本書の内容は悪くないと思います。しかし、色々なプロセスや手法を解説しているものの、著者達自身が実際にどこまで理解できているかがはなはだ疑問の解説があることが残念。特にCMMの部分はかなり間違った解釈(要件が安定していないと適用は難しいとか重量で融通が利かない風な解説)が多い上に、実際にあまり著者自身が実戦経験がないとハッキリ分かってしまう部分がある。著者の一人はビッグネームであり、もう一人はCMMIの策定メンバーとあるが、名前や肩書きを鵜呑みにするのは危険であるという証明になるかもしれない。
これからプロセスや手法及びプロジェクト管理を学ぼうと思う人は、あくまで1つの本として参考にすることが必要だ。
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アジャイルと規律 ~ソフトウエア開発を成功させる2つの鍵のバランス~ 単行本 – 2004/8/5
アジャイルシリーズ第2弾!
「俊敏さ(アジリティ)」を重視するアジャイル開発。開発当初の計画段階での「決めたこと(規律)」を重視する従来型開発。「アジャイル(俊敏さ)」と「規律」は、一見、相反するように見えて、実はソフトウエア開発を成功させるためには両方が欠かせません。本書は、従来からある計画駆動アプローチとアジャイル・アプローチを比較し、両者が互いに補完しあえる手法であり、この二つの要素をうまくとり入れていくことの重要性を説いた読み物です。規模、重要度、変化の可能性、人、文化といった観点に加え、ケーススタディや一日の仕事の流れから両者を比較します。従来型開発か、アジャイル開発かに迷う読者に、両方のよさを取り入れた開発法を説いたソフトウエア業界の巨匠による示唆に富んだ1冊です。
「俊敏さ(アジリティ)」を重視するアジャイル開発。開発当初の計画段階での「決めたこと(規律)」を重視する従来型開発。「アジャイル(俊敏さ)」と「規律」は、一見、相反するように見えて、実はソフトウエア開発を成功させるためには両方が欠かせません。本書は、従来からある計画駆動アプローチとアジャイル・アプローチを比較し、両者が互いに補完しあえる手法であり、この二つの要素をうまくとり入れていくことの重要性を説いた読み物です。規模、重要度、変化の可能性、人、文化といった観点に加え、ケーススタディや一日の仕事の流れから両者を比較します。従来型開発か、アジャイル開発かに迷う読者に、両方のよさを取り入れた開発法を説いたソフトウエア業界の巨匠による示唆に富んだ1冊です。
- 本の長さ317ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BP
- 発売日2004/8/5
- ISBN-104822281922
- ISBN-13978-4822281922
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
ソフトウエア開発における「俊敏(アジャイル)」と「規律(ディシプリン)」という2つの相反する要素について、両方の長所をそれぞれのビジネス環境に最適な方法で、バランスよく取り入れていくために必要な方法を解説する。
登録情報
- 出版社 : 日経BP (2004/8/5)
- 発売日 : 2004/8/5
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 317ページ
- ISBN-10 : 4822281922
- ISBN-13 : 978-4822281922
- Amazon 売れ筋ランキング: - 828,077位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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監査法人にて会計監査や連結会計業務のコンサルティングに従事。ITベンチャー、ITコンサルティング会社を経て2007年に会計・IT領域に特化した専門コンサルティング/アウトソーシングを行うため株式会社クレタ・アソシエイツを設立、現在に至る。「経営に貢献するITとは?」というテーマを一貫して追求し、会計・IT領域の豊富な経験を生かしたコンサルティングやアウトソーシングサービスを展開。ベンチャー・IT企業を中心にユーザー視点での支援に携わるほか、ベンチャー企業の社外監査役を歴任し、コーポレート・ガバナンスにも精通。会計とテクノロジーの連携をテーマにした講演および連載多数。公認会計士/税理士/公認情報システム監査人(CISA)/公認不正検査士(CFE)
(現任)
・原幹公認会計士事務所 代表
・株式会社クレタ・アソシエイツ 代表取締役
・アガサ株式会社 社外監査役
・株式会社あしたのチーム 社外監査役
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2004年10月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2004年9月14日に日本でレビュー済み
アジャイルも規律を重んじる計画駆動型も実際の開発プロジェクトでは必要となるので、それをどのように適用していくかがポイントであると考えます。特に、ビジネスとしてのシステム開発では、開発するシステムの特性を分析して、できるかぎりリスクを排除しながら、安全にやり遂げていくことが、顧客にとっても開発者にとっても重要と思います。
この本では、そのような現実にさらされた開発者にとって、開発を進めていくための指針になることが具体的な指標として示されており、非常に有益な本だと思います。開発方法論の論争に食傷気味で現実的な解を求めていた私にとっては重要な本の一つになりました。
この本では、そのような現実にさらされた開発者にとって、開発を進めていくための指針になることが具体的な指標として示されており、非常に有益な本だと思います。開発方法論の論争に食傷気味で現実的な解を求めていた私にとっては重要な本の一つになりました。
2004年8月13日に日本でレビュー済み
あたりまえのことだけど,アジャイルプロセスは,どんな企業にも,どんなプロジェクトにも,どんな顧客にも向いているわけじゃない.ベームはそこを,5つの軸で評価して,そのリスク分析に応じて,計画型とアジャイル型をバランスしよう,と言っている.当然のことなんだけど,このバランスという視点はいつでも大切なんだ,と再認識させてくれるし,5つの軸の具体性に説得させられる!