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皇統断絶: 女性天皇は、皇室の終焉 単行本 – 2005/4/1
中川 八洋
(著)
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- 本の長さ270ページ
- 言語日本語
- 出版社ビジネス社
- 発売日2005/4/1
- ISBN-104828411909
- ISBN-13978-4828411903
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登録情報
- 出版社 : ビジネス社 (2005/4/1)
- 発売日 : 2005/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 270ページ
- ISBN-10 : 4828411909
- ISBN-13 : 978-4828411903
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上位レビュー、対象国: 日本
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2019年5月31日に日本でレビュー済み
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所謂、女系容認派が、愛国的だろうが売国的だろうが、祖国を蝕む害毒である事を、痛快に示した皇統護持の必読書。
2006年3月5日に日本でレビュー済み
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「皇統断絶」この著書の通り、近い未来に我が国の伝統そのものである天皇制が崩壊する可能性が現出している。この著書は我が国の伝統と法を護持する為の唯一無二の名著である。
読者意見の中には中川氏を「逆臣」だの「君側の奸」として不当に非難する不貞の輩が多数見える。中川氏が最重視するのは日本古来より続く“法”である。“法”とは天皇をもを超越し優先されなくてはならない国家の宝である。そして、125代もの永きに渡り連綿と受け継がれてきた『男系の皇統』こそが法である。中川氏はそれに気付き、著に現した初の日本人である。忠君愛国勇敢であるからこそ書き表せる代物である。にも拘らず、レヴュー内で謂れの無い誹謗中傷を浴びせる者達の心を疑う。其れほどまでに“法”違反を犯してまで罵詈雑言を投げつけるのは良心が無いのか、頭が悪いのか、共産党員であるからであろう。「奸」は自分達なのに皇統問題に意見するほうがおかしい。
中川氏の多著には“法”に関して分かり易く書かれているものが多い。少し理解して良心に依る判断をしてもらいたいものである。
この著は“法”である皇位継承問題を考える上で最適の良書である。
読者意見の中には中川氏を「逆臣」だの「君側の奸」として不当に非難する不貞の輩が多数見える。中川氏が最重視するのは日本古来より続く“法”である。“法”とは天皇をもを超越し優先されなくてはならない国家の宝である。そして、125代もの永きに渡り連綿と受け継がれてきた『男系の皇統』こそが法である。中川氏はそれに気付き、著に現した初の日本人である。忠君愛国勇敢であるからこそ書き表せる代物である。にも拘らず、レヴュー内で謂れの無い誹謗中傷を浴びせる者達の心を疑う。其れほどまでに“法”違反を犯してまで罵詈雑言を投げつけるのは良心が無いのか、頭が悪いのか、共産党員であるからであろう。「奸」は自分達なのに皇統問題に意見するほうがおかしい。
中川氏の多著には“法”に関して分かり易く書かれているものが多い。少し理解して良心に依る判断をしてもらいたいものである。
この著は“法”である皇位継承問題を考える上で最適の良書である。
2005年6月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近おびただしく出ている凡百の皇室論とは比較にならぬ程、歴史的考察に裏打ちされた、渾身の鉄案です。
中川さんの魅力は、歯に衣着せぬもの言いであり、ここ一番で出る「××は共産主義者であろう」式の決めつけですが、こういった毒舌のサービスが嫌いな人には生理的に受け入れられないでしょう。内容は実に正論で、多くの人に読んで欲しいので、もったいない気もします。
