地図を見ているとわけの分からない国境線を見つけることがある。やたらと入り組んでいたり、飛び地があったり、異常にまっすぐだったり。そういった国境線をひとつずつ取り上げ、そんなふうになってしまった歴史的背景を説明したのが本書である。
たとえば、オランダとベルギーの国境にあるバーレという町には、複雑な飛び地がある。オランダのなかにベルギーの飛び地があり、さらにそのなかにオランダの地域があったりするのだ。フランドル地方がスペインから独立した際のややこしい権力関係が原因らしいが、住民たちは意外に気にしていないらしい。
そのほか、スイス領内にあるイタリアの飛び地とカジノの関係、ロシアにあるユダヤ人の自治州、地理があんなに細長い理由など。
どれも数頁の記事でやや物足りないのはいなめない。しかし、複雑な国境線の歴史を分かりやすく解説してくれた貴重な本だ。
¥836¥836 税込
ポイント: 8pt
(1%)
配送料 ¥480 6月20日-22日にお届け
発送元: 現在発送にお時間を頂戴しております。創業15年の信頼と実績。采文堂書店 販売者: 現在発送にお時間を頂戴しております。創業15年の信頼と実績。采文堂書店
¥836¥836 税込
ポイント: 8pt
(1%)
配送料 ¥480 6月20日-22日にお届け
発送元: 現在発送にお時間を頂戴しております。創業15年の信頼と実績。采文堂書店
販売者: 現在発送にお時間を頂戴しております。創業15年の信頼と実績。采文堂書店
¥80¥80 税込
配送料 ¥240 6月8日-10日にお届け
発送元: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】 販売者: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
¥80¥80 税込
配送料 ¥240 6月8日-10日にお届け
発送元: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
販売者: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
世界の奇妙な国境線 角川SSC新書 (角川SSC新書 38) 新書 – 2008/5/10
世界地図探求会
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥836","priceAmount":836.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"836","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"7W0zfzdu4mG7ME2DHI1JsJ%2F7OcHocXiMD7X6MVPo0FPuIcg%2BsEpTfWSG7XfBZpTv1sRK1Fs%2FwhTaXz91B%2FpwBRp4wn800ek%2FXbNsnOJEv7L8kHc%2FJjx4TPh0sBQXffMimxlqS0pX7n9L%2FkZUupWiNBLAaVCsjSkjK0OsI3YwZyOKWQNyLR12Iw%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥80","priceAmount":80.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"80","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"7W0zfzdu4mG7ME2DHI1JsJ%2F7OcHocXiM545yrcBWpGDuiM1Z7uUAHiZUcFk%2FJfDHViKYmVDbxqDwSlDwaMuYUSnhq%2B8IAjz6F4O4Df3BgXDrYKjN3Lu%2BmmCuXFOSOXcVRxWSdGhYP3Vm5qQzzTGtfUjyPtWRF8j6Isekq%2BjXkTk4qBGCpxteIA%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ180ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA(角川マガジンズ)
- 発売日2008/5/10
- ISBN-104827550387
- ISBN-13978-4827550382
よく一緒に購入されている商品
対象商品: 世界の奇妙な国境線 角川SSC新書 (角川SSC新書 38)
¥836¥836
6月 20 - 22 日にお届け
通常9~10日以内に発送します。
