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闘うプログラマー 上巻 単行本 – 1994/12/7
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- 本の長さ239ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BP
- 発売日1994/12/7
- ISBN-104822740161
- ISBN-13978-4822740160
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
ビル・ゲイツの野望を実現するために、マイクロソフトに伝説のプログラマー、デビッド・カトラーが引き抜かれた。屈強な肉体と厳しい職業理念、闘争心を持つ男の下に新プロジェクトチームが結成され、パソコンOS開発作戦「NT」の幕が開いた…。
登録情報
- 出版社 : 日経BP (1994/12/7)
- 発売日 : 1994/12/7
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 239ページ
- ISBN-10 : 4822740161
- ISBN-13 : 978-4822740160
- Amazon 売れ筋ランキング: - 406,757位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
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2015年2月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ここまでのでは無いですが、同業社です。バイブル的に元々の上下2冊を購入して読んだのですが、電子書籍として再購入です。
厚めの本2冊が1本にまとまったのですから、あちこち省略してあるかと思ったのですが、そうでもない。
今Windows無くしてパソコンの事は語れません。今のWindowsの原点であるWindowsNTの開発裏事情はとても興味深いものです。
ただこの時代のWindowsはDOSベースのWindows3でしたので、そのUIに関する話題など、今のWindowsとはちょっとまた違ったものとなってます。
自分みたいな年寄りにはそれがまた当時を思い出されて面白い。
厚めの本2冊が1本にまとまったのですから、あちこち省略してあるかと思ったのですが、そうでもない。
今Windows無くしてパソコンの事は語れません。今のWindowsの原点であるWindowsNTの開発裏事情はとても興味深いものです。
ただこの時代のWindowsはDOSベースのWindows3でしたので、そのUIに関する話題など、今のWindowsとはちょっとまた違ったものとなってます。
自分みたいな年寄りにはそれがまた当時を思い出されて面白い。
2013年10月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
マイクロソフトの都合の悪いことも正直に書いてあり、おもしろかったです。
技術的なことではなく、人間模様が中心の読み物なので、技術者じゃなくても読めます。
技術的なことではなく、人間模様が中心の読み物なので、技術者じゃなくても読めます。
2009年3月22日に日本でレビュー済み
DECの技術者と、マイクロソフトの経営者の協働(きょうどう)が、WindowsNTであることを知る人は技術者以外にはいないだろう。
まして、Windows New TechnologyのWNTが、DECのVMSの次の文字であることを知る人はもっと少ないかもしれない。
サイエンスフィクション(SF)ででてくるHALが、IBMの次の文字であることをなぞらえたように。
マイクロソフトは、BASIC以外のMS-DOSの時代から、よその技術を持ってきて、販売する会社であることを知っていれば、本書に違和感はない。
また、20年ほど前には、UNIXの最大のベンダであったことも知っているとよい。Xenixの販売代理をしていて、PC-UNIXといえば、マイクロソフトのXENIXだということを知っていると、よく分かるかもしれない。
背景知識がないと、一部誤解する人もいるかもしれない。
まして、Windows New TechnologyのWNTが、DECのVMSの次の文字であることを知る人はもっと少ないかもしれない。
サイエンスフィクション(SF)ででてくるHALが、IBMの次の文字であることをなぞらえたように。
マイクロソフトは、BASIC以外のMS-DOSの時代から、よその技術を持ってきて、販売する会社であることを知っていれば、本書に違和感はない。
また、20年ほど前には、UNIXの最大のベンダであったことも知っているとよい。Xenixの販売代理をしていて、PC-UNIXといえば、マイクロソフトのXENIXだということを知っていると、よく分かるかもしれない。
背景知識がないと、一部誤解する人もいるかもしれない。
2009年7月9日に日本でレビュー済み
Windows NTが出荷され、本が出版されて15年経った。この本はWindows NTの開発物語だ。
仕事でWindows NTにかかわった人なら身近でわかりやすく読める本だ。かなり昔の話なので、この本を読んで非常に懐かしくなってしまった。
