日経BOに連載中読んでいました。
基本的には著者の日常で出会う「不条理な」できごとを敷衍して、世の中を斬っていくという、ストレス解消系のエッセイで、その彼女の経験が身近なら「そうそう」と思えるけど、そうでない場合は、読んでいくのが、ちょっと厳しいです。遥洋子が日経OBにでるって聞いて、ちょっと期待してたのですが、遥洋子と編集者、どうしちゃったの?っていうのが感想です。
たとえば新幹線の販売員や、ブティックのセールスの方、地方のホテルのフロントの方、講演を聞きにきてちょっと動揺しているおばちゃんなど、必ずしも世の中の経験が豊富でなかったりする人のつたなさや不手際を徹底的にあげつらうやり方には違和感を感じます。 本当に著者のことが好きで信頼している場合は、友達の馬鹿話のレベルで楽しめるかもしれないですが、そうでないばあいは、読んでいてちょっと不愉快になることが多いです。
このコラムはまだ連載継続中なので、買う前に日経ビジネスオンラインで、連載中のコラムをいくつか読んで(登録しなくても最初の項は読める。)、購入するかどうか決めたらいいと思います。
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女の敵 (NB Online book) 単行本 – 2007/12/6
遙 洋子
(著)
いま、働く女の「敵」はどこにいる?
少子化傾向を「働く女」のせいにする保守のバカ政治家?
ダイバーシティを認めない頑迷な経営者?
いえいえ、もはや「女の敵」はそんなに単純なものではありません。
「フェミニスト」を公言して結果として女性の仕事を奪っている男性、女性の輪の中に溶け込んでいるつもりの自称「社交家」男、「働かない理由」をすらすら述べて家族=母に寄生するニートくん、かけがえのない息子を教育にすべてをなげうつお母さん、お客さんより自分大好きキャリアウーマン、自分が自立していると思い込む働く女、そしてそんな人々にいらだつ「私自身」。
フェミニズムの論客、遙洋子が放つ、働く女が当たり前の存在になるための、社会とあなた、とりわけまさに「働く女たち」に向けた処方箋! それが本書です。
そうそう、女の味方もちゃんと出てきます。一見セクハラおやじだけど実は仕事をきちんとふってくれた男性司会者、不機嫌を隠さない片山さつきさん、フェミニズムが「わからない」と書いた男性記者、絶望と戦いから逃げない宝塚スター、夫をなだめるキャリアの星「ユーミン」・・・・。
「敵」に悩む働く女性たち、そんな女性と席を並べて働く男性たち、どちらにとっても、読んですっきり溜飲の下がること請け合いです。
少子化傾向を「働く女」のせいにする保守のバカ政治家?
ダイバーシティを認めない頑迷な経営者?
いえいえ、もはや「女の敵」はそんなに単純なものではありません。
「フェミニスト」を公言して結果として女性の仕事を奪っている男性、女性の輪の中に溶け込んでいるつもりの自称「社交家」男、「働かない理由」をすらすら述べて家族=母に寄生するニートくん、かけがえのない息子を教育にすべてをなげうつお母さん、お客さんより自分大好きキャリアウーマン、自分が自立していると思い込む働く女、そしてそんな人々にいらだつ「私自身」。
フェミニズムの論客、遙洋子が放つ、働く女が当たり前の存在になるための、社会とあなた、とりわけまさに「働く女たち」に向けた処方箋! それが本書です。
そうそう、女の味方もちゃんと出てきます。一見セクハラおやじだけど実は仕事をきちんとふってくれた男性司会者、不機嫌を隠さない片山さつきさん、フェミニズムが「わからない」と書いた男性記者、絶望と戦いから逃げない宝塚スター、夫をなだめるキャリアの星「ユーミン」・・・・。
「敵」に悩む働く女性たち、そんな女性と席を並べて働く男性たち、どちらにとっても、読んですっきり溜飲の下がること請け合いです。
- 本の長さ196ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BP
- 発売日2007/12/6
- ISBN-104822246256
- ISBN-13978-4822246259
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登録情報
- 出版社 : 日経BP (2007/12/6)
- 発売日 : 2007/12/6
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 196ページ
- ISBN-10 : 4822246256
- ISBN-13 : 978-4822246259
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,647,238位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 42,763位エッセー・随筆 (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年7月29日に日本でレビュー済み
日経NBonlineのコラム「男の勘違い、女のすれ違い」を纏めたもの。内容は毎回ワンパターンで、自分の身近で起こった"著者にとって"不愉快・不条理な出来事を紹介し、そこから一般論を導き出すというもの。
しかし、その出来事の見方が近視眼的で相手の事を考えていると言う印象は受けない。その相手と言うのは新幹線の売り子さんやレストランのボーイさん等で、著者と応対した時の(著者側から見た際の)失敗は人間なら誰でもするような笑って済ませられる類のものや、むしろ著者の態度の方に問題がある場合が多い。これを著者が普段から思っている(であろう)一般論に敷衍するので、読む方はそのギャップに戸惑ってしまう。論理の飛躍が激し過ぎるのである。自身の意見を述べるためにワザワザ上記のような例を利用しているように思える程だ。
この本だけ読んでいると、著者が自己中心的なイヤな女に映ってしまう。本来はもっと公正な判断力がある筈なので、文章の上でも無理のない構成を図って欲しい。
しかし、その出来事の見方が近視眼的で相手の事を考えていると言う印象は受けない。その相手と言うのは新幹線の売り子さんやレストランのボーイさん等で、著者と応対した時の(著者側から見た際の)失敗は人間なら誰でもするような笑って済ませられる類のものや、むしろ著者の態度の方に問題がある場合が多い。これを著者が普段から思っている(であろう)一般論に敷衍するので、読む方はそのギャップに戸惑ってしまう。論理の飛躍が激し過ぎるのである。自身の意見を述べるためにワザワザ上記のような例を利用しているように思える程だ。
この本だけ読んでいると、著者が自己中心的なイヤな女に映ってしまう。本来はもっと公正な判断力がある筈なので、文章の上でも無理のない構成を図って欲しい。
2010年5月1日に日本でレビュー済み
これは女性向けの本かな?
男としてみると極めて客観的に読めました。。。って言うか、他人事!
女性の視点が丸裸です。
ま、女性には実用本ですが、男性には随筆かな?
内容はこれはこれで納得です。
男としてみると極めて客観的に読めました。。。って言うか、他人事!
女性の視点が丸裸です。
ま、女性には実用本ですが、男性には随筆かな?
内容はこれはこれで納得です。