経て、現在は株式会社アゴラブックス代表取締役、上武大学経営情報学部教授。学術博士(慶應義塾大学)。著書に『使える経済書100冊』『希望を捨てる勇気──停滞と成長の経済学』、共著に『なぜ世界は不況に陥ったのか』など。

カスタマーレビュー

星5つ中4.1つ
5つのうち4.1つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2008年2月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
思いきったことを書く人が減っていると思う。ブログも書籍も、ひとをほめる言説があふれており、批評性が見あたらない。
そういうなかで、池田氏のブログをまとめて書籍にしてくれたのはありがたい。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年10月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
硬派なコラム集である。
難しい言葉も多い。

自分はITについては弱いことを自負しているので、
あまり気にせず読み飛ばしながら進むのだが、
悲しいかな経済についても理解できない(難しくて)言葉が多い。

ただ、おもしろい。
なるほど、ふむふむ、その通り!の連続だ。
著者の紹介する様々なエピソードを読み進むと
自分の日々の仕事が、非効率的で時代を見るピントのボケたものであることがわかる。
実に刺激的な一冊だ。

ただ、タイトルは少しわかりにくい。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年3月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
  
 刺激的な書題の付いた池田信夫氏のこの著作は、04年8月から書きためた氏のブログの集成である。従って、コンテンツは様々であるのだけれど、今日におけるグローバル化・デジタル化した資本主義経済との関連を一言で表せば、「現代のいかなる産業もムーアの法則による創造的破壊をまぬがれることはできない」(P.98)ということであろうか。

 確かに、日進月歩する情報通信産業の分野では、インテグラル型の「持続的技術」に対するモジュール型の「破壊的技術」の優位性が明らかとなりつつあるようだ。「技術が経済制度を決める」という前提を措くならば、垂直統合型(製造業型)アーキテクチャは水平分業型のそれに取って代わられる、というパラダイムシフトの像が否応なく浮かび上がってくる。

 とはいうものの、私には、たとえば「Nスペ(NHKスペシャル−引用者)は70分バージョン(試写版)が一番おもしろい」(P.54)とか、外務省と同じようにNHKの内部にも存在するらしい「チャイナスクール」(P.58)の暗躍とか、そういった著者のNHK職員時代の内幕(暴露)話や、日本におけるメディアバイアスの問題などについても大いに興味を引いた。

 無論、著者の専門である情報技術やメディアの未来などに関して、それなりに参考にはなるのだが、論調として独断的(強引?)な箇所もみられる。やはり、本書の後に刊行された『過剰と破壊の経済学』(アスキー新書,07年12月)を併読することで、指数関数的な技術進歩の代名詞といえる、先述した「ムーアの法則」の“破壊力”などが少しは理解出来よう。

 最後に、本書との直接性はないのだが、大江健三郎「沖縄ノート」裁判を巡る文芸評論家・山崎行太郎氏とのネット上の“論争”は、最終的に決着がついたのであろうか…。一介のネットイナゴ(笑)としては気になるところだ。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年10月9日に日本でレビュー済み
官僚/経済界などのプラットフォームの弊害に言及しつつ、国内の
「通信、IT、ネット事業、テレビ、新聞、ネットメディア」分野
が持つ課題を浮き彫りにする。
著者は高い視点から情報通信メディア産業界の旬な課題を詳細具体
的に斬る。業界に身を置く者としては痛快だ。

冒頭に列記した各情報通信メディア産業界は、これまでは全く
別の業界であり、お互い関心も無かった。
しかし、インターネットの影響度が増すにつれ、お互いの存在
を無視できなくなりつつあるらしい。そこが著者や佐々木俊尚
氏の存在価値が高まる所以。

情報通信メディア産業の革新は世界規模で進んでいるが、日本
では内需産業。本書中で取り上げている携帯電話事業に限らず、
日本の情報通信メディア産業界は国内しか見ない。
「内需」が前提ならば、企業にとっては「日本型"システム" by
カレル・ヴァン・ウォルフレン」に寄り添った戦略がベスト。

既得権益を有する既存プレイヤーが最も恐れるのは、イノ
ベーション(より具体的には"破壊的イノベーション" by クリ
ステンセン)だ。特に巨大な利権を国から付与されている新聞、
テレビ、(その上に乗っかった)広告会社、通信の雄はイノベ
ーションを全力で潰す。

IT事業者は閉ざされた国内企業の顧客獲得、規模拡大競争に
躍起だ。
ネット事業者が狙うのは、せいぜい国内企業からの広告費のお
こぼれに留まる。

著者はそんな業界を、バッサバッサと斬り続ける。

著者は情報通信メディア産業界"システム"の中核たるNHKを退
職し、現在は大学教授。"システム"の外側からさらに意見を述
べやすくなったのだろうが、その一方で主体者として"システム"
の改革ができなくなったことはどう整理しているのだろうか?

