マイクロソフトの都合の悪いこともきちんと書かれています。
技術的な本ではなく、人間模様について書かれているので技術者じゃなくてもおもしろいです。
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闘うプログラマー 下巻 単行本 – 1994/12/7
IBMと共同開発の戦略ソフトOS/2をめぐる対立が盟友IBMとの決別に発展。OS/2部隊の合流により「NT」計画は「Windows NT」として生まれ変わった。しかし、製品発表までに残された時間はわずかしかない。カトラー部隊の死の行進が始まる。迫真のノンフィクション!
- 本の長さ261ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BP
- 発売日1994/12/7
- ISBN-10482274017X
- ISBN-13978-4822740177
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
IBMの戦略ソフトOS/2をめぐる対立が、NT計画の前途を大きく揺さぶった。IBMと訣別したマイクロソフト。もはや全面対決は不可避。カトラー部隊の「死の行進」が始まった…。
登録情報
- 出版社 : 日経BP (1994/12/7)
- 発売日 : 1994/12/7
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 261ページ
- ISBN-10 : 482274017X
- ISBN-13 : 978-4822740177
- Amazon 売れ筋ランキング: - 315,225位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年7月20日に日本でレビュー済み
リリースは延期され、チームの士気が明らかに下がっていた。
それでも、自らが生み出したドッグフード(次世代OS"NT")を使い、それ自身を組み上げて行った。
そしてそれはWindows NTと言う形でリリースされた。
その顛末が、事細かに記録されている。
時として、リリース間近になるとデスマーチに陥りがちだと言うことが、
あのMicrosoftでさえ同様であると言う真実が垣間見える。
多くの中心メンバーはこのNTの初期バージョンの開発後に退社したと言う。
NTはただの消耗戦だったのだろうか?
それを見極めてみてはいかがだろうか。
ところで、デビッド・カトラーは2008年時点でWindows Azureと呼ばれる
未来のWindowsの開発に名を連ねていると言う。
これはクラウドコンピュティングに特化したOSであると発表されている。
67歳になってなお、生ける伝説は続いているのである。
それでも、自らが生み出したドッグフード(次世代OS"NT")を使い、それ自身を組み上げて行った。
そしてそれはWindows NTと言う形でリリースされた。
その顛末が、事細かに記録されている。
時として、リリース間近になるとデスマーチに陥りがちだと言うことが、
あのMicrosoftでさえ同様であると言う真実が垣間見える。
多くの中心メンバーはこのNTの初期バージョンの開発後に退社したと言う。
NTはただの消耗戦だったのだろうか?
それを見極めてみてはいかがだろうか。
ところで、デビッド・カトラーは2008年時点でWindows Azureと呼ばれる
未来のWindowsの開発に名を連ねていると言う。
これはクラウドコンピュティングに特化したOSであると発表されている。
67歳になってなお、生ける伝説は続いているのである。
2003年7月13日に日本でレビュー済み
OSという複雑極まりない製品を世に送り出すまでの記録。
記録と言うよりも一つの物語としてとてもおもしろい本だった。
読んでいると「ワーカホリック万歳!」と叫びたくなってしまう。
家族を顧みず、2度も離婚をしたが、それでいいといえるほどの仕事が私もしてみたいものだと思った。
これほどまでのことをしないと作れないOSというものを作れる企業はもうこれからは少なくなっていくのかもしれない。
また、それに匹敵するものを圧倒的多数でよってたかって開発する、というLinuxとの対比としての視点から読んでみても面白い。
簡単に言うとおすすめです。
記録と言うよりも一つの物語としてとてもおもしろい本だった。
読んでいると「ワーカホリック万歳!」と叫びたくなってしまう。
家族を顧みず、2度も離婚をしたが、それでいいといえるほどの仕事が私もしてみたいものだと思った。
これほどまでのことをしないと作れないOSというものを作れる企業はもうこれからは少なくなっていくのかもしれない。
また、それに匹敵するものを圧倒的多数でよってたかって開発する、というLinuxとの対比としての視点から読んでみても面白い。
簡単に言うとおすすめです。
2004年2月15日に日本でレビュー済み
マイクロソフトでWindows NTを開発したグループの奮闘記。DECから引き抜かれてNT開発グループの技術的な責任者になったデビット・カトラーが主人公的存在で、その他グループのメンバーや、マイクロソフトのマネジメント(ビル・ゲイツ他)も頻繁に登場。大規模で複雑なプロジェクトがどのように立ち上がって、どのように組織化・管理され、どのように混乱をきたしたかが、生き生きと如実に描かれているのがすばらしい。ここまで深入りした取材を認めて、赤裸々なプロジェクト記録を出版するのも許可したマイクロソフトには(以外にも?)懐の広さを感じた。プロジェクトメンバーの情熱、(特には野心)、消耗、混乱が、これほど具体的に(正確な日時と実名入りで)記されている本書は物語としておもしろいだけでなく、記録としても貴重な一冊。