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA(角川マガジンズ) (2008/5/10)
- 発売日 : 2008/5/10
- 言語 : 日本語
- 新書 : 180ページ
- ISBN-10 : 4827550387
- ISBN-13 : 978-4827550382
- Amazon 売れ筋ランキング: - 747,502位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2018年1月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1つ1つの項目に割いている文量が少なく、内容も当たり障りのないもの。文章自体も無味乾燥なもので、興味を持った項目を自分で更に調べることができる人向け。
2016年4月24日に日本でレビュー済み
世界各国の奇妙な国境線、あるいは国境未確定地域を紹介。
1つ4ページ前後で手軽に読める。
うれしいのは国境線問題を通じ、世界史を概観できること。
ちょっとした世界史の勉強にもなる。
ほんとうに国境線というのは紛争のタネになると実感した。
1つ4ページ前後で手軽に読める。
うれしいのは国境線問題を通じ、世界史を概観できること。
ちょっとした世界史の勉強にもなる。
ほんとうに国境線というのは紛争のタネになると実感した。
2008年6月7日に日本でレビュー済み
以前から気になっていた国と国との境界線が
コラム毎に整理して書かれており、なるほど感はあり。
素人には分かり易い。
時間潰しにはちょうど良い軽い内容。
深く追求されていないのと世界が網羅されていないのは仕方ないか。
コラム毎に整理して書かれており、なるほど感はあり。
素人には分かり易い。
時間潰しにはちょうど良い軽い内容。
深く追求されていないのと世界が網羅されていないのは仕方ないか。
2010年9月17日に日本でレビュー済み
タイトルの通り国境にまつわる謎やトラブルについて著された本。
こうした類の本は数々あるが、書籍サイズも小さめで、安価であるという点で本書はおすすめです。
そんなの常識だろという話から、もう知っているや知らなかったまで、世界各地を幅広く取り上げている。
こうした類の本は数々あるが、書籍サイズも小さめで、安価であるという点で本書はおすすめです。
そんなの常識だろという話から、もう知っているや知らなかったまで、世界各地を幅広く取り上げている。
2008年5月22日に日本でレビュー済み
4章仕立てだが、この手のネタが大好きな人で知らない人はいないサイト「世界飛び地研究会」と取り上げた地域がかなり重複している。数えてみたら第1章はネタの11/12、2章は9/13が重複。もちろん、本書の独自取材で微妙に「飛び地研」とは内容は書き違えてあるが、国境線の話は成り立ちや運用の話がメーンなので、同工異曲といった所だ。「飛び地研」が細かく書いているのに比べると、本書は4ページしかないので、概略だけ書いているような感じ。どちらがいいかは好みの問題で、こういう話が初めての人にはこちらの方がいいのかもしれない。
ガザ地区の話の中で、まるでイスラエル人の入植が今も続いているかのような誤りがあった。(「入植地から撤退した」という記述がなく「1%のイスラエル人がライフラインを握って『いる』」と記されているが、イスラエルは3年前に入植地は完全に手放し、パレスチナ政府に統治権を委譲している)本書には入植地配置を示した地図まで載せてるのに、撤退の話はガザ関連のあらゆる本やサイトに出ていると思うが、なぜ気づかない、というか撤退の話を載せないのだろうか…。この1節で本書への信頼度がかなり低くなってしまった。
ガザ地区の話の中で、まるでイスラエル人の入植が今も続いているかのような誤りがあった。(「入植地から撤退した」という記述がなく「1%のイスラエル人がライフラインを握って『いる』」と記されているが、イスラエルは3年前に入植地は完全に手放し、パレスチナ政府に統治権を委譲している)本書には入植地配置を示した地図まで載せてるのに、撤退の話はガザ関連のあらゆる本やサイトに出ていると思うが、なぜ気づかない、というか撤退の話を載せないのだろうか…。この1節で本書への信頼度がかなり低くなってしまった。
2008年7月19日に日本でレビュー済み
私たちは島国に住んでいるため、国境を意識することは少ない。
しかし、海の外に出ると、国境線が頻繁に変わる国もある。
その中には、大国同士の侵略戦争の傷跡である場合が少なくない。
読んでいていたたまれない気持ちになるページもあるが、世界の状勢を垣間見ることが出来る本。
しかし、海の外に出ると、国境線が頻繁に変わる国もある。
その中には、大国同士の侵略戦争の傷跡である場合が少なくない。
読んでいていたたまれない気持ちになるページもあるが、世界の状勢を垣間見ることが出来る本。