おそらく歴史学者も指摘してこなかったであろう、光明皇后や孝謙天皇の異常性を取り上げただけでも、高く評価すべきだと思います。その他、多くの実証的な考察を踏まえ、現在直面している皇統未曾有の危機を乗り切るためには、女性天皇ではなく、世襲親王家復活が必要であると、主張しています。極めて説得力のある論考だと考えます。
この本の主張は、全ての旧皇族方に皇族に戻っていただき、その中の一人の男性に皇位についていただき、愛子内親王殿下には、皇后陛下になっていただく、というものです。普通の国民に対して、特定の誰かと結婚せよ、といったら、これは問題ですが、皇族方は有史以来、特別の地位と責務のある方々です。これは昭和憲法以前のことですし、憲法でも承認されていることです。中川さんの主張に対して、人権云々、憲法云々といって反対している人こそ、憲法のバックボーンである立憲君主制の精神を勉強して欲しいと思います
中川さんの魅力は、歯に衣着せぬもの言いであり、ここ一番で出る「××は共産主義者であろう」式の決めつけですが、こういった毒舌のサービスが嫌いな人には生理的に受け入れられないでしょう。内容は実に正論で、多くの人に読んで欲しいので、もったいない気もします。
おそらく歴史学者も指摘してこなかったであろう、光明皇后や孝謙天皇の異常性を取り上げただけでも、高く評価すべきだと思います。その他、多くの実証的な考察を踏まえ、現在直面している皇統未曾有の危機を乗り切るためには、女性天皇ではなく、世襲親王家復活が必要であると、主張しています。極めて説得力のある論考だと考えます。
この本の主張は、全ての旧皇族方に皇族に戻っていただき、その中の一人の男性に皇位についていただき、愛子内親王殿下には、皇后陛下になっていただく、というものです。普通の国民に対して、特定の誰かと結婚せよ、といったら、これは問題ですが、皇族方は有史以来、特別の地位と責務のある方々です。これは昭和憲法以前のことですし、憲法でも承認されていることです。中川さんの主張に対して、人権云々、憲法云々といって反対している人こそ、憲法のバックボーンである立憲君主制の精神を勉強して欲しいと思います
2006年2月26日に日本でレビュー済み
どうして!
どうして!
どうして!
DNAのY染色体により、
神武天皇からの、遺伝子が伝えられてるそうで、
だから天皇だめだって!
八木秀次教授が言っていた!
まるでナチス!
似非科学!
そんなもの
大学教授先生が信じてるの?
天皇陛下のありがたいお言葉
知らないのかしら?
「皇室において、女性が大いに活躍されています。
皇室典範改正に関しては、
私のほうから何も言いませんが!」
そのお言葉は、
どうすんの!
反故?
それで、よく保守が?
どうして!
どうして!
DNAのY染色体により、
神武天皇からの、遺伝子が伝えられてるそうで、
だから天皇だめだって!
八木秀次教授が言っていた!
まるでナチス!
似非科学!
そんなもの
大学教授先生が信じてるの?
天皇陛下のありがたいお言葉
知らないのかしら?
「皇室において、女性が大いに活躍されています。
皇室典範改正に関しては、
私のほうから何も言いませんが!」
そのお言葉は、
どうすんの!
反故?
それで、よく保守が?
2005年6月18日に日本でレビュー済み
英米系の憲法思想をベースに、日本の皇室制度の意義を正確に読み取っており、好著である
なお、他のレビューで「人権無視・国民主権無視」を根拠に氏の著作を批判しているものがいるが、これはまるで批判になっていない。
氏は「人権」「国民主権」といった、フランス革命由来の思想に対し、相当根底的な批判を加えている。
しかし・・・これは氏の著作すべてにいえることであるが、言葉遣いが矯激に過ぎる。
言わずもがなの悪口が多すぎるのだ。
本書はそれが特に顕著である。
おかげをもって、論全体の品位が台無しになってしまっている。
なんとももったいない限りである。
なお、他のレビューで「人権無視・国民主権無視」を根拠に氏の著作を批判しているものがいるが、これはまるで批判になっていない。
氏は「人権」「国民主権」といった、フランス革命由来の思想に対し、相当根底的な批判を加えている。
しかし・・・これは氏の著作すべてにいえることであるが、言葉遣いが矯激に過ぎる。
言わずもがなの悪口が多すぎるのだ。
本書はそれが特に顕著である。
おかげをもって、論全体の品位が台無しになってしまっている。
なんとももったいない限りである。
2009年6月28日に日本でレビュー済み
平成17年に、女性天皇を容認する皇室典範改正案に対して真っ向から反対する目的で執筆された良書。悠仁親王殿下のご誕生前に執筆されたため、内親王愛子様が即位されると皇室終焉を意味することを憂いている。
