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この国の品質 単行本 – 2007/10/31

4.0 5つ星のうち4.0 4個の評価

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購入オプションとあわせ買い

最近「品格」という言葉をよく耳にするが、総理が突然政権を放り出す現在の我が国の空前絶後の状況を見る限り、「品格」を云々するレベルにはあるとは到底思えない。
日本人は貧富のへだてなく、誰ひとり底光りしない民族となってしまった。
いまの日本と日本人を形容するには、残念ながら材質のクオリティを見気質に問う「品質」という言葉こそふさわしい。
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商品の説明

著者について

1947年、東京生まれ。早稲田大学文学部卒業後、出版社勤務を経て、ノンフィクション作家に。97年、民俗学者の宮本常一と渋沢敬三の生涯を描いた「旅する巨人」で第28回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。著書に『性の王国』『業界紙諸君!』『遠い「山びこ」』『巨怪伝』『カリスマ』『凡宰伝』『東電OL殺人事件』などがある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ ビジネス社 (2007/10/31)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/10/31
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 334ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 482841391X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4828413914
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 4個の評価

著者について

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佐野 眞一
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1947(昭和22)年東京生れ。

出版社勤務を経てノンフィクション作家に。主著に、民俗学者・宮本常一と渋沢敬三の交流を描いた『旅する巨人』(大宅賞)、エリートOLの夜の顔と外国人労働者の生活、裁判制度を追究した『東電OL殺人事件』、大杉栄虐殺の真相に迫り、その通説を大きく覆した『甘粕正彦 乱心の曠野』『沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史』など多数。

カスタマーレビュー

星5つ中4つ
5つのうち4つ
4グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2007年11月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
短めの文章を集めたもの。
宮本常一や渋沢敬三を偲ぶ文章は、著者の読者であればおなじみのテイストだとおもうが、
ここでの足立区のルポは、著者らしく現場の人間の心の襞に踏み込んでいく。
就学援助を受けている人が、なぜ子供を塾にいかせているのか?なぜスポーツドリンクを飲むのか?といった、東京都内でも静かに進む格差を実感できない識者がテレビで繰り返す軽薄な批評を退け、「新しい貧困」を足立区に見出す。
路上で餓死する人の数で貧困を計ることはできない。足立区の実態が物語るのは、メディアに見えない場所で拡大する格差である。家賃はギリギリ払う。足立区は坂が少ないので自転車で移動する。生活費、教育費で目一杯なので、百貨店に行くこともなければ旅行することもない。だから飛行機も新幹線も乗らない。すべては近所で完結する。公立学校は選択制だが、評判のいい遠くの学校には、バス代が出せず行かせられない。
小泉改革批判に結びつけるのは早急だが(それ以前から進行していたはずなので)、教育格差が格差を再生産し、最低限暮らしてはいけるが暮らしの範囲は日々縮小してそこから抜け出すのは困難を極める。これが静かに広がる新しい貧困の実相である。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年11月23日に日本でレビュー済み
第一部 講演
第二部 03〜06年に発表されたエッセイ
第三部 単行本未収録のルポルタージュ2作
    
が収められた一冊。

佐野眞一は体臭の濃いノンフィクション作家である。暑苦しい作家ともいえる。故に好き嫌いが分れる作家だ。嫌いな人にとっては、そのくどさや思い込みの激しさが不快に感じられるに違いない。だが、私のようにその体臭が堪らなく好きな人にとって、佐野眞一は実に魅力的な作家だ。

なかでも、事実だけを淡々と描き出しその人物像を炙り出すだけではなく、それに作者の主張(思い込み)がなければ「評伝」を読む意味がないと考えている私にとって、佐野眞一の「評伝作品」は、大作が多いというだけではなく内容的にも非常に読み応えがある作品が多い。個人的には日本を代表する「評伝作家」のひとりだと思っている。

逆に「事件」を扱った作品はどれも好きになれない。評伝で挙げ理由が全て「嫌いな理由」になってしまう。感情的で冷静さを欠いているようにしか読み取ることができない著者の「事件」を追ったルポルタージュはどれも苦手だ。ただし、事件ではなく初期のルポに多かった「業界物」等は別。これらのルポは今読んでも非常に興味深く読むことができる。

この作品には「東電OL殺人事件10年目の真実」と題されたルポが収められている。冤罪か有罪かの判断は私にはわからないし、受身とはいえ事件をまだ自分の中で風化させていない著者に頭の下がる思いもあるが、やはり文章から冷静さは感じられない。

エッセイも佐野の主張や宮本常一やダイエー中内功への想いが感じられるものだったが、やはり、彼の本領は「分厚い評伝」にあると思う。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年1月8日に日本でレビュー済み
公演会の収録と時事エッセーの作品集です。

佐野先生の作品でおなじみの満州やダイエーなどテーマも書れていて、
それらの著作の補完的に読めます。

しかしこの本で秀逸なのは短いルポタージュですが「ドキュメント東京の下層社会」です。

ここ数年読んだ現代における貧困についてのルポタージュのなかで秀逸でした。
テーマが貧困だと視点が上からのルポが多い中で、
佐野さんのルポは本当に地に付いている。

宮本常一の民俗学的なアプローチでさらけ出される事実は迫力があります。
給食費ひとつにとっても親のエゴがむき出しになっている部分を洗い出、し
学校間格差については日本の将来の根底にかかわる問題なのに問題として
社会に取り上げられてないことが恐ろしいです。

このルポだけでも読む価値があります。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年6月3日に日本でレビュー済み
 小泉政権が始まるまでも劣化していなかったわけではないが、それ以降はより激しくなり、自分ダケ本意の社会に急速に変貌を遂げている。
 佐野はそれを「読む」力の衰退が原因と説く。   ネット普及で、いきなり情報発信地にさらされることとも。
 確かに日常生活で触れる情報は、10年前に比べて桁違いだが、その真偽を見抜く目を持つ努力を多くの人が怠ったままであったがために、深く考えることを止め、自分に都合のよい情報のみを取り入れ、情緒だけを頼りに物事を決め付ける世論が多数を占める、幼稚な社会になってきた。
 メディアもまた良質な情報を流す努力を怠り、そのような大衆に迎合し、ミスリードし続ける。
 本書には、怒りを蓄積し立ち上がろうすると気持ちを、奮い立たせるエッセイもあるが、あまりにもあからさまな社会の劣化を見せ付けられ、うんざりして気持ちが萎えてしまうものも含まれる。
 しかし、それを私憤でなく公憤に転化させてこそ、佐野の意思を読むことになろう。

 長文のルポのような読み応えには欠ける本書だが、取材源のニオイをかぎ分ける佐野の嗅覚の片鱗が見られるエッセイにも、新発見があった。

 東電OL殺人事件の冤罪被害者、ゴビンダさんの再審請求の行方についても、佐野の文章を待ちたいと思う。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート