SKYPEは私にとっては非常に興味のあるソフトでありサービスであり会社であるのですが、なかなかその仕組みや技術的な詳細をまとめた本が無く期待しながら手に取りました。
結論から言うと、少なくとも私にとっては中身が薄っぺらで容易に想像が付くものでした。ただ、全く何も知らない人が読むにはSKYPEの概略イメージがわかり良いかもしれません。
他のレビューアのいわれる「2歩踏み込む」はまさに的を得た表現だと思います。
かといって買って損か?と聞かれると完全には肯定できない微妙な価値のある本です。
少なくとも私は誰にでも無条件にこの本を薦めることはありません。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
入門 Skypeの仕組み~無料IP電話を支えるピアツーピア技術 単行本 – 2005/10/13
池嶋 俊
(著)
Skypeは、世界中で5000万人以上が利用する無料の電話ソフトです。人気の理由は、無料で世界中の人と話せること、音がよいこと、設定が簡単であること、安定していることなど。これらの特徴を実現するために、Skypeでは驚くような工夫と技術を駆使しています。それは、ファイル交換などで有名になったP2P(Peer to Peer)をベースにしたSkype独自の技術です。
本書では技術的な仕組みを基に、「なぜ無料にできるのか」「音質がよいのはなぜか」「サーバーはなぜ要らないのか」など、Skypeの魅力と不思議を一つずつ解き明かしていきます。さらに、「セキュリティは甘くないのか」「課題はないのか」といった、ユーザーが抱くSkypeの不安にも回答。Skypeの本当の姿を知るために、欠かせない一冊です。
本書では技術的な仕組みを基に、「なぜ無料にできるのか」「音質がよいのはなぜか」「サーバーはなぜ要らないのか」など、Skypeの魅力と不思議を一つずつ解き明かしていきます。さらに、「セキュリティは甘くないのか」「課題はないのか」といった、ユーザーが抱くSkypeの不安にも回答。Skypeの本当の姿を知るために、欠かせない一冊です。
- 本の長さ157ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BP
- 発売日2005/10/13
- ISBN-104822282449
- ISBN-13978-4822282448
登録情報
- 出版社 : 日経BP (2005/10/13)
- 発売日 : 2005/10/13
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 157ページ
- ISBN-10 : 4822282449
- ISBN-13 : 978-4822282448
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,662,876位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 140,400位科学・テクノロジー (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2006年8月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2006年6月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルの通り、本書は、Skypeが何故つながりやすいのか、何故音質が良いのか、何故無料なのか、盗聴の危険はないのか、等について、技術的な側面から解説した本である。操作方法や便利な使い方について書いた本ではない。
ただし、技術者・プログラマー向けの本ではなく、普通のSkypeユーザーを対象として書かれており、正直もの足りなかった。技術的な話に踏み込むことを意図的に避けているようにすら感じた。
私自身は単なるアマチュアプログラマだがTCP/IP通信を行うプログラムを書く必要があり、評判のSkypeがどのような仕組みで通信を実現しているのかを知りたくて本書を手にとった。本書に書かれている内容であれば、インターネットから容易に入手できると思う。もう1歩、できれば2歩、踏み込んで欲しかった。
ただし、技術者・プログラマー向けの本ではなく、普通のSkypeユーザーを対象として書かれており、正直もの足りなかった。技術的な話に踏み込むことを意図的に避けているようにすら感じた。
私自身は単なるアマチュアプログラマだがTCP/IP通信を行うプログラムを書く必要があり、評判のSkypeがどのような仕組みで通信を実現しているのかを知りたくて本書を手にとった。本書に書かれている内容であれば、インターネットから容易に入手できると思う。もう1歩、できれば2歩、踏み込んで欲しかった。
2010年6月5日に日本でレビュー済み
Skypeの仕組みは,インタネットの仕組みそのものだということが分かれば本書が分かったということですね。
Skypeの仕組みを説明するのであれば,
Skypeを使っているときに,どういう不具合があり,
その原因は何かを詳しく解説してあると,現実味が増したように思われます。
使い方,仕組みとの3点セットだと思います。
どれか一つが欠けていても,困ったときに途方に暮れるかもしれません。
Skypeの仕組みを説明するのであれば,
Skypeを使っているときに,どういう不具合があり,
その原因は何かを詳しく解説してあると,現実味が増したように思われます。
使い方,仕組みとの3点セットだと思います。
どれか一つが欠けていても,困ったときに途方に暮れるかもしれません。
2009年2月20日に日本でレビュー済み
普段何気なく利用している便利なものは、どのような仕組みで
できているか知りたくなるものです。
本書では、インターネットを介した電話、"ボイスチャット"
のソフトウェアであるSkypeについて紹介されている。
音声品質の高さや盗聴の困難さなどをP2Pの技術的な観点から
紹介することが中心です。また、基本的に無料で使えて、
一般回線と電話をするなど、より便利な付加機能を使う場合
は有料にするモデルも、通販のお試しセットのようで面白い。
ネット網という共通インフラを活用して、自社で持つ資産が
必要最小限だからできるサービス。所有から使用へ、の流れ
にビジネスもうまく乗ってますね。
できているか知りたくなるものです。
本書では、インターネットを介した電話、"ボイスチャット"
のソフトウェアであるSkypeについて紹介されている。
音声品質の高さや盗聴の困難さなどをP2Pの技術的な観点から
紹介することが中心です。また、基本的に無料で使えて、
一般回線と電話をするなど、より便利な付加機能を使う場合
は有料にするモデルも、通販のお試しセットのようで面白い。
ネット網という共通インフラを活用して、自社で持つ資産が
必要最小限だからできるサービス。所有から使用へ、の流れ
にビジネスもうまく乗ってますね。
2005年12月7日に日本でレビュー済み
「Skypeやろうぜ」や「P2PWiKi」の運営者だけあって,Skypeの技術をわかりやすく紹介している.所々に出てくる専門用語はちゃんとフォローされているので,ネットに興味をお持ちの方なら問題ない.何より驚きなのは,著者が大学4年生の学生企業家であることだ.