この本の停滞感そのものが、実際のプロジェクト開発であらゆるところで
起きていると思った。自分も10年SI開発などを経験していますが、何故か
うまくいかない。解決策は皆思ってるのに、それでもうまくいかない。
わかっているけど、変われない。終わらせられない。。そんな雰囲気を
味わえます。
SIは納期と予算が決まるから着地点はあるけれども、この本に出てくる
PJの場合は、その類とはまた違うから。新しいものを世に出す場合には
もっと参考になるのかも。
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プログラマーのジレンマ 夢と現実の狭間 単行本 – 2009/5/21
スコット・ローゼンバーグ
(著),
伊豆原 弓
(翻訳)
シリコンバレーを舞台に天才プログラマーのドリームチームが挑んだ
オープンソースプロジェクト「チャンドラー」
陣頭指揮をとったのは、ロータス1-2-3を開発した
元ロータスデベロップメント設立者、ミッチェル・ケイパー。
ケイパーが夢を託した「チャンドラー」は、
カレンダー、メール、メモ書きといったソフトウエアの垣根を越えて、
自由に身の回りの情報を管理できる新しいPIM(情報共有ソフト)。
ケイパーは、オープンソースアプリケーション財団(OSAF)を創設し、
伝説のプログラマーたちが集まってくる。
元初期マックOS開発者、アンディ・ハーツフェルド、
元ゲーム「ローグ」開発者、ネットスケープ創業時メンバー、マイケル・トーイ、
元アップルでマックBASICを開発した、ドン・デンマン、
元初期マック用ワープロ開発者、ジョン・アンダーソン、
ネットスケープ創業時メンバー、ルー・モントゥリ、
――錚々たるメンバーが、夢のPIMプロジェクトにのめりこんでいく・・・・・・
しかし、立ち塞がる難題、時間の壁、去り行く同志、
なぜかプロジェクトは迷路にはまっていく。
ソフトウエア開発はなぜ遅れるのか。
同じ過ちを繰り返しながら、なぜ今度だけは違う、自分だけは違うと信じてしまうのか。
ソフトウエアとはそれほど難しいものなのか。
その謎を解こうと、著者は、歴史をひもとき、混迷する3年間をつぶさに追っていく。
米国で多くのプログラマーの共感をよんだ話題の長編ノンフィクション!
オープンソースプロジェクト「チャンドラー」
陣頭指揮をとったのは、ロータス1-2-3を開発した
元ロータスデベロップメント設立者、ミッチェル・ケイパー。
ケイパーが夢を託した「チャンドラー」は、
カレンダー、メール、メモ書きといったソフトウエアの垣根を越えて、
自由に身の回りの情報を管理できる新しいPIM(情報共有ソフト)。
ケイパーは、オープンソースアプリケーション財団(OSAF)を創設し、
伝説のプログラマーたちが集まってくる。
元初期マックOS開発者、アンディ・ハーツフェルド、
元ゲーム「ローグ」開発者、ネットスケープ創業時メンバー、マイケル・トーイ、
元アップルでマックBASICを開発した、ドン・デンマン、
元初期マック用ワープロ開発者、ジョン・アンダーソン、
ネットスケープ創業時メンバー、ルー・モントゥリ、
――錚々たるメンバーが、夢のPIMプロジェクトにのめりこんでいく・・・・・・
しかし、立ち塞がる難題、時間の壁、去り行く同志、
なぜかプロジェクトは迷路にはまっていく。
ソフトウエア開発はなぜ遅れるのか。
同じ過ちを繰り返しながら、なぜ今度だけは違う、自分だけは違うと信じてしまうのか。
ソフトウエアとはそれほど難しいものなのか。
その謎を解こうと、著者は、歴史をひもとき、混迷する3年間をつぶさに追っていく。
米国で多くのプログラマーの共感をよんだ話題の長編ノンフィクション!
