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平成3年5月2日、後天性免疫不全症候群にて急逝された明寺伸彦 単行本 – 1994/5/1
石黒 逹昌
(著)
- 本の長さ166ページ
- 言語日本語
- 出版社ベネッセコーポレーション
- 発売日1994/5/1
- ISBN-104828817387
- ISBN-13978-4828817385
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
今回の芥川賞候補作の中の不思議な魅力を備えた作品が本になった。石狩川上流に長年繁殖したがついに絶滅したハネネズミの種の生存最後のドラマは人類滅亡のメタファーである。卓抜な発想と透明な叙情性をもつ表題作他2編。
登録情報
- 出版社 : ベネッセコーポレーション (1994/5/1)
- 発売日 : 1994/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 166ページ
- ISBN-10 : 4828817387
- ISBN-13 : 978-4828817385
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,310,498位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 30,514位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
星5つ中3.8つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年9月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表題作のほかに「今年の夏は雨の日が多くて、」と「鬼ごっこ」が収録されています。 三編とも死が匂う話ですが、「平成3年〜」は架空の生物の絶滅を通した考察、「今年の夏〜」は雑感を書き綴った形式、「鬼ごっこ」は現実的な描写という印象でした。 読み終わっても妙に心に残りました。静かな夜にゆっくり読みたい本です。
2005年1月6日に日本でレビュー済み
『平成3年5月2日、後天性免疫不全症候群にて急逝された明寺伸彦博士、並びに、』というやたら長いコレは、作品のタイトルではありません。表題作(?)の冒頭の一文です。この作品はあくまでも、無題なのです。
小説であることは確かですが、レポート形式で、横書き、表や写真も多数配されています。
もうこれだけで充分インパクト強いですけど、内容はと言うと、やっぱりレポートだから、なんじゃこりゃ、です。頭の悪い私は、恐らくこの作品の十分の一も理解できていないことでしょう。でも芥川賞候補にもなったくらいですから、読む人が読めば分かると思います。
小説というのは、人間というものを突き詰めて記すものです。
そして人間は、生き物の中の一つの種であり、生命です。
この作品は、ハネネズミという種を通じて生命を突き詰めて記したものです。そんな中で間接的に人間がどう突き詰まっているかをお確かめください。
小説であることは確かですが、レポート形式で、横書き、表や写真も多数配されています。
もうこれだけで充分インパクト強いですけど、内容はと言うと、やっぱりレポートだから、なんじゃこりゃ、です。頭の悪い私は、恐らくこの作品の十分の一も理解できていないことでしょう。でも芥川賞候補にもなったくらいですから、読む人が読めば分かると思います。
小説というのは、人間というものを突き詰めて記すものです。
そして人間は、生き物の中の一つの種であり、生命です。
この作品は、ハネネズミという種を通じて生命を突き詰めて記したものです。そんな中で間接的に人間がどう突き詰まっているかをお確かめください。