80年代に一世を風靡した「バイテク企業」。IPOにより、一夜に億万長者になった創業者もいました。しかし、業界の財務パフォーマンス検証すると、お世辞にも良いものではありません。バイオ株すべてを購入して、2001年まで保有し続けるとすると、利回りは10%(国債は12%、DOW株式だと21%)。しかも、その利益のアムジェンとジェネンテックがあげており、利益の93%は上位15社で占めています。勝ち組企業であっても、ちょっとした風向きのちがいで、失敗していた可能性がありました。成功の裏には、技術力と「運」が横たわっています。つまり、バイテク産業は、一部の会社がギャンブルのように成功するだけで、大半は失敗している。
この本では、なぜ、バイテク産業は儲けることができないのか?を検証します。
著者の結論は、「サイエンスはビジネスにならない」。しかし、成功の確率をあげるためには、組織と制度のイノベーションが必要だと説きます。この提案がこの本の価値です(しかし、たいしたことを書いているようには思えませんでした)。
近年、大学の研究にたいする国からの助成金が削られ、「大学で稼ぎなさい」という風潮があります。この本を読むかぎり、その戦略が成功するとは思えませんね。また、成功するためには、良い研究者を育成すると同時に、良いシステムを構築する必要があります。研究費を管理する企業、行政、教育関係の方に読んでもらいたいです。
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サイエンス・ビジネスの挑戦 単行本 – 2008/1/24
ゲイリー・P・ピサノ
(著),
池村 千秋
(翻訳)
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購入オプションとあわせ買い
ハーバードの第一人者による分析と提言
「たとえ時間を与えても、バイオ産業に大量の果実は実らない」
読者には、まず本書第5章のいくつかの興味深いグラフを見てほしい。そこにはバイオ産業30年間の「財務上の成績表」と、バイオ企業のR&Dの「生産性」「新規性」の真実が端的に示されている。この通説を覆す単純でショッキングな数値を、著者は「時間が解決しない構造的な問題」と断じる。
かつて誰もがこう考えた。バイオテクノロジーが研究開発のプロセスを一変させ、その結果、新薬が大量に誕生し、膨大な利益が生み出される。そして、巨大製薬企業の時代は終わるのだ、と――果たして、どこが間違っていたのか?なぜバイオ産業は“夢の約束”を実現できなかったのか?極めて平易な文章で、サイエンス主導のビジネス、その代表たるバイオ産業に関心を持つすべての読者に語りかける。
「たとえ時間を与えても、バイオ産業に大量の果実は実らない」
読者には、まず本書第5章のいくつかの興味深いグラフを見てほしい。そこにはバイオ産業30年間の「財務上の成績表」と、バイオ企業のR&Dの「生産性」「新規性」の真実が端的に示されている。この通説を覆す単純でショッキングな数値を、著者は「時間が解決しない構造的な問題」と断じる。
かつて誰もがこう考えた。バイオテクノロジーが研究開発のプロセスを一変させ、その結果、新薬が大量に誕生し、膨大な利益が生み出される。そして、巨大製薬企業の時代は終わるのだ、と――果たして、どこが間違っていたのか?なぜバイオ産業は“夢の約束”を実現できなかったのか?極めて平易な文章で、サイエンス主導のビジネス、その代表たるバイオ産業に関心を持つすべての読者に語りかける。
- 本の長さ328ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BP
- 発売日2008/1/24
- ISBN-104822246310
- ISBN-13978-4822246310
商品の説明
著者について
ゲイリー・P・ピサノ(Gary P. Pisano):
