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仕事のとれるSE-設計力、技術力、推進力でSEは決まる 単行本 – 2003/5/27
SEにとって重要な仕事の一つが、ユーザーの持っている要求の具体性をシステム化が可能な具体性までに引き上げる「業務設計」です。確実な業務設計が手戻りをなくし、企業の競争力を高める新しい業務モデルの提案へとつながります。本書では、ユーザーとのギャップをつめる、同じ視点で議論するための手段としてオブジェクト指向によるモデリングに着目し、実践していった過程を具体例にまじえながら解説します。
特徴(2):プロジェクト・マネジメントとチーム・オペレーションを実例をもとに解説
プロジェクト・マネジメントの基本は、WBS(Work Breakdown Structure)によって工程中の成果物を正しく管理することです。本書ではWBSの実例を示しながら、具体的なプロジェクトの方法を説明します。また、プロジェクトを遂行するための要となるチーム・オペレーションを、7カ月、200人月のシステム開発の事例をもとに紹介します。
特徴(3):J2EE先進ユーザー企業の視点で語る「技術の見方」「仕事のとれるSE」
著者はJ2EEの先進ユーザーとしてJavaONEで講演しているほか、日経コンピュータ第7回 情報システム大賞のグランプリを受賞した清水建設 情報システム部所属のSE。J2EEをはじめとする最新技術の見極め方や、「これまで出会った優秀なSE」など、先進ユーザー企業ならではの話も読みどころです。
- 本の長さ238ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BP
- 発売日2003/5/27
- ISBN-104822281671
- ISBN-13978-4822281670
商品の説明
商品説明
システムとそのもたらす結果の両方に接する立場であるユーザー企業のSEたちによって書かれた本書は、本当に必要とされるSE像をあぶり出している。2部構成となっており、第1部「SEの仕事」では筆者らの経験を通して感じた、SEの仕事の本質を様々な角度から検証する。そして第2部「現場から生まれたモデリング」では、LFDによる設計の実践を解説する。
特にユニークなのは本書の核と言える第5章「仕事のとれるSE」だ。「これまで出会った優秀なSE」として、タイプの異なる実在の優秀なSEを紹介し、優秀なSEとは何か、SEに期待される能力や役割の本質は何かを突き詰めていく。資格等、技術知識からのみ論じられることの多かったSEという職業の価値について、現場の視点から光を当てていることは、現場のSEを力づけるだろう。
かつては、一部の人間にしかわからない「聖域」として批判の対象になりにくかったシステムが、現在のような状況に置かれているのはむしろ健全なことなのかもしれない。他のビジネスと同じ基準で評価されるようになれば、より顧客貢献度を高めるため、力をつけ、考え、本質を見抜く努力をしていかなければならないのは当然のことと言える。本書はSEという職業を再考するためのヒントとなるだろう。(大脇太一)
出版社からのコメント
――「顧客志向」による業務設計・システム化提案を行っていくために
必要な3つの能力を具体的な事例で解説。
J2EE先進ユーザーが語る、現場で役立つ実践的な知識が満載です。
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 日経BP (2003/5/27)
- 発売日 : 2003/5/27
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 238ページ
- ISBN-10 : 4822281671
- ISBN-13 : 978-4822281670
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,613,514位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 824位一般経営工学関連書籍
- - 25,333位電気・通信 (本)
- カスタマーレビュー:
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ユーザ企業のIT部門の視点から、「仕事の取れるSE」について語っています。
とはいえ、そういった部分はごくわずかで、ほとんどは彼らのシステム構築に関する考え方や方法論についての解説だったような・・・。
SE経験のないITコンサルである僕にはITプロジェクトというものを知る上で参考になった。
ただ、彼らの言い分では、実装経験のないITコンサルなんて役に立たないとのことだけど。
うーん。一理ある。
SEだけではなく、システム営業部員にもお奨めの一冊ですね。
エンドユーザー情報システム部門の皆様が、実に高い次元にて創意工夫を凝らしていらっしゃることを知り、大変刺激になりました。私もまだまだ工夫がたりないなぁ、と反省しました。本書にとても励まされた気持ちです。
また、日本を代表する大企業の基幹業務システムを先進的な技術要素(オブジェクト指向・J2EE・Strutsなど)を用いて構築しよう、と決断されたそのチャレンジ精神に拍手喝采です。
続編を期待しております。
理由としては、著者の方々がシステム開発に取り組まれた際のプロセス・取り組み方を、その時の事例に基づき、テクニカルな部分(建築方法とフレームワーク等)も分かりやすく、また、的確に表現されているからです。
システム開発を実施するSEが本来思っておかなければいけない事柄ばかりだと感じています。
また、購読したSEには、本書をhow-to本とするのではなく、自分のカラーを生かす為のエッセンスとして、将来、仕事の取れるSE(ユーザとともに一緒に座る)になって欲しいと思うとともに、改めて、お勧めの書籍と実感しています。