過去に女性天皇がいらしたことを根拠に女性天皇を認める向きもあるが、過去の女性天皇は男系であり、男系という伝統を守るために生涯独身を貫いている。過去の例に沿って愛子様にも独身でいることを強いるのか。
では御伴侶を認めるか。民間人から迎える場合、そのお子様がお世継ぎになれば現在の天皇家は終焉する。現存する世界最古の王朝が交代する。この天皇を皆さんが認められますか。いや、そのころ皆さんはもうこの世にはいない。皆さんの子孫が認めるだろうか。
仮にそのころ男系でない天皇は認められないという運動が盛んになった場合、愛子様がどれほどお苦しみになるか考えているのかと問う。
男子相続を統計学的に計算すると、2代で家は半減する。そのために宮家があり、嫡子に恵まれない場合には宮家から天皇を輩出するフェイルセーフ機能がある。GHQによって民間人にされた旧宮家、及び皇后を輩出する公家を早急に復活させよと説く。
皇室の伝統は、男女平等や法律の話ではなく、コモン・ローなのだと著者は言う。あえて法治主義のみ教育された現代日本人は"法の支配"を知らない。法律が万能なのではなく、過去から積み重ねた伝統を明文化した"法"に国王さえ従う。それが"法の支配"である。
法の支配は英国に生きている。13世紀のマグナ・カルタが効力を持つ国だ。ましてや2000年以上に渡る男系による天皇相続もまた日本のコモン・ローである。皇室の伝統やしきたりは、憲法や天皇さえも超越する"法"なのである。
また、皇室の存続を願う右翼の振りをした隠れ共産主義者も多いことに憤慨し、何名かの主張内容を実名入りで批判している。
過去に女性天皇がいらしたことを根拠に女性天皇を認める向きもあるが、過去の女性天皇は男系であり、男系という伝統を守るために生涯独身を貫いている。過去の例に沿って愛子様にも独身でいることを強いるのか。
では御伴侶を認めるか。民間人から迎える場合、そのお子様がお世継ぎになれば現在の天皇家は終焉する。現存する世界最古の王朝が交代する。この天皇を皆さんが認められますか。いや、そのころ皆さんはもうこの世にはいない。皆さんの子孫が認めるだろうか。
仮にそのころ男系でない天皇は認められないという運動が盛んになった場合、愛子様がどれほどお苦しみになるか考えているのかと問う。
男子相続を統計学的に計算すると、2代で家は半減する。そのために宮家があり、嫡子に恵まれない場合には宮家から天皇を輩出するフェイルセーフ機能がある。GHQによって民間人にされた旧宮家、及び皇后を輩出する公家を早急に復活させよと説く。
皇室の伝統は、男女平等や法律の話ではなく、コモン・ローなのだと著者は言う。あえて法治主義のみ教育された現代日本人は"法の支配"を知らない。法律が万能なのではなく、過去から積み重ねた伝統を明文化した"法"に国王さえ従う。それが"法の支配"である。
法の支配は英国に生きている。13世紀のマグナ・カルタが効力を持つ国だ。ましてや2000年以上に渡る男系による天皇相続もまた日本のコモン・ローである。皇室の伝統やしきたりは、憲法や天皇さえも超越する"法"なのである。
また、皇室の存続を願う右翼の振りをした隠れ共産主義者も多いことに憤慨し、何名かの主張内容を実名入りで批判している。
2005年7月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本作を含めて氏の筆は常に他の論者に対して批判的なことが多いが、それだけの自負を裏付ける論証がなされている。また、本作では「保守主義」とは革命フランスに宣戦布告するバークを受継ぐ「剣を抜く攻撃的なイデオロギーである」と述べており、意図的な面も感じられる。
確かに未来永劫にわたる皇室の繁栄と安寧を願わない者に「天皇制の是非」ならいざ知らず、「皇位継承の法」を議論する資格は無いといえる。攻撃的な筆にも共感できる。
内容については、もちろん女性天皇は言語道断、女系など言わずもがなの正統な論を展開する。その上で、戦後不当に臣籍降下した宮家の復活、積極的な宮家の新設および皇配を排出するべく摂家の復活などを提唱しており、いわゆる戦後的なものに慣れた者には理解しにくいものもある。しかし、日本の文化と伝統の中心である皇室の維持は、そのようなサポート体制があってこそ可能ではないだろうか?女系論者の中には欧州の王家を参考にせよとの的外れな意見をいう者もあるが、では欧州の王国のように王家のサポート体制としての貴族制度やその大人数の王位継承者の維持を参考にすることは何故考えないのであろうか?