ハーバード・ビジネススクール教授。テクノロジー&オペレーションズ・マネジメント部門の責任者。長年、製薬・バイオテクノロジー産業を中心に、 技術戦略とイノベーションのマネジメントについて研究を続けてきた。著書に、『The Development Factory』などがある。MBAプログラムなどで教鞭をとる一方、アムジェン、バイオジェン、メルク、ノバルティス、ファイザー、ロシュをはじめ、 数々の製薬・バイオテクノロジー企業の経営陣にも助言してきた。
池村千秋(いけむらちあき):
翻訳家。訳者に『MBAが会社を滅ぼす』『フリーエージェント社会の到来』等。
ハーバード・ビジネススクール教授。テクノロジー&オペレーションズ・マネジメント部門の責任者。長年、製薬・バイオテクノロジー産業を中心に、 技術戦略とイノベーションのマネジメントについて研究を続けてきた。著書に、『The Development Factory』などがある。MBAプログラムなどで教鞭をとる一方、アムジェン、バイオジェン、メルク、ノバルティス、ファイザー、ロシュをはじめ、 数々の製薬・バイオテクノロジー企業の経営陣にも助言してきた。
池村千秋(いけむらちあき):
翻訳家。訳者に『MBAが会社を滅ぼす』『フリーエージェント社会の到来』等。
登録情報
- 出版社 : 日経BP (2008/1/24)
- 発売日 : 2008/1/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 328ページ
- ISBN-10 : 4822246310
- ISBN-13 : 978-4822246310
- Amazon 売れ筋ランキング: - 717,519位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,740位科学読み物 (本)
- - 40,159位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2010年9月25日に日本でレビュー済み
ハーバード・ビジネススクールの教授の手になる本書であるが、どんな価値があるのか理解できなかった。
ここで言うサイエンス・ビジネスとは、民間企業が大学などと同じレベルで基礎研究を担っている分野を指し、具体的にはバイオテクノロジー産業を取り扱っている。バイオテクノロジー産業の黎明期に、UC Berkeleyで大学院生活を送った著者は、その後20年で、この産業が成功だったのか失敗だったのかを問う。
サイエンスに基礎を置くビジネスの特徴として、「リスク管理」「すり合わせ」「学習」をあげるのは良いのだが、その掘り下げ方には不満が残る。例えば、リスク管理でも、研究の初期段階の純然たる基礎研究に近い段階と、臨床試験に入った後の段階で、リスク管理がどう違うのかと言った点についての分析が見られない。
そもそも「バイオテクノロジー産業」というものが存在するのではなく、医薬品産業という大きなくくりのなかで、約40年前にバイオテクノロジーという「技術」が生まれたと見るべきだろう。この技術から、遺伝子組換えインスリンや抗体医薬などの画期的な医薬品が生まれた。
ジェネンテックやアムジェンなどの成功事例の分析から、サイエンス・ビジネスの将来像を描くのではなく、「バイオテクノロジー産業」全体を俯瞰することにどんな意味があるのか、最後まで理解できなかった。
ここで言うサイエンス・ビジネスとは、民間企業が大学などと同じレベルで基礎研究を担っている分野を指し、具体的にはバイオテクノロジー産業を取り扱っている。バイオテクノロジー産業の黎明期に、UC Berkeleyで大学院生活を送った著者は、その後20年で、この産業が成功だったのか失敗だったのかを問う。
サイエンスに基礎を置くビジネスの特徴として、「リスク管理」「すり合わせ」「学習」をあげるのは良いのだが、その掘り下げ方には不満が残る。例えば、リスク管理でも、研究の初期段階の純然たる基礎研究に近い段階と、臨床試験に入った後の段階で、リスク管理がどう違うのかと言った点についての分析が見られない。
そもそも「バイオテクノロジー産業」というものが存在するのではなく、医薬品産業という大きなくくりのなかで、約40年前にバイオテクノロジーという「技術」が生まれたと見るべきだろう。この技術から、遺伝子組換えインスリンや抗体医薬などの画期的な医薬品が生まれた。
