香山さんの本を読むと普通という感覚がチューニングされたような気がする。
この普通さは、なんとなく息苦しい現在の"普通さ"とはちがった、ある意味では曖昧な、
グレーな、清濁あわせ飲んだ"普通さ"、それだからなおさら、
しなやかでけっして過激にはならない香山さんの心情が吐露されていて、
なるほど"やっぱり"と安心させられる。
この本は、タイトルどおり、香山さんの「けっこういいかも」と思った本の書評が一冊となって読める。
プロレス好きな香山さんの、プロレス的視点で読んだ斎藤環と酒井順子の対談の読みかた、
『みんなのプロレス』斎藤文彦著をとりあげた「勝ち負けだけじゃない たまにはリングアウト」など、
字数は少ないながらも、読み心地はばつぐん。
勝間和代さんの本でテンションをあげ、香山さんの本で素にもどる。
寝るまえに枕もとにおいておくのに最適な一冊だ。
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本を読むってけっこういいかも 単行本 – 2010/9/1
香山 リカ
(著)
- 本の長さ190ページ
- 言語日本語
- 出版社七つ森書館
- 発売日2010/9/1
- 寸法13 x 1.6 x 18.9 cm
- ISBN-104822810216
- ISBN-13978-4822810214
登録情報
- 出版社 : 七つ森書館 (2010/9/1)
- 発売日 : 2010/9/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 190ページ
- ISBN-10 : 4822810216
- ISBN-13 : 978-4822810214
- 寸法 : 13 x 1.6 x 18.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,908,181位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1960年札幌市生まれ。
東京医科大学卒業。精神科医として病院での診察に携わりながら、立教大学現代心理学部映像身体学科教授として教壇にも立つ。豊富な臨床経験を活かし、現代人の心の問題を鋭く分析し、きめ細かな解決策を提示する。ほかにも、政治・社会批評、サブカルチャー批評、皇室問題から趣味のプロレスに関する批評まで、幅広いジャンルで活躍する。事務所では住み着いたノラ猫1匹、自宅では犬1匹と猫5匹と同居。
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