書店で手に取ったならば、30秒以内に本棚に戻すであろう書籍である。
私は不幸にも通信販売で購入したため、このようなレビューを書く立場になってしまった。
まず、プロが読む書籍ではない。内容が薄っぺらで、新入社員が読むレベルである。
かといって、著者が考えている仕様書が10年以上前のスタイルといっても過言ではないので、新入社員の教育に使うのも問題だ。
UMLがどうとかそういう状況ではなく、倉庫に眠っている30年前の仕様書を眺めている気分になった。
すぐに使える実践的なサンプルとして掲載されている仕様書には、
データベースに格納する日付を「YYYY/MM/DD」として、「可変長文字列10文字と」定義するくらいだから、
著者の技術水準もその程度のものだろうと推察できる。
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基礎から学ぶシステム仕様書 単行本 – 2007/11/22
秋本芳伸/岡田泰子
(著)
システム開発を成功に導くためには、わかりやすい仕様書をSEが作成する必要があります。SEなら誰でも、きちんとしたシステム仕様書を手際よく作る技術を身に付けておきたいもの。基本仕様書や詳細仕様書といったシステム仕様書は後工程のプログラム開発に必要なだけでなく、システムの保守や拡張のときにも必要になります。プログラム開発につなげるためだけの基本仕様書や詳細仕様書は、そのときの関係者にしか理解できないものになってしまうことがあり、システムの保守の際に苦労する原因になります。SEが正しい手順に基づいてシステム仕様書を作成することは、顧客企業とシステムのイメージを共有するために不可欠です。本書はシステムのライフサイクル全体の観点から、きちんとしたシステム仕様書を作成することの大切さを確認し、ライフサイクル全体を通じて使えるシステム仕様書とはどんなものであるかを示します。また、要求仕様に基づいて概要仕様書、基本仕様書、詳細仕様書を手際よく作成してゆくための作成手順とチェックポイントを具体的に解説します。開発の現場でお手本として使えるシステム仕様書のサンプルを添付しました。
- 本の長さ262ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BP
- 発売日2007/11/22
- ISBN-10482228333X
- ISBN-13978-4822283339
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登録情報
- 出版社 : 日経BP (2007/11/22)
- 発売日 : 2007/11/22
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 262ページ
- ISBN-10 : 482228333X
- ISBN-13 : 978-4822283339
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,785,526位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 27,132位電気・通信 (本)
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