森口さんの大変だった毎日を、少しだけ感じることが出来ました。
ありがとうございました。
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この星のぬくもり: 自閉症児のみつめる世界 (たまひよコミックス) 単行本 – 1997/12/1
曾根 富美子
(著)
- 本の長さ152ページ
- 言語日本語
- 出版社ベネッセコーポレーション
- 発売日1997/12/1
- ISBN-104828855459
- ISBN-13978-4828855455
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
ワタシはワタシだけの世界に住んでいた。ワタシの世界を壊すものがいると、たちまちパニックに陥っていた…。自閉症児の側から見つめた世界を、実体験に忠実に描いたコミック。
登録情報
- 出版社 : ベネッセコーポレーション (1997/12/1)
- 発売日 : 1997/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 152ページ
- ISBN-10 : 4828855459
- ISBN-13 : 978-4828855455
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,055,892位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年4月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2015年12月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自閉症、という状態の一端を理解するのに、非常に良いコミックであると思います。
自閉症である本人が、幼少期を振り返り、このような感じ方で生きていた、
という事が分かりやすく描かれています。
人の顔の見分けがつかなかったり、母という存在の認識にはかなり時間を要することであったり、
当事者でなかれば分からない視点を描いて下さり、非常に勉強になりました。
こちらを読んでから、「変光星」という小説を読ませて頂くと、頭に入りやすいです。
自閉症である本人が、幼少期を振り返り、このような感じ方で生きていた、
という事が分かりやすく描かれています。
人の顔の見分けがつかなかったり、母という存在の認識にはかなり時間を要することであったり、
当事者でなかれば分からない視点を描いて下さり、非常に勉強になりました。
こちらを読んでから、「変光星」という小説を読ませて頂くと、頭に入りやすいです。
2016年9月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自閉症児が周りに理解してもらえないと、どんなに辛いかということが痛いほどよくわかりました。
作者の子供の頃はアスペルガーについて理解している人も今よりずっと少なかったでしょうから、当時の当事者や親はどんなに辛い思いをしただろうかと思うと胸が痛みます。
内容はとても良いのですが、絵のタッチが古いのだけが難点です。仕方ないのですが…。
作者の子供の頃はアスペルガーについて理解している人も今よりずっと少なかったでしょうから、当時の当事者や親はどんなに辛い思いをしただろうかと思うと胸が痛みます。
内容はとても良いのですが、絵のタッチが古いのだけが難点です。仕方ないのですが…。
2016年3月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても素早く、しかも綺麗な状態で届いたので、満足です。また、お願いしたいです。
2021年1月29日に日本でレビュー済み
このコミックが出て来たので懐かしくなって読んだ。
このコミックと、原作本の『平行線』『変光星』(森口奈緒美)は20年くらい前に最初に読んだ。
どれも傑作だ。
読んだきっかけが、10代の頃に「私が幼児期に自閉症の診断を受けたという母親からの話を聞いたから」というもの。
杉山登志郎先生は、ドナ・ウィリアムさんの本を読んで「自閉症では?」と思って受診した人の大半が診断外になったけど、森口奈緒美さんの本を読んで自分もそうだと思った人は大半が自閉症という診断結果になったと書いていた。
私の場合はドナさんの本はそんなに似ていないと感じたけども、森口さんの本は全体的に私とそっくり過ぎるし、私と全く同じ体験をしている部分が余りにも多すぎるって感じた。
杉山先生によると、自閉症スペントラム濃度が森口さんは非常に高レベルで、ここ迄高い人は逆にあまりいないそう。
ドナさんはどちらかと言うと定型との境界線に近いそう。
私も成人期に診てもらった主治医の話に寄ると、かなり高い位置にある自閉症スペントラムだそうだ。
だから森口さんに全体的に非常に同じ部分が多いのだ。
このコミックの主人公(森口さんでもある)は、中学の頃に学年首位を維持していた。
それが原因でも激しいいじめを受けていたそう。
