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裸のお医者さまたち: 名医と迷医の見分け方 単行本 – 2001/7/1
- 本の長さ254ページ
- 言語日本語
- 出版社ビジネス社
- 発売日2001/7/1
- ISBN-104828409335
- ISBN-13978-4828409337
商品の説明
著者からのコメント
本書には、患者さんと医師の双方が、それぞれの立場で読めるリアルなエピソードが満載です。患者さんには、多くのエピソードを通じて、「お医者さんの世界ってこんななんだー」ということを、!実に容易に感じていただけることでしょう。そして、医師の皆さんはきっと、エピソードの裏に描かれる日米の医療の違いに愕然とされるでしょう。医療変革が声高に叫ばれる現在、アメリカの医療から学ぶべき点と、逆にアメリカの医療をそのまま真似することの危険性にも触れました。
日本の医療を良くするには、まずは医療の実態を広く多くの人が理解し、問題意識を共有することが大切です。そのために、だれもが楽しんで読める内容にすることを第一に心がけました。「医療者と患者それぞれが読者層になっていると思われますが、それぞれの立場により、まったく違った読み方ができる巧みな二重構造を感じます」とのうれしい評価もいただいています。
日本の医療がこのまままで良いわけがないということは、多くの方の共通認識だと思います。本書が、医療改革はどうあるべきかという議論のきっかけになることを強く望みます。
出版社からのコメント
医療改革のために、医者に求められるもの、患者に求められるものは何なのか… 未熟な日本医療を成熟させるための第一歩となりうる一冊です。
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : ビジネス社 (2001/7/1)
- 発売日 : 2001/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 254ページ
- ISBN-10 : 4828409335
- ISBN-13 : 978-4828409337
- Amazon 売れ筋ランキング: - 281,356位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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これまでの医療関係の本などというのは、一方的な医療従事者たたきがほとんどで、医療従事者から見れば笑い物にしかすぎなかったが、この本は、医療従事者でも納得できる。
「上質の臨床医」を育てようと呼びかけるすがたは、若いドクターや医学生の心の琴線に触れるはず。
ただ、内容は、アメリカに留学したこともない人でも、医療従事者なら誰でも常識として知っていることであり、そういう意味では体験記にしか見えないかもしれない。
「ある国の医療の質」を語るとき、その語る人が「医師の知識や技術レベル」について話ているのか、「その国の医学水準」について話しているのか、「医療提供体制」について話しているのかに、注意を払う必要がある。さらに、一口に米国と言っても広大な国であり、医師免許も州によって異なる。ニューヨークではこうでした‥という事実が、シカゴやダラス、ロスアンジェルスでも正しいという保障はどこにもない。著者の見聞はあくまで著者の行動範囲でのことである。
また、読者は米国では医師が賠償責任保険にかける保険料がいかに高いかも知っておいたほうが良い。それほど日常的に医療訴訟が頻発し、法廷闘争にかける費用が非常に高く、また、株式会社立の医療機関が存在するために、患者が医療機関に支払うコストのうちの少なくない部分が、弁護士や公認会計士に支払われる構図もある。
市場原理に委ねられた米国医療の華々しい側面だけを取り上げて、「それに引き換え日本は‥」と嘆くのは簡単であるが、しかし、読者の殆どはその日本に居住されているはずである。日本居住者として、もう少し建設的な議論をしたい。もしも日本の医療について考えたいとお考えなら、この本のあとに読むべき本は多い事は是非とも知っておいて欲しい。
色々な人が色々な考えを持ってよいし、色々な発言をしても良い。しかし、OECDやWHOのデータを見る限り、日本の医療 (上記の3点の全てにおいて) のレベルが低いということは、あまり考えられない。
‥というような事を念頭に置いて読めば良書。が、日本の医療の現状を把握するには、この本だけでは全く足りない。