ジェネンテックやアムジェンなどの成功事例の分析から、サイエンス・ビジネスの将来像を描くのではなく、「バイオテクノロジー産業」全体を俯瞰することにどんな意味があるのか、最後まで理解できなかった。
2008年4月7日に日本でレビュー済み
製薬産業の進むべき道を考察する上で、示唆に富む一冊。特に以下2点はコア・イシューとして認識しなければならないと考える。
第一、サイエンスビジネスには深刻な不確実性(一次的不確実性)がつきまとっており、かつ、この不確実性は、科学の進歩に伴い、恐ろしいことに、加速度的に増加していくこと。
第二、サイエンスビジネスは「インテグラル型」(すりあわせ型)であるにもかかわらず、「すり合わせる」べきジャンルはすべて相互依存的であり、かつ、急速に進化していること。
以上ともに、バイオ産業特有の課題ではなく、すべての産業に見られる要素、と考えるが、著者は、バイオ産業の場合は、「これらのインパクトは他産業と比較にならない」、と断言する
製薬企業が、短期的利益を得るため、ライセンス活動の条件闘争に没頭している現状を省みて、長期的利益に向けて、製薬産業が本質的な課題に目を向ける第一歩になりえる一冊である。
第一、サイエンスビジネスには深刻な不確実性(一次的不確実性)がつきまとっており、かつ、この不確実性は、科学の進歩に伴い、恐ろしいことに、加速度的に増加していくこと。
第二、サイエンスビジネスは「インテグラル型」(すりあわせ型)であるにもかかわらず、「すり合わせる」べきジャンルはすべて相互依存的であり、かつ、急速に進化していること。
以上ともに、バイオ産業特有の課題ではなく、すべての産業に見られる要素、と考えるが、著者は、バイオ産業の場合は、「これらのインパクトは他産業と比較にならない」、と断言する
製薬企業が、短期的利益を得るため、ライセンス活動の条件闘争に没頭している現状を省みて、長期的利益に向けて、製薬産業が本質的な課題に目を向ける第一歩になりえる一冊である。
2008年5月18日に日本でレビュー済み
仕事上サイエンスビジネスと関係する事が多いが、常日頃感じていたサイエンスビジネスのもやもやが一気に解消された気がする。
サイエンスビジネスとして、とくにバイオテクノロジーを中心に展開されているが、サイエンスと財務成績が評価基準であるビジネスとの相容れない関係を多角的視点で捉えている。勿論、サイエンスがビジネスにならないという内容展開・結論ではない。
事実、私もビジネス側が想像する未来・期待を十二分にサイエンスは与えていると思う。今日のビジネスにとりサイエンスは、不可欠なファンタジー要素をもっている。ただ、そのファンタジーのからくりを知っておいて損はないとおもう。ディズニーの裏を知って、ファンを辞めた人は少ないはず。
サイエンスビジネスとして、とくにバイオテクノロジーを中心に展開されているが、サイエンスと財務成績が評価基準であるビジネスとの相容れない関係を多角的視点で捉えている。勿論、サイエンスがビジネスにならないという内容展開・結論ではない。
事実、私もビジネス側が想像する未来・期待を十二分にサイエンスは与えていると思う。今日のビジネスにとりサイエンスは、不可欠なファンタジー要素をもっている。ただ、そのファンタジーのからくりを知っておいて損はないとおもう。ディズニーの裏を知って、ファンを辞めた人は少ないはず。
2008年5月2日に日本でレビュー済み
引用された文献や資料はやや古いが、論旨は正しく、政策担当者、各企業の企画担当者が議論する上で参考になる内容である。バイオ産業としてどのような有機的(生体的)構造を創るか、単なるmodule vs integralではないハイブリッドなものを考える必要があろう。
2008年2月4日に日本でレビュー済み
バイオテクノロジーが、産業としてなぜ成功していないのか?を分析した本。
経営学的なアプローチから、バイオテクノロジーが科学として有する特性と、その産業化において重要な観点となる「リスク管理」「すり合わせ」「組織としての学習」を対比し、バイオテクノロジーにおいてはそのような産業構造が適正に設計されていないということを述べている。