現在日本は財政に問題があるが、欧州王国諸国のような中小国がその王家、貴族の維持を行っているときに現に世界の大国である日本が、そのオリジナルな文化、伝統の中心でもある皇室の維持に出せる金が無いなどとはとてもいえない筈である。日本人はレッドデータブックに載る貴重な動植物には同情するが、世界が賞賛して止まない自らの伝統、文化の維持、発展には、それに比してあまりにアンバランスに無頓着である。
テレビや新聞で腹が立つのは、出演者が自分と異なる意見を述べるときではなく、彼らが明らかに我々のような「多少興味のある素人」よりも知識や判断力が無いことが垣間見えたときである。皇位継承にかんする委員会についても同様である。
その点、氏の著作は毎回レベルが高く、しばらくして他の論客が明らかに参考にした形跡のある著作を発表するというという傾向があり、そこらの著作を読むより数十倍有意義である。今回も著者の提唱が、子引き、孫引きされ、数年後には主流となることを期待したい。
確かに未来永劫にわたる皇室の繁栄と安寧を願わない者に「天皇制の是非」ならいざ知らず、「皇位継承の法」を議論する資格は無いといえる。攻撃的な筆にも共感できる。
内容については、もちろん女性天皇は言語道断、女系など言わずもがなの正統な論を展開する。その上で、戦後不当に臣籍降下した宮家の復活、積極的な宮家の新設および皇配を排出するべく摂家の復活などを提唱しており、いわゆる戦後的なものに慣れた者には理解しにくいものもある。しかし、日本の文化と伝統の中心である皇室の維持は、そのようなサポート体制があってこそ可能ではないだろうか?女系論者の中には欧州の王家を参考にせよとの的外れな意見をいう者もあるが、では欧州の王国のように王家のサポート体制としての貴族制度やその大人数の王位継承者の維持を参考にすることは何故考えないのであろうか?
現在日本は財政に問題があるが、欧州王国諸国のような中小国がその王家、貴族の維持を行っているときに現に世界の大国である日本が、そのオリジナルな文化、伝統の中心でもある皇室の維持に出せる金が無いなどとはとてもいえない筈である。日本人はレッドデータブックに載る貴重な動植物には同情するが、世界が賞賛して止まない自らの伝統、文化の維持、発展には、それに比してあまりにアンバランスに無頓着である。
テレビや新聞で腹が立つのは、出演者が自分と異なる意見を述べるときではなく、彼らが明らかに我々のような「多少興味のある素人」よりも知識や判断力が無いことが垣間見えたときである。皇位継承にかんする委員会についても同様である。
その点、氏の著作は毎回レベルが高く、しばらくして他の論客が明らかに参考にした形跡のある著作を発表するというという傾向があり、そこらの著作を読むより数十倍有意義である。今回も著者の提唱が、子引き、孫引きされ、数年後には主流となることを期待したい。
2005年5月26日に日本でレビュー済み
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男系男子に限るというのは伝統で当たり前と論証している。
論敵の文献から引用していて証明していく手法は他では真似出来ない。
また、最も警戒すべき保守の中に入り込んだアナボルを徹底的に批判している。表現は過激だが、皇統護持の為には左右のテロにも屈しないという決意の表れだろう。
愁眉を開かされた。
論敵の文献から引用していて証明していく手法は他では真似出来ない。
また、最も警戒すべき保守の中に入り込んだアナボルを徹底的に批判している。表現は過激だが、皇統護持の為には左右のテロにも屈しないという決意の表れだろう。
愁眉を開かされた。