マイクロソフトのソフトウェア開発の体質を知る上では、いい本だ。
DECから来た人間とその他の会社から来た人間、そしてたたき上げ(?)のマイクロソフターの微妙な対立と人間関係も面白いし、「他社製品との互換性」に重点を置きつつ、自社製品の処理の高速性をかなり気にしながら開発している姿が結構面白い。
この本はもうちょっと図があればわかりやすくなるんじゃないかと思った。
OSそのものの構造とか、ネットワークの構造とか、この段階ではこういう構造で設計したが、うまくいかないので、こういう構造にしたとか、社内の政治的なチカラでこうなってしまったとか、ともかく図解してほしいところだ。
また、実際のコードもすこしちりばめてくれれば、わかりやすくいい資料になったと思う。
今月出版される改訂版に期待。
仕事でWindows NTにかかわった人なら身近でわかりやすく読める本だ。かなり昔の話なので、この本を読んで非常に懐かしくなってしまった。
マイクロソフトのソフトウェア開発の体質を知る上では、いい本だ。
DECから来た人間とその他の会社から来た人間、そしてたたき上げ(?)のマイクロソフターの微妙な対立と人間関係も面白いし、「他社製品との互換性」に重点を置きつつ、自社製品の処理の高速性をかなり気にしながら開発している姿が結構面白い。
この本はもうちょっと図があればわかりやすくなるんじゃないかと思った。
OSそのものの構造とか、ネットワークの構造とか、この段階ではこういう構造で設計したが、うまくいかないので、こういう構造にしたとか、社内の政治的なチカラでこうなってしまったとか、ともかく図解してほしいところだ。
また、実際のコードもすこしちりばめてくれれば、わかりやすくいい資料になったと思う。
今月出版される改訂版に期待。
2015年10月27日に日本でレビュー済み
ビル・ゲイツ帝国を築いたプログラマー達の記録!文体も文章も翻訳も読みやすい一冊!とんでもない天才職人プログラマーを使うマネジメントさらにソフトを作る上で賭けとなるプログラミング言語の選択、決断など読んでいてハラハラドキドキでした。
2009年7月20日に日本でレビュー済み
このドキュメンタリーはなんと言っても、邦題の通り「伝説のプログラマー」である、
デビッド・カトラーを軸に成り立っている。
(余談だが、上巻の表紙に載っている人物こそ、本人である。)
彼の生い立ち、デュポン、DECと渡り歩いた輝かしくも苦々しい経歴の数々。
そしてたどり着いた次世代OS開発のチャンス。
上巻ではそれらに加え、WinNT開発スタートからその途中までが載っている。
ちなみに、WinNTの基礎設計が3.1、4.0、2000、XP、Vista、7と続いているのは
Windowsのシステム情報を見ればおわかりだろう。
また、カトラーの現在のポジションはWikipediaに詳しい。
デビッド・カトラーを軸に成り立っている。
(余談だが、上巻の表紙に載っている人物こそ、本人である。)
彼の生い立ち、デュポン、DECと渡り歩いた輝かしくも苦々しい経歴の数々。
そしてたどり着いた次世代OS開発のチャンス。
上巻ではそれらに加え、WinNT開発スタートからその途中までが載っている。
ちなみに、WinNTの基礎設計が3.1、4.0、2000、XP、Vista、7と続いているのは
Windowsのシステム情報を見ればおわかりだろう。
また、カトラーの現在のポジションはWikipediaに詳しい。
2008年9月23日に日本でレビュー済み
Windows NTの開発物語であるが、視点は技術ではなく人間にフォーカスされている。技術に詳しくない人でも読めるだろうし、私のようにソフトウェア開発を生業としている人間が読んでも違和感はない。登場する技術や開発手法は当然ながら古いものだが、ソフトウェアに関わる人間の活動は今も昔も変わらない。カトラーを筆頭に、NTのリリースに向けてそれぞれの立場で奮闘する人々の姿を克明に描いた名著と言える。
最近では新しい技術や方法論が次々と登場し、「○○を使えば生産性や品質が向上し、顧客要件を満たすソフトウェアを迅速に開発できます」のように喧伝する書籍が数多く見られる。しかし、それがあくまで理想論に過ぎないことは、銀の弾丸の話を引くまでもなくこの業界にいる人間なら肌で感じているはず。本書は対照的に、実際の開発現場の混乱と迷走の様子を生々しく描き出している。現在においても、程度の差こそあれ、これが真実である。ソフトウェア開発を職業としてメシを食う、というのは生易しい話ではないのだ。
誰が読んでも得るものがあると思うが、特にソフトウェア技術者を志す学生には一読を勧めたい。そして、自分がこの過酷な世界で生き残れるか、そのためにはどうすべきか、じっくり考えてもらいたい。
最近では新しい技術や方法論が次々と登場し、「○○を使えば生産性や品質が向上し、顧客要件を満たすソフトウェアを迅速に開発できます」のように喧伝する書籍が数多く見られる。しかし、それがあくまで理想論に過ぎないことは、銀の弾丸の話を引くまでもなくこの業界にいる人間なら肌で感じているはず。本書は対照的に、実際の開発現場の混乱と迷走の様子を生々しく描き出している。現在においても、程度の差こそあれ、これが真実である。ソフトウェア開発を職業としてメシを食う、というのは生易しい話ではないのだ。
誰が読んでも得るものがあると思うが、特にソフトウェア技術者を志す学生には一読を勧めたい。そして、自分がこの過酷な世界で生き残れるか、そのためにはどうすべきか、じっくり考えてもらいたい。