一番好きな作品でした。アニメとの違いに驚きましたが、こちらも引き込まれる素晴らしい作品です。
引越しなどで下巻のみなくなってしまったので購入しました。
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黒い兄弟 下 (福武文庫 テ 202) 文庫 – 1995/1/1
- 本の長さ404ページ
- 言語日本語
- 出版社ベネッセコーポレーション
- 発売日1995/1/1
- ISBN-104828857095
- ISBN-13978-4828857091
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登録情報
- 出版社 : ベネッセコーポレーション (1995/1/1)
- 発売日 : 1995/1/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 404ページ
- ISBN-10 : 4828857095
- ISBN-13 : 978-4828857091
- Amazon 売れ筋ランキング: - 561,971位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 503位ドイツ文学 (本)
- - 602位ドイツ文学研究
- - 47,971位絵本・児童書 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年9月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
名作です。この本が絶版だなんて。どんな苦しい世の中でも、希望がある事を教えてくれる物語です。
2015年9月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小学生の姪の強力な推薦で購入しました。彼女は、何回読んだか分からないというほど読み込んでいます。
確かに、子ども向けとは思えないほど、美化しないで書かれた内容です。
アニメ「ロミオの青い空」の原作だという話ですが、私はアニメの方はまだ見ていません。
考えてみたら、人身売買も、つい数十年前までは日本でも公然と行われていたわけで、そんなことも考えながら読みました。
確かに、子ども向けとは思えないほど、美化しないで書かれた内容です。
アニメ「ロミオの青い空」の原作だという話ですが、私はアニメの方はまだ見ていません。
考えてみたら、人身売買も、つい数十年前までは日本でも公然と行われていたわけで、そんなことも考えながら読みました。
2007年3月14日に日本でレビュー済み
続きが気になって気になって一気に読み終えてしまいました。(いつもだけど)
上巻はなかなか話が進まなかったのでぶっちゃけ眠くなりそうだった…笑
でも上巻も最後の最後でやっと面白くなったので、迷わずに下巻のページをめくりました。
読み終わったあと、なんとも言えない気持ちになってしばらくの間呆然…
アルフレドの葬式の時に少年達が歌った歌にホロリときました。(:_;)
それにしても、ほお傷の男が葬式の時には少年達の仕事を休ませるという約束を守った時はものすっごいびっくりしました!!
えーこの男は約束守るタイプじゃないじゃん!とかなりハラハラしたのに(笑)…はぁ、びっくりしたなぁ…
この時だけ(←強調)ほお傷の男を見直しました。てか、私、疑り深いな…( ̄ー ̄)笑
この少年達、ほんとに勇敢で、読んでいて気持ちよかったです。
逃亡中の少年達を助けた人々たちに感動しました。
この小説に出会えたことに感謝です、ホント。こんな時代があったということを私は忘れません。
上巻はなかなか話が進まなかったのでぶっちゃけ眠くなりそうだった…笑
でも上巻も最後の最後でやっと面白くなったので、迷わずに下巻のページをめくりました。
読み終わったあと、なんとも言えない気持ちになってしばらくの間呆然…
アルフレドの葬式の時に少年達が歌った歌にホロリときました。(:_;)
それにしても、ほお傷の男が葬式の時には少年達の仕事を休ませるという約束を守った時はものすっごいびっくりしました!!
えーこの男は約束守るタイプじゃないじゃん!とかなりハラハラしたのに(笑)…はぁ、びっくりしたなぁ…
この時だけ(←強調)ほお傷の男を見直しました。てか、私、疑り深いな…( ̄ー ̄)笑
この少年達、ほんとに勇敢で、読んでいて気持ちよかったです。
逃亡中の少年達を助けた人々たちに感動しました。
この小説に出会えたことに感謝です、ホント。こんな時代があったということを私は忘れません。
2003年3月22日に日本でレビュー済み
カセラ教授からもらったものを、おかみとアンゼルモに盗まれて、しかもその濡れ衣をきせられ、親方にも泥棒と思われて暴行を受けたジョルジョのシーンは、読みながら涙が出そうになりました。
ジョルジョと同じ境遇の少年たちが実在していたことを私は忘れてはならないと思いました。
ジョルジョとおばあさんが再会したときの、おばあさんの一言が忘れられませんでした。
ジョルジョと同じ境遇の少年たちが実在していたことを私は忘れてはならないと思いました。
ジョルジョとおばあさんが再会したときの、おばあさんの一言が忘れられませんでした。