私も、小学生の時に何年も4教科共に100点をバンバン取っていて、公文では小学5年の1学期で小学6年の全ての科目の項目を終了しているくらいだった。中学の新入テストでも4教科で100点だった。
故に、小学生時代は担任から激しいいじめを受けていた。授業をあまり受けていないのにそんなだったから余計に嫌みだったとの事。
この星の教育はみんな同じ能力や特徴を持つ人を大量生産している所なので、私や森口さんみたいに抜きん出た杭の人もガンガン打ち付けられるf(^^;
しかも、学校では凹が深い部分は無理矢理出来る様になる様に執拗に執拗に押し付けられ続ける。
森口さんは真面目なので授業を小中学校時代は解禁レベルで受けていたけども、私はあまり受けていなかった。
だから二次障害にならずに済んだ。
森口さんは、友達を持たないし団体行動が出来ないという理由だけで内申書が不利になり、学力よりも大幅に低い高校に願書を出されてしまった。(春日部東高校は偏差値60なんだけど、森口さんは70超えの学力があった様子だ)
私も同様の理由で学力よりも大幅に低い高校に願書を提出する事になった。
おかげさまで、私は高校に入ってからは学年トップを維持出来たけど(^-^)
グループに入る、友達を作る、どれも自閉症者がしようとすると無理に無理を重ねる結果しか生まない。
クラスメートが主人公に「いつも1人でいるのは良くないよ」と言ってグループに入れようとした。
だけど、主人公は無理にグループに合わせようとする事に難しさを覚えてすっかり疲労困憊してしまった。
結局、またグループから離れる事となり、それが原因でいじめを受ける事となった。
自閉症者が常に1人でいても、無理にグループに入れようとするのははっきり言って余計なお世話だと感じる。
それぞれの特性があり、それぞれに合った生き方があるのだ。
私は放っておいて欲しいなぁ('';)
「グループに合わせるのは、難解な数学や方程式を解くよりもずっと難しい」という主人公の言葉は私も同じだ。
グループに合わせるのは、難しくてどうしても物凄く疲れるf(^^;
これは、濃度が高い高機能自閉症の特徴でもある。
幸い、私の場合は無理に入れようとする人もいなかったから良かったけど。
以前に図書館から借りて読んだある自閉症スペントラムの専門書だと、「当事者を無理にグループに入れようとしない」「当事者本人も、無理に輪の中に入ろうとしない、友達を無理に作らない、人と無理に関わろうとしないという気持ちを持つ事で極めて楽でいられる」という説明があった。うんうんと大同感だ。
勿論、自閉症スペクトラムは人間嫌いな訳ではないとも書いてある。私もそうで、向こうから近付いて来る人を拒む事はあまりしないし、こちらを好きと言ってくれている人たちの気持ちは嬉しいしそれは幸せだなって思っている。
私の場合は幸いにも、一般就労が上手く行っている。ある程度大きな会社だからかも知れないが、それでも職場のみんなに受け入れて貰えているのは幸せだ。
なので、私の場合は障害者手帳3級をお返しし、今は濃度がかなり高い自閉症スペクトラムという固定観念を外して生きている(^ー^)
このコミックと、原作本の『平行線』『変光星』(森口奈緒美)は20年くらい前に最初に読んだ。
どれも傑作だ。
読んだきっかけが、10代の頃に「私が幼児期に自閉症の診断を受けたという母親からの話を聞いたから」というもの。
杉山登志郎先生は、ドナ・ウィリアムさんの本を読んで「自閉症では?」と思って受診した人の大半が診断外になったけど、森口奈緒美さんの本を読んで自分もそうだと思った人は大半が自閉症という診断結果になったと書いていた。
私の場合はドナさんの本はそんなに似ていないと感じたけども、森口さんの本は全体的に私とそっくり過ぎるし、私と全く同じ体験をしている部分が余りにも多すぎるって感じた。
杉山先生によると、自閉症スペントラム濃度が森口さんは非常に高レベルで、ここ迄高い人は逆にあまりいないそう。
ドナさんはどちらかと言うと定型との境界線に近いそう。
私も成人期に診てもらった主治医の話に寄ると、かなり高い位置にある自閉症スペントラムだそうだ。
だから森口さんに全体的に非常に同じ部分が多いのだ。
このコミックの主人公(森口さんでもある)は、中学の頃に学年首位を維持していた。
それが原因でも激しいいじめを受けていたそう。
私も、小学生の時に何年も4教科共に100点をバンバン取っていて、公文では小学5年の1学期で小学6年の全ての科目の項目を終了しているくらいだった。中学の新入テストでも4教科で100点だった。
故に、小学生時代は担任から激しいいじめを受けていた。授業をあまり受けていないのにそんなだったから余計に嫌みだったとの事。
この星の教育はみんな同じ能力や特徴を持つ人を大量生産している所なので、私や森口さんみたいに抜きん出た杭の人もガンガン打ち付けられるf(^^;
しかも、学校では凹が深い部分は無理矢理出来る様になる様に執拗に執拗に押し付けられ続ける。
森口さんは真面目なので授業を小中学校時代は解禁レベルで受けていたけども、私はあまり受けていなかった。
だから二次障害にならずに済んだ。
森口さんは、友達を持たないし団体行動が出来ないという理由だけで内申書が不利になり、学力よりも大幅に低い高校に願書を出されてしまった。(春日部東高校は偏差値60なんだけど、森口さんは70超えの学力があった様子だ)
