二十代の時に友人から借りて読み衝撃を受けた一冊です。
タイトルがまず大好きです!
なかなかクセの強い内容なので好き嫌い分かれると思いますが
確実に世界の果てまで連れててってくれます!
装丁が新しくなり素敵になり、 又読みたいと思い購入しました。本棚にいつも置いて置きたい本です。
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世界の果てまで連れてって (福武文庫 さ 301) 文庫 – 1988/9/1
ブレーズ・サンドラール
(著),
生田 耕作
(翻訳)
- 本の長さ367ページ
- 言語日本語
- 出版社ベネッセコーポレーション
- 発売日1988/9/1
- ISBN-104828830847
- ISBN-13978-4828830841
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登録情報
- 出版社 : ベネッセコーポレーション (1988/9/1)
- 発売日 : 1988/9/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 367ページ
- ISBN-10 : 4828830847
- ISBN-13 : 978-4828830841
- Amazon 売れ筋ランキング: - 470,893位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 671位フランス文学研究
- - 730位フランス文学 (本)
- - 107,444位文庫
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年2月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ストーリー
○全13章のうち10章分(約4分の3)が『ごろつきマダム』の開演までに費やされる。11章以後(約4分の1)が開演後の話である。
○波瀾万丈、破天荒、ハチャメチャの展開のようにみえるが、全体としては一応合理的なストーリーで、ラストもきちんと終わる。
○「世界の果てまで連れてって!」はテレーズが外人部隊兵士のジャンに言う言葉で、冒頭と後半に出てくる。冒頭は歓喜、後半は要求か。
登場人物リストがないので、作ってみました。
○テレーズ・エグランチーヌ・・大女優。スカラ・サン=マルタン劇場『ごろつきマダム』の主演女優。79歳にして妖婦役。小説の冒頭から外人部隊の男と激しい情事を繰り広げる。
○ジャン・ジャン(フランスのジャン)・・外人部隊兵士。テレーズは「黴毒(ヴェロール)」と呼ぶ。中央市場でテレーズにナンパされる。後半にも登場する。
○女議長・・マリ・アントワネット・ポンマルタン。30代。大佐未亡人でテレーズの友人。テレーズの女性愛を受ける。極上の美女だが、両方の下肢に欠陥があって、移動できず、黒人使用人のサムの介助を受ける。宝石をたくさん持っている。
○ジャン=バチスト・クラメール・・比類なく、容赦のない文芸批評家。巨漢。ドイツ系スイス人のパリっ子。20年前にパリに戻ったテレーズを支援し、再デビューさせる。
○フェリックス・ジュアン・・演出家。元医学生。仕事の鬼。テレーズに翻弄されつつも、『ごろつきマダム』は前例のない大当たりとなる。
○ド・オート=シャンブル(ココ)・・天才的舞台装置家。芸術家。ギイを愛し、同棲する。
○ギイ・ド・モントリオル・・成り上がりの脚本家。ココと愛人関係になりながら、美人女優パパイヤニスを追い回す。
○パパイヤニス・・ギリシャ人美人女優。体の手入れに余念がなく、獄中でも裸で美容体操をしていた。テレーズの激しいライバル意識をうまくかわすが、テレーズのお古のショーヴォーを結婚相手に押し付けられる。
○ジャン・ショーヴォー・・テレーズの(元愛人達による)後援会会長の実業家。72歳。
○エミール・・酒場の亭主で、大尉。第5章にだけ登場する。殺される。
○ジャン・ド・オート=シャンブル・・警察署長。あだ名は〈金羊毛〉。ココの叔父。
○ヴィクトリーヌ・・テレーズの乳姉妹。仲が悪い。
○ウジェーヌ・・ホテルの夜勤ボーイ。
○全13章のうち10章分(約4分の3)が『ごろつきマダム』の開演までに費やされる。11章以後(約4分の1)が開演後の話である。
○波瀾万丈、破天荒、ハチャメチャの展開のようにみえるが、全体としては一応合理的なストーリーで、ラストもきちんと終わる。
○「世界の果てまで連れてって!」はテレーズが外人部隊兵士のジャンに言う言葉で、冒頭と後半に出てくる。冒頭は歓喜、後半は要求か。
登場人物リストがないので、作ってみました。
○テレーズ・エグランチーヌ・・大女優。スカラ・サン=マルタン劇場『ごろつきマダム』の主演女優。79歳にして妖婦役。小説の冒頭から外人部隊の男と激しい情事を繰り広げる。
○ジャン・ジャン(フランスのジャン)・・外人部隊兵士。テレーズは「黴毒(ヴェロール)」と呼ぶ。中央市場でテレーズにナンパされる。後半にも登場する。
○女議長・・マリ・アントワネット・ポンマルタン。30代。大佐未亡人でテレーズの友人。テレーズの女性愛を受ける。極上の美女だが、両方の下肢に欠陥があって、移動できず、黒人使用人のサムの介助を受ける。宝石をたくさん持っている。
○ジャン=バチスト・クラメール・・比類なく、容赦のない文芸批評家。巨漢。ドイツ系スイス人のパリっ子。20年前にパリに戻ったテレーズを支援し、再デビューさせる。
○フェリックス・ジュアン・・演出家。元医学生。仕事の鬼。テレーズに翻弄されつつも、『ごろつきマダム』は前例のない大当たりとなる。
○ド・オート=シャンブル(ココ)・・天才的舞台装置家。芸術家。ギイを愛し、同棲する。
○ギイ・ド・モントリオル・・成り上がりの脚本家。ココと愛人関係になりながら、美人女優パパイヤニスを追い回す。
○パパイヤニス・・ギリシャ人美人女優。体の手入れに余念がなく、獄中でも裸で美容体操をしていた。テレーズの激しいライバル意識をうまくかわすが、テレーズのお古のショーヴォーを結婚相手に押し付けられる。
○ジャン・ショーヴォー・・テレーズの(元愛人達による)後援会会長の実業家。72歳。
○エミール・・酒場の亭主で、大尉。第5章にだけ登場する。殺される。
○ジャン・ド・オート=シャンブル・・警察署長。あだ名は〈金羊毛〉。ココの叔父。
○ヴィクトリーヌ・・テレーズの乳姉妹。仲が悪い。
○ウジェーヌ・・ホテルの夜勤ボーイ。
2022年3月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本作をはじめ、セリーヌ「夜の果てへの旅」やクノー「地下鉄のザジ」といった、俗語が多用され文法を無視した難文の訳は、生田耕作の独壇場と言って良いでしょう。
現代の翻訳家は真似すらできません。
それほど日本語の訳文がこなれており、翻訳家・生田耕作の真価が十二分に発揮されています。
現代の翻訳家は真似すらできません。
それほど日本語の訳文がこなれており、翻訳家・生田耕作の真価が十二分に発揮されています。