本書の構成としては、最初に上記の問題意識が述べられた後、医薬品の開発プロセスやゲノム研究の発展の歴史などの記述が延々と続く。産業構造の説明については、同じ新興産業であるIT産業との対比を主に、MOTや組織論でよく使われる理論的フレームワークを用いて、バイオテクノロジーを産業として見た場合の、サイエンスの特性とのミスマッチを説明している。
一通り読み終わって見ると、結局のところIT業界におけるインテルのような代表的な成功例がバイオ産業にはまだないに等しいので、「なぜうまくいかないのか」を既存の理論フレームに当てはめたところで説得力に欠ける印象がぬぐえない。もちろん、著者もその点については、バイオ産業に適した産業構造と理論フレームを試行錯誤しながら作っていかなければならないとは述べてはいるが、では果たしてこの本を読んで誰に、どんな示唆が与えられるのか?学問としての経営学分野で新しい研究トピックを提示しているとは言えるかも知れないが、研究に携わっている人や、バイオ産業に携わっている人など、実際にバイオ産業のプレイヤーとなりうる人たちに示唆を与えるような内容ではないというのが正直な感想だ。
「イノベーションのジレンマ」のクリステンセンや、「オープンイノベーション」のチェスブロウのように、理論や概念が中心でも実務家にも多くの示唆を与える名著を生み出してきたハーバードビジネススクールの教授の著書にしては、その点で物足りなさを感じるし、却って評価が厳しくならざるを得ない。ビジネス書というよりは経営学の学術研究と割り切るべきだろう。
経営学的なアプローチから、バイオテクノロジーが科学として有する特性と、その産業化において重要な観点となる「リスク管理」「すり合わせ」「組織としての学習」を対比し、バイオテクノロジーにおいてはそのような産業構造が適正に設計されていないということを述べている。
本書の構成としては、最初に上記の問題意識が述べられた後、医薬品の開発プロセスやゲノム研究の発展の歴史などの記述が延々と続く。産業構造の説明については、同じ新興産業であるIT産業との対比を主に、MOTや組織論でよく使われる理論的フレームワークを用いて、バイオテクノロジーを産業として見た場合の、サイエンスの特性とのミスマッチを説明している。
一通り読み終わって見ると、結局のところIT業界におけるインテルのような代表的な成功例がバイオ産業にはまだないに等しいので、「なぜうまくいかないのか」を既存の理論フレームに当てはめたところで説得力に欠ける印象がぬぐえない。もちろん、著者もその点については、バイオ産業に適した産業構造と理論フレームを試行錯誤しながら作っていかなければならないとは述べてはいるが、では果たしてこの本を読んで誰に、どんな示唆が与えられるのか?学問としての経営学分野で新しい研究トピックを提示しているとは言えるかも知れないが、研究に携わっている人や、バイオ産業に携わっている人など、実際にバイオ産業のプレイヤーとなりうる人たちに示唆を与えるような内容ではないというのが正直な感想だ。
「イノベーションのジレンマ」のクリステンセンや、「オープンイノベーション」のチェスブロウのように、理論や概念が中心でも実務家にも多くの示唆を与える名著を生み出してきたハーバードビジネススクールの教授の著書にしては、その点で物足りなさを感じるし、却って評価が厳しくならざるを得ない。ビジネス書というよりは経営学の学術研究と割り切るべきだろう。
2008年2月8日に日本でレビュー済み
上場している米国の先端バイオテクノロジー企業群をひとつの企業と見立て、数十年の収益の推移を追いかけている点が面白かった。結果は悲惨の一語。その上、薬品の「画期性」や「開発効率」の比較でも、既存製薬大手に対して決して優位性を示せていない。
著者は「既に30年たった」と言うが、これには「まだ30年じゃないか!」との反論も恐らくあるだろう。周到なバイオテクノロジー企業の実績の検証部分に比べ、未来への処方箋はやや抽象的に過ぎる印象だ。
著者は「既に30年たった」と言うが、これには「まだ30年じゃないか!」との反論も恐らくあるだろう。周到なバイオテクノロジー企業の実績の検証部分に比べ、未来への処方箋はやや抽象的に過ぎる印象だ。