私も同様の理由で学力よりも大幅に低い高校に願書を提出する事になった。
おかげさまで、私は高校に入ってからは学年トップを維持出来たけど(^-^)
グループに入る、友達を作る、どれも自閉症者がしようとすると無理に無理を重ねる結果しか生まない。
クラスメートが主人公に「いつも1人でいるのは良くないよ」と言ってグループに入れようとした。
だけど、主人公は無理にグループに合わせようとする事に難しさを覚えてすっかり疲労困憊してしまった。
結局、またグループから離れる事となり、それが原因でいじめを受ける事となった。
自閉症者が常に1人でいても、無理にグループに入れようとするのははっきり言って余計なお世話だと感じる。
それぞれの特性があり、それぞれに合った生き方があるのだ。
私は放っておいて欲しいなぁ('';)
「グループに合わせるのは、難解な数学や方程式を解くよりもずっと難しい」という主人公の言葉は私も同じだ。
グループに合わせるのは、難しくてどうしても物凄く疲れるf(^^;
これは、濃度が高い高機能自閉症の特徴でもある。
幸い、私の場合は無理に入れようとする人もいなかったから良かったけど。
以前に図書館から借りて読んだある自閉症スペントラムの専門書だと、「当事者を無理にグループに入れようとしない」「当事者本人も、無理に輪の中に入ろうとしない、友達を無理に作らない、人と無理に関わろうとしないという気持ちを持つ事で極めて楽でいられる」という説明があった。うんうんと大同感だ。
勿論、自閉症スペクトラムは人間嫌いな訳ではないとも書いてある。私もそうで、向こうから近付いて来る人を拒む事はあまりしないし、こちらを好きと言ってくれている人たちの気持ちは嬉しいしそれは幸せだなって思っている。
私の場合は幸いにも、一般就労が上手く行っている。ある程度大きな会社だからかも知れないが、それでも職場のみんなに受け入れて貰えているのは幸せだ。
なので、私の場合は障害者手帳3級をお返しし、今は濃度がかなり高い自閉症スペクトラムという固定観念を外して生きている(^ー^)
2012年8月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本には何故、自閉症児が親になつかないかという理由が自閉症児の視点で描かれています。
勉強になりました。
傑作です!
勉強になりました。
傑作です!
2004年8月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
原作者の実体験を基に書かれたコミックです。健常者にはわからない、自閉症児の独特の世界が書かれています。でも、自閉症児の世界や感覚を知れば何故自閉症児がそのような行動をとってしまうのか、納得させられます。
世の中には自分の持っている感覚と違う感覚の人がいるということを知る必要があります。というより、全ての人が自分と違い、違いを認め合うことが社会で生活することであると子供のうちから知る必要があると思います。
もしかしたら同じような感覚で苦しんでいる子供さんがこの本を読んだとき、救われると思いますし、このような子供さんをお持ちの親御さんが子供を理解する一助になることと思います。
たくさんの方に読んでいただきたいと思います。
この本は一度廃刊になっておりますが、読者の復刊を望む声に再発売されたものですから。
世の中には自分の持っている感覚と違う感覚の人がいるということを知る必要があります。というより、全ての人が自分と違い、違いを認め合うことが社会で生活することであると子供のうちから知る必要があると思います。
もしかしたら同じような感覚で苦しんでいる子供さんがこの本を読んだとき、救われると思いますし、このような子供さんをお持ちの親御さんが子供を理解する一助になることと思います。
たくさんの方に読んでいただきたいと思います。
この本は一度廃刊になっておりますが、読者の復刊を望む声に再発売されたものですから。
2006年9月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
マンガであることもあり
(自閉的世界の子供のきもち)
(世界がどう見えているか)
(行動面でなぜそうなってしまうのか)が
高機能自閉症である本人の口から語られる部分がリアルで、とても分かりやすいと思う。
また、小学生くらいのいじめの問題も描かれており、社会的におちいりやすい状況などが分かって、先の見通しがない(事例を知らない)幼児期に読んで心構えにもなった。
いきなり自閉症を知らない方に読んでもらうには、専門書よりも
こういったマンガだと入りやすいと思う。
(自閉的世界の子供のきもち)
(世界がどう見えているか)
(行動面でなぜそうなってしまうのか)が
高機能自閉症である本人の口から語られる部分がリアルで、とても分かりやすいと思う。
また、小学生くらいのいじめの問題も描かれており、社会的におちいりやすい状況などが分かって、先の見通しがない(事例を知らない)幼児期に読んで心構えにもなった。
いきなり自閉症を知らない方に読んでもらうには、専門書よりも
こういったマンガだと入りやすいと思う。