- 本の長さ496ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BP
- 発売日2009/5/21
- 寸法13.9 x 3.3 x 19.5 cm
- ISBN-104822283801
- ISBN-13978-4822283803
商品の説明
著者について
著者:スコット・ローゼンバーグ(Scott Rosenberg)
オンラインマガジン『サロン』(Salon.com)の共同創設者。技術欄編集者と編集長を歴任し、現在は新規プロジェクト担当副社長をつとめる。『サロン』以前は、『サンフランシスコ・エグザミナー』で演劇・映画・技術関係の記事を執筆し、レビューに対してジョージ・ジーン・ネイサン賞を受賞した。『ニューヨーク・タイムズ』『ワイヤード』など多数の刊行物に寄稿している。カリフォルニア州バークレーに妻と二人の息子と暮らしている。
著者のウェブサイトはwww.wordyard.com、本書のウェブサイトはwww.dreamingincode.com。
訳者:伊豆原 弓(いずはら ゆみ)
翻訳家。1966年生まれ。訳書に『イノベーションのジレンマ』『ワインバーグの文章読本』(以上翔泳社)、『熊とワルツを』『ゆとりの法則』『デッドライン』『コンサルタントの道具箱』(以上日経BP社)、『HPウェイ』(日本経済新聞社)などがある。
オンラインマガジン『サロン』(Salon.com)の共同創設者。技術欄編集者と編集長を歴任し、現在は新規プロジェクト担当副社長をつとめる。『サロン』以前は、『サンフランシスコ・エグザミナー』で演劇・映画・技術関係の記事を執筆し、レビューに対してジョージ・ジーン・ネイサン賞を受賞した。『ニューヨーク・タイムズ』『ワイヤード』など多数の刊行物に寄稿している。カリフォルニア州バークレーに妻と二人の息子と暮らしている。
著者のウェブサイトはwww.wordyard.com、本書のウェブサイトはwww.dreamingincode.com。
訳者:伊豆原 弓(いずはら ゆみ)
翻訳家。1966年生まれ。訳書に『イノベーションのジレンマ』『ワインバーグの文章読本』(以上翔泳社)、『熊とワルツを』『ゆとりの法則』『デッドライン』『コンサルタントの道具箱』(以上日経BP社)、『HPウェイ』(日本経済新聞社)などがある。
登録情報
- 出版社 : 日経BP (2009/5/21)
- 発売日 : 2009/5/21
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 496ページ
- ISBN-10 : 4822283801
- ISBN-13 : 978-4822283803
- 寸法 : 13.9 x 3.3 x 19.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 512,115位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年8月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
商用ソフトウェアの開発であればお客さんがいて期日があって、明確なゴールがある。
OSSの開発の場合には、その明確なゴールがないことによって、期日も機能も決まらずダラダラとしてしまうのかもしれない。
また、そんな開発を追ってしまったせいか、本書の内容も読んでいてどうも締りがない感じがした。
物語の焦点がどこに当てているのか、何を言わんとしているのかが、いまひとつ伝わってこなかった。
私にそこまで読み取る力がなかっただけかもしれませんが。
OSSの開発の場合には、その明確なゴールがないことによって、期日も機能も決まらずダラダラとしてしまうのかもしれない。
また、そんな開発を追ってしまったせいか、本書の内容も読んでいてどうも締りがない感じがした。
物語の焦点がどこに当てているのか、何を言わんとしているのかが、いまひとつ伝わってこなかった。
私にそこまで読み取る力がなかっただけかもしれませんが。
2009年7月24日に日本でレビュー済み
すばらしい技術者が理解ある経営者の元で働けば、きっとよいソフトウェアができる。そう思っているなら、この本を読むといい。
この本はあるプロジェクトの軌跡だけでなく、開発手法と文化を巡る旅にも連れて言ってくれる。ワッツハンフリーのCMMから、ケントベックのXP、ジョエルテストに至るまで言及し、広く、新しく、古いものを無視していない。この9、10章の部分は別の本のようだ。
「闘うプログラマー」などに比べるとまとまりがないようにも感じるがそれも理由あってのこと。ソフトウェアのようなこの本に0.8のバージョンを送りたい。
この本はあるプロジェクトの軌跡だけでなく、開発手法と文化を巡る旅にも連れて言ってくれる。ワッツハンフリーのCMMから、ケントベックのXP、ジョエルテストに至るまで言及し、広く、新しく、古いものを無視していない。この9、10章の部分は別の本のようだ。
「闘うプログラマー」などに比べるとまとまりがないようにも感じるがそれも理由あってのこと。ソフトウェアのようなこの本に0.8のバージョンを送りたい。