2009年9月13日に日本でレビュー済み
後編は、苦境の中での恩師カセラ医師との出会い 煙突掃除夫生活からの逃亡 アルフレドの妹ビアンカを迎えに行く旅 生まれ故郷への里帰り とアニメ版とは 若干趣が違います。苦境 孤独 不安 無自信にさえなまれながらも、カセラ医師との出会いにより希望を見出す姿が、読みどころだと思います。
ストーリー中 泥棒一見とのかかわりが出てくるのですが、本筋にはあまり影響なく、何のためのエピソードなのか? アンジェレッタのその後の顛末にも触れられておらず 残念。
しかしながら、希望を失ったと思っている人が読んだら、きっと勇気と希望の種を植え付けてくれる物語だと思います。
時代は、かわっても 親の虐待やモンスターペアレンツ他で子供が犠牲となっている現状で、この物語の時代に戻らない様、切に願います。
ストーリー中 泥棒一見とのかかわりが出てくるのですが、本筋にはあまり影響なく、何のためのエピソードなのか? アンジェレッタのその後の顛末にも触れられておらず 残念。
しかしながら、希望を失ったと思っている人が読んだら、きっと勇気と希望の種を植え付けてくれる物語だと思います。
時代は、かわっても 親の虐待やモンスターペアレンツ他で子供が犠牲となっている現状で、この物語の時代に戻らない様、切に願います。
2004年12月11日に日本でレビュー済み
名作だと思います。
アニメ『ロミオの青い空』の補完を求めて読んだのですが、そういう意味ではあまりかないませんでした。最初の方の展開はだいたい同じのようでしたけれども、後半の展開はかなり違います。そういう意味ではアニメでなじんでいる人も新鮮に楽しめると思います。
アニメではアルフレドがロミオに決定的な影響を与えているじゃないですか。なんですが小説の方はもっとロミオがきちんと主役で。いや、ロミオじゃなくてジョルジュですが。彼は過酷な環境で、それでも真っ正直に一生懸命生きているのです。それでも理不尽な目にあって、とうとう逃げ出して、カセラ先生に救われて、教師になるための道を歩きはじめる。
きちんとした環境を与えて欲しいと、そういう意図がまっすぐに伝わる話です。そしてアルフレドはジョルジュを取り巻く理不尽な状況の1つの象徴として出てくるのです。もちろん良い少年ではありますし叔父の裏切りもありましたが、復讐できる余裕なんてありません。彼はアニメのアルフレドのように高い希望を見てもいない。そもそもそんな環境にない。
狼団ももっと悪ガキで、まあ彼らなりに筋も道理もありましたが、やっぱり彼らも大人の作った枠組みのなかで不条理な思いを知っている。例外はアンゼルモで、その意味ではアニメよりもよほどきっぱりと裏切りものです。
原作ではあくまでも大人に搾取される少年たちが、搾取されない環境を求めた話なのです。とても過酷なところから立ち上がる、少年の可能性に胸を打たれました。
アニメはもうちょっと、少年のひたむきな友情や情熱がメインだったような。力を合わせることで、不条理なことが幾分か改善されていたでしょう。アニメの世界は優しかった。現代の日本人に向けたってことがあるのでしょうが。
原作は名作で、アニメはアニメで、それぞれ対象者も伝えたいことも違う。だから内容にも設定にも違いを設けたのでしょう。それはとても正しいし、どちらもすばらしい作品だと思います。
アニメ『ロミオの青い空』の補完を求めて読んだのですが、そういう意味ではあまりかないませんでした。最初の方の展開はだいたい同じのようでしたけれども、後半の展開はかなり違います。そういう意味ではアニメでなじんでいる人も新鮮に楽しめると思います。
アニメではアルフレドがロミオに決定的な影響を与えているじゃないですか。なんですが小説の方はもっとロミオがきちんと主役で。いや、ロミオじゃなくてジョルジュですが。彼は過酷な環境で、それでも真っ正直に一生懸命生きているのです。それでも理不尽な目にあって、とうとう逃げ出して、カセラ先生に救われて、教師になるための道を歩きはじめる。
きちんとした環境を与えて欲しいと、そういう意図がまっすぐに伝わる話です。そしてアルフレドはジョルジュを取り巻く理不尽な状況の1つの象徴として出てくるのです。もちろん良い少年ではありますし叔父の裏切りもありましたが、復讐できる余裕なんてありません。彼はアニメのアルフレドのように高い希望を見てもいない。そもそもそんな環境にない。
狼団ももっと悪ガキで、まあ彼らなりに筋も道理もありましたが、やっぱり彼らも大人の作った枠組みのなかで不条理な思いを知っている。例外はアンゼルモで、その意味ではアニメよりもよほどきっぱりと裏切りものです。
原作ではあくまでも大人に搾取される少年たちが、搾取されない環境を求めた話なのです。とても過酷なところから立ち上がる、少年の可能性に胸を打たれました。
アニメはもうちょっと、少年のひたむきな友情や情熱がメインだったような。力を合わせることで、不条理なことが幾分か改善されていたでしょう。アニメの世界は優しかった。現代の日本人に向けたってことがあるのでしょうが。
原作は名作で、アニメはアニメで、それぞれ対象者も伝えたいことも違う。だから内容にも設定にも違いを設けたのでしょう。それはとても正しいし、どちらもすばらしい作品だと思います。