多くの現役労働者は本書を読んで「そうだよな」と溜飲を下げ
つつ、今日も「文学部唯野教授」の世界に生きる。

結論。関連業界人は、恥ずかしい思いをしないためにも、本書
の知識レベルは最低限必要。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年9月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
池田氏のブログを通じて氏の物事の本質を鋭くえぐる思考と特定の立場にとらわれない言論に感銘を受け、この本についても興味がありました。
ブログを読んでいるだけでは時に難解で、断片的にしか得られなかった氏の論点を、よりわかりやすい形で理解することが出来、非常に面白かったです。

また、製造業で働く身としてドラッガーの言う’21世紀の製造業は単純な製造業ではありえない’という示唆が、心に引っかかりながら明確には理解できず、実務に結びつけられずにいたのですが、本書で展開される’資本主義の先にあるもの’や’経済理論’によってこの言葉に対する自分なりの答えに近づけたように思います。
24人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年6月6日に日本でレビュー済み
池田信夫blogベスト100(ttps://sites.google.com/site/ikedanobuoblog/)というサイトがあり、そこでは池田信夫氏blogでの過去の記事がまとめられています。したがって、そこでいくつか記事を読んでから、本書を買えばよいと思います。
2009年11月16日に日本でレビュー済み
 本書は、2004年8月から書かれてきた池田氏のブログをまとめたものです。
 IT関係の仕事に携わっているものとして、産業政策の失敗について書かれている記事は興味深かったです。産業政策として「日の丸検索エンジン」を挙げており、国が特定の目標(検索エンジンを作ること)を設定して大規模な投資を行うことはリスクを極大化することを述べています。その理由として、過去に成功した半導体製造(製造業)に対する国の投資では、需要の存在は確実であり、供給側の規模だけが問題だったのに対して、情報産業では供給側の設備の規模よりも需要や技術革新の不確実性が問題となることをあげています。したがって、あらかじめ特定の目標を設定して大規模な投資を行うよりも、多くの「実験」に分散投資し、事後的に見直して失敗したプロジェクトから撤退するオプション(選択肢)を広げることが重要になることを述べています。
 このような、分析や、どうあるべきかという提言は、現在の国のプロジェクトを客観的に見る上で役に立ちます。
 一方で、「テルミドール」などのいくつかの固有名詞が何を意味するのかわからないこともあり、さらっと読めない箇所もありました。ネットで調べればもちろん、それが意味することはわかるのですが。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年9月23日に日本でレビュー済み
・本書のカバーしているテーマは非常に広範囲で、
 各課題について、本質の抽出とその原因分析
 本来あるべき姿の提示など、論理に説得力があります。
・このような方がブログで持論を展開され、それを一般庶民である私たちが
 即共有できる。すごい時代になってきたものです。
・展開されている範囲が多岐に渡っている為、私の書評では要約しきれませんが。
・個人的に「誰かここを指摘してくれ!」と以前から思っていたことを
 ズバリ斬って下さり、すっきりした部分がありましたのでそこを。
・”過剰なセキュリティ要求が「ITゼネコン」を太らせる”の項です。
 −住基ネットのデータは全国民分で10GBほど、
  圧縮すればCD−ROM1枚に入るほんの僅かなデータに400億円も
  注ぎ込み、24時間交代の警備という多大なランニングコストをかけている。
 −この例からも分かるように
  情報セキュリティ分野は費用対効果の評価が最も歪んでいる分野である。
  (ITゼネコンから見れば”濡れ手に粟”ということだ。)
  本来、どういうリスクをどれくらい減らすか、その為にコストは
  どの程度かけるべきかを冷静に評価すべきだが、それが成されていない、と。
 −「万一、事故が起きたら大変ですよ」というITゼネコン=
  大手6社(ex.NTTデータ、NRIなど)の脅し をそのまま丸飲みし
  過剰なセキュリティ要件から「特注」の大型機と専用線を発注してしまうと。
 −その問題は発注する行政側がリテラリーが低すぎることにある。
  (ITゼネコンは税金から暴利を貪っているがそのモラルは
   追求しても仕方ない、とする立場)
 −またその背景に、櫻井よしこが住基ネットで展開したような
  ヒステリックな反対運動も影響している とも書かれている。
→全くその通りだと思う。
 対処方法は一つしかなく、国民が賢くなること。
 (その為にもメディアが冷静に報道することを切に望みます。)
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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