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アメリカが作り上げた“素晴らしき"今の世界 単行本(ソフトカバー) – 2012/8/7
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- 本の長さ254ページ
- 言語日本語
- 出版社ビジネス社
- 発売日2012/8/7
- ISBN-104828416765
- ISBN-13978-4828416762
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商品の説明
出版社からのコメント
登録情報
- 出版社 : ビジネス社 (2012/8/7)
- 発売日 : 2012/8/7
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 254ページ
- ISBN-10 : 4828416765
- ISBN-13 : 978-4828416762
- Amazon 売れ筋ランキング: - 707,836位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1974(昭和49)年、鹿児島県立鶴丸高校、早稲田大学社会科学部卒。早稲田大学大学院社会科学研究科地球社会論専攻修士課程修了(修士・社会科学)。南カリフォルニア大学(University of Southern California)大学院政治学研究科博士課程中退(政治学修士)。現在、SNSI・副島国家戦略研究所研究員、愛知大学国際問題研究所客員研究員。趣味は読書、スポーツ観戦(野球とラグビー)、落語観賞。
著書に『アメリカ政治の秘密』(PHP研究所、2012年)、『ハーヴァード大学の秘密』(PHP研究所、2014年)、翻訳書にトーマス・ウッズ著『メルトダウン 金融溶解』(副島隆彦・監訳、解説、ロンポール序文、成甲書房、2009年)、アダム・レボー著『バーナード・マドフ事件 アメリカ巨大金融詐欺の全容』(副島隆彦・監訳、解説、成甲書房、2010年)、パラグ・カンナ著『ネクスト・ルネサンス 21世紀世界の動かし方』(講談社、2011年)、ロバート・ケーガン著『アメリカが作り上げた"素晴らしき"今の世界』(ビジネス社、2012年)、オーヴィル・シェル、ジョン・デルリー著『野望の中国近現代史』(ビジネス社、2014年)、ダニエル・シュルマン著『アメリカの真の支配者 コーク一族』(講談社、2015年)がある。
ブログ「古村治彦の政治情報分析・紹介ブログ」:http://suinikki.blog.jp/
Twitter Account: Harryfurumura
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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現状のアメリカ批判は、アメリカ国内からも国外からも、おびただしく出てきている。日本でも孫崎享氏の『戦後史の正体』は、自国の国益のためには手段を選ばず、属国日本を支配操作してきたアメリカの姿を伝えている。
アメリカの下院議員のロン・ポールは、Fed the End(邦訳『ロン・ポールの連邦準備銀行を廃止せよ』において、海外派兵や海外駐在している米軍や軍備拡張や外国の政治介入などにかかるコストを払うために、政府が国債を乱発し、連銀が紙幣を印刷しまくって通貨膨張させてきたことが、今のアメリカの財政危機と国民のモラル・ハザードの原因であると説く。
これらの著作を読むと、「リベラルな秩序を望むなら、強力な自由主義諸国がその秩序を構築し、守る以外にはない」(本書、171)のだから、「世界秩序は、人類の進歩の結果、自然にもたらされるものではない」(171)のであり、「平和、民主政治体制、経済的繁栄という特徴を持つ世界秩序が、ある特定の国の支援に依存しているということになったら、どうなるだろう?」(173)と読者に問いかけて、その「特定の国」こそアメリカ合衆国だと述べるロバート・ケーガンの説は、「よく言うよ・・・」と思わせるものかもしれない。
しかし、本書は、訳文の尋常でない読みやすさと明晰さと、訳注や注の丁寧さの力もあって、意外や意外、非常に説得力があるのだ!ネオコンの大ボラと思って読むのをやめてはいけない。確かに、アメリカという第二次世界大戦後の世界覇権国は好き勝手にしてきたかもしれない。しかし、この国にはこの国なりの大義があり、義務感があったのだ。今もネオコンの人々には、あるのだ。
アメリカには、アメリカの被害者意識と孤独感がある。「これだけアメリカは、いろいろ世界の民主化のための頑張ってきたのに、自国の若者の血を流してきたのに、アメリカは正当に評価されていない。巨大な軍事力があるからこそ、アメリカは国際社会に秩序と安定をもたらしてきたのだ。そのアメリカの恩恵を被ってきたはずの国々がアメリカ批判しかしないというのは、どういうことだ?日本なんか、安全保障、国防をアメリカに丸投げしてきたfree riderじゃないか、アメリカの恩を忘れて経済的に成功して、いい気になって・・・どいつもこいつも、アメリカへの感謝を忘れて、どーいうつもりだ。中国がアメリカよりましなもんか。中国が民主化されたら、こっちはいつだってアジアから、太平洋から、からひっこんでやる!!」と、アメリカが思う気持ちには、一理ある。
アメリカに言わせれば、これだけの大きな責任を果たしてきたのだから、CIAが何しようが、どんな謀略で属国支配しようが、そこまで批判されるような非道ではない。結果から判断してくれ、ということだろう。まだ結果が見える段階ではないけれども。
確かに、著者が言うように、アメリカ衰退後の世界が、アメリカ覇権時代よりましになるとは、絶対に断言できない。そして、私たちが、アメリカ評価について公平であるとは、確かに断言できないのだ。
だけどさ、世界に秩序と安定をもたらし、民主化するためには、コストもすごくかかる。カネはどうするの?ケーガンさんは、それには一言も言及しません。「政治、経済、安全保障は相互に関係を持っている」(236)と書きながら、経済のことは書いてないケーガンさんでした。
内容は難しかったです。