著者は丸紅経済研究所所長で、
内外産業調査・分析、
産業政策、国際商品市況分析の専門家だそうです。
「水」という資源をめぐって
世界で何が起きているかを解説しています。
・世界的に深刻な水不足
・水が枯渇することで起こる影響
・地球温暖化によって起こる水や食料への影響
・ビジネスの視点からみた水問題
・穀物の争奪戦
・水の大量消費国である日本が今後どうするべきか
上記のような内容を、
国連の報告をはじめ
細かなデータをもとに分析。
前半は「水」そのものが中心でおもしろいのですが、
後半になると温暖化や食物の輸入に関してなど
「結果として水に関連する」という程度です。
「水」そのものに興味があって読み始めた人だと、
後半は少し面白みに欠けるかもしれません。
環境、資源、投資に興味のある人であれば、
全体としてそれなりに楽しめるのではないでしょうか。
個人的には色々と勉強になり楽しめました。
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水戦争: 水資源争奪の最終戦争が始まった (角川SSC新書 19) 新書 – 2007/12/1
柴田 明夫
(著)
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- 本の長さ202ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA(角川マガジンズ)
- 発売日2007/12/1
- ISBN-104827550190
- ISBN-13978-4827550191
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- 出版社 : KADOKAWA(角川マガジンズ) (2007/12/1)
- 発売日 : 2007/12/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 202ページ
- ISBN-10 : 4827550190
- ISBN-13 : 978-4827550191
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2008年2月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近話題の「水」のタイトルに釣られて読んでみた。書いてあることは確かにホントなんだが、あまり新しい情報は無し。私が「水」の中身に期待し過ぎたのかもしれないが、結局筆者は水について何を言いたかったのか?物足りなかった。失礼ながら、出版社はこんなギャップのある本を刊行することについて、どう考えているのだろうか?
2012年1月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新書としての限界を感じる本でした。
もうちょっと掘り下げて説明してくれるとたのしかったかなあと思います。
しかし一方で、商品としての水の説明には興味を持ちました。
作者は商社マンだとか。
納得です。
もうちょっと掘り下げて説明してくれるとたのしかったかなあと思います。
しかし一方で、商品としての水の説明には興味を持ちました。
作者は商社マンだとか。
納得です。
2015年5月29日に日本でレビュー済み
数字に弱い自分のような者にも抵抗なくすらすら読めるくらいの統計や値の引用で、趣旨や要点の説明が為され、水をめぐる現状や展望、趨勢を理解できる一冊です。20世紀は石油の利権を奪いあっての戦争が起こりましたが、21世紀は水をめぐる戦争が、という文章が、エネルギーは石油でなくともバイオマス燃料等で代替できるが、水を代替できるものはない、という説明を経て、「豚肉は1キロ6トン、牛肉は20トンの水が消費されている」という記述に至って、曰く言い難い信憑性を帯びて実感されました、とか書くと、あまりに卑近に過ぎるでしょうか。ただ、本書を読むと、それくらい身近なこととして実感されると思います。
2008年6月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の本業が調査業務なので、多くのデータを元にした客観的な内容になっているのですが、水の話をしているのか環境問題なのか、食糧問題なのかよく判らない内容になってます。
結局、水に関する内容は全体の半分以下なのと、発表されたデータを元にした(過去の)内容が多いため、水に興味を持って他の本も読んだことがある人にはちょっとつまらないと思います。
結局、水に関する内容は全体の半分以下なのと、発表されたデータを元にした(過去の)内容が多いため、水に興味を持って他の本も読んだことがある人にはちょっとつまらないと思います。
2011年10月19日に日本でレビュー済み
水問題を知るのにはよい。
最後に参考文献がないので,気が付いたものを記録する。
世界の水資源と食料生産への影響 農林水産省
不都合な事実 ゴア
日本の水資源 国土交通省
砂漠化ってなんだろう 根本正之
冷えていく地球 根本順吉
中国統計年鑑 中国国家統計局
人間開発報告書2006 国連
都市と水 高橋裕
問題提起があるので,勉強するのにはよい。
読後感としては,解決の提案がないいような気がした。
最後に参考文献がないので,気が付いたものを記録する。
世界の水資源と食料生産への影響 農林水産省
不都合な事実 ゴア
日本の水資源 国土交通省
砂漠化ってなんだろう 根本正之
冷えていく地球 根本順吉
中国統計年鑑 中国国家統計局
人間開発報告書2006 国連
都市と水 高橋裕
問題提起があるので,勉強するのにはよい。
読後感としては,解決の提案がないいような気がした。
2008年2月8日に日本でレビュー済み
本書は、「安心してはいけない。日本も世界的水不足の影響を受けつつあるんですよ」と教えてくれる警告書だ。
「水資源」とも呼ばれるように、水は重要な資源のひとつで、地球規模で見ると偏った存在だ。でも、「豊葦原瑞穂の国」とよばれる日本は、水に恵まれた国。そんなの関係ない、と思っていた。
しかし、日本が実は水資源の輸入国! と言われると驚きが走る。
キーワードは「バーチャルウォーター」だ。
この耳慣れない言葉は、実は1990年代前半から使われている言葉で、農産物を作るのに大量の水を使うのだから、農産物の輸入・輸出を「水」の貿易関係として捉える考え方を指している。
国連が算定した「バーチャルウォーター」の表によると、小麦1キロを生産するのに1,150リットルの水が必要で、コメは2,656リットルである。大量の水を使って育てた牧草や穀類を与えて作る牛肉は15,977リットルと1桁多い。
食料輸入の多い日本で、このバーチャルウォーター総輸入量を算定してみると、650億立方メートル。(2000年の貿易量で算出)国内の年間の灌漑用水の使用量が570億立方メートルというから、バーチャルウォーターの輸入の方が国内で食料生産に使われる水より多い計算になる。水資源で見ても、日本は自給率5割を切っているのだ。
大量の水資源消費国として日本は今後どうすべきか、という処方箋も用意されているが、残念ながら、長期的で地味な対策が多い。
ともあれ、「日本は水不足なんだ〜」と認識を新たにさせてくれるだけでも価値ある一書である。
「水資源」とも呼ばれるように、水は重要な資源のひとつで、地球規模で見ると偏った存在だ。でも、「豊葦原瑞穂の国」とよばれる日本は、水に恵まれた国。そんなの関係ない、と思っていた。
しかし、日本が実は水資源の輸入国! と言われると驚きが走る。
キーワードは「バーチャルウォーター」だ。
この耳慣れない言葉は、実は1990年代前半から使われている言葉で、農産物を作るのに大量の水を使うのだから、農産物の輸入・輸出を「水」の貿易関係として捉える考え方を指している。
国連が算定した「バーチャルウォーター」の表によると、小麦1キロを生産するのに1,150リットルの水が必要で、コメは2,656リットルである。大量の水を使って育てた牧草や穀類を与えて作る牛肉は15,977リットルと1桁多い。
食料輸入の多い日本で、このバーチャルウォーター総輸入量を算定してみると、650億立方メートル。(2000年の貿易量で算出)国内の年間の灌漑用水の使用量が570億立方メートルというから、バーチャルウォーターの輸入の方が国内で食料生産に使われる水より多い計算になる。水資源で見ても、日本は自給率5割を切っているのだ。
大量の水資源消費国として日本は今後どうすべきか、という処方箋も用意されているが、残念ながら、長期的で地味な対策が多い。
ともあれ、「日本は水不足なんだ〜」と認識を新たにさせてくれるだけでも価値ある一書である。