文明が滅び、世界からは海が消え、広大な砂の上で生きる人々の物語。
設定だけでもとても大好きな作品です。
何よりキャラクターが魅力的で、掛け合いのテンポがいい。
できるなら続きをもっと読みたかったです。
しかし1冊だからこそ、長い文を読むのが苦手な方にもオススメできると思います。
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てくてくとぼく。旅立ちの歌 (富士見ファンタジア文庫) 文庫 – 2004/8/20
生きるって何だろう? 旅にでるってどんな気持ちなんだろう?
砂におおわれた世界。人々は退行する文明を維持しながら塔の街にへばりつくように生きていた。そんな街の機械工として生きる少年セイ。彼は地下の遺跡で禁断の少女人形を手に入れるのだが。メランコリック・ファンタ
砂におおわれた世界。人々は退行する文明を維持しながら塔の街にへばりつくように生きていた。そんな街の機械工として生きる少年セイ。彼は地下の遺跡で禁断の少女人形を手に入れるのだが。メランコリック・ファンタ
- 本の長さ332ページ
- 言語日本語
- 出版社富士見書房
- 発売日2004/8/20
- ISBN-104829116366
- ISBN-13978-4829116364
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登録情報
- 出版社 : 富士見書房 (2004/8/20)
- 発売日 : 2004/8/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 332ページ
- ISBN-10 : 4829116366
- ISBN-13 : 978-4829116364
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,620,173位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4,755位富士見ファンタジア文庫
- - 283,115位文庫
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2019年8月30日に日本でレビュー済み
2012年2月15日に日本でレビュー済み
高度な文明が滅び去ったあとに残った荒廃した砂漠の世界―自分が大好きな世界設定と、柔らかで可愛らしいイラストに魅かれて手に取りました。
世界設定はよく練りこまれていて満足です。が、この作品は何よりキャラが魅力的でした。
女装させたら超美少女にしか見えなくなるほどの美貌を持った主人公(中身はマトモでカッコいいです)のセイ、お嬢様だけど奔放で子猫のように愉快なヒロインのリーゼは可愛くて微笑ましい。彼女を取り巻く友達も「悪友」ぞろいで、まるでコントのようなテンポのいい日常会話がとても楽しい。セイを優しく見守る喫茶店の女主人アネットのほんわかした優しさにも癒されます。
そして、タイトルにもなってる「てくてく」。美しい少女型の自動人形(元はセイが飼ってた犬型の自動人形)。
舞台とキャラはもう十分だというほど整っています。これだけでも十分楽しい。
さぞやこれから壮大な物語が始まるのかと思いきや(そんなスケール感が漂っています)。
肝心のてくてくが登場してすぐにあっけなく物語は終了します。
旅ってなんだ?旅人として生きるってどういうことだ?自動人形と暮らすってどういうことだ?
そんなことを考えさせる終わりですが、そんな教訓めいたことはどうでもいいから、もっとこの世界とキャラを生かしたワクワクどきどきするストーリーを展開してほしかった。
10巻くらい続くのを期待してたら1巻でいきなり終わった。しかも寂しい結末で(実際は続ける気だったのでしょうが寂しすぎて次巻に期待が持てない)。肝心のてくてくもほとんど活躍してないし…と残念なことこの上ない。
特に良いキャラクターのセイ、リーゼが活躍しきれていないのがもったいない。
案の定、富士見ファンタジアお得意の「シリーズ第1弾!」とか書きながら2巻さえでず。
まあ、もし壮大な物語の序章を書いたつもりなら構成に難がありすぎでした。何せ本格的に何かが始まる前に、希望ではなく後味の悪さ、人生の苦さみたいなものを味わうのですから。
ということで、前半のほんわか優しく楽しい部分とキャラが良いだけに、「もったいない」の一言。
まだまだ「てくてくとぼく」の世界を味わいたかった。
世界設定はよく練りこまれていて満足です。が、この作品は何よりキャラが魅力的でした。
女装させたら超美少女にしか見えなくなるほどの美貌を持った主人公(中身はマトモでカッコいいです)のセイ、お嬢様だけど奔放で子猫のように愉快なヒロインのリーゼは可愛くて微笑ましい。彼女を取り巻く友達も「悪友」ぞろいで、まるでコントのようなテンポのいい日常会話がとても楽しい。セイを優しく見守る喫茶店の女主人アネットのほんわかした優しさにも癒されます。
そして、タイトルにもなってる「てくてく」。美しい少女型の自動人形(元はセイが飼ってた犬型の自動人形)。
舞台とキャラはもう十分だというほど整っています。これだけでも十分楽しい。
さぞやこれから壮大な物語が始まるのかと思いきや(そんなスケール感が漂っています)。
肝心のてくてくが登場してすぐにあっけなく物語は終了します。
旅ってなんだ?旅人として生きるってどういうことだ?自動人形と暮らすってどういうことだ?
そんなことを考えさせる終わりですが、そんな教訓めいたことはどうでもいいから、もっとこの世界とキャラを生かしたワクワクどきどきするストーリーを展開してほしかった。
10巻くらい続くのを期待してたら1巻でいきなり終わった。しかも寂しい結末で(実際は続ける気だったのでしょうが寂しすぎて次巻に期待が持てない)。肝心のてくてくもほとんど活躍してないし…と残念なことこの上ない。
特に良いキャラクターのセイ、リーゼが活躍しきれていないのがもったいない。
案の定、富士見ファンタジアお得意の「シリーズ第1弾!」とか書きながら2巻さえでず。
まあ、もし壮大な物語の序章を書いたつもりなら構成に難がありすぎでした。何せ本格的に何かが始まる前に、希望ではなく後味の悪さ、人生の苦さみたいなものを味わうのですから。
ということで、前半のほんわか優しく楽しい部分とキャラが良いだけに、「もったいない」の一言。
まだまだ「てくてくとぼく」の世界を味わいたかった。
2005年6月27日に日本でレビュー済み
設定などがきめ細かく、キャラがぐるぐる動いていて飽きの来ない文章です。
「キャラが勝手に動いてイベントを起こしてくれる」とはこの本を読めばとても納得ができる言葉だと思います。
「ラノベはちょっと…」と言う方にもお勧めできると思います。
「キャラが勝手に動いてイベントを起こしてくれる」とはこの本を読めばとても納得ができる言葉だと思います。
「ラノベはちょっと…」と言う方にもお勧めできると思います。