まず、表紙のフェリスが良いです。少し寂しげでライナを探してる所？！
迷子の犬を探している感じがなんだかフェリスらしい・・・。
この巻は前回離れたフェリスとライナが再会するまでのお話です。
このままフェリスとライナは会えず、魔眼に関する話が進むのかと思いきや、ライナが魔眼に対する基本知識を得るくらいで、謎はほとんど謎のまま。
ガスタークのお国事情が多少出てきますが、
ライナの思いが中心の話になっています。
今回は今まで無意識に隠してきた思い、絶望や、希望。
それがライナの心の表面に出てきます。
そして隠れた思いを自覚したとき、進むべき自分の道を決意します。
その上、離れている間のフェリスとライナの相手に対する思いが見えて、
再会後、その思いを確認しあう。（恋愛感情とは違う感じだけど・・・）
ほんとの相棒になった瞬間が見れます。
特にフェリスの言葉に救われるライナを見れたのは個人的に嬉しいです。
今回のライナの決意で、核心へと話が進みそうな今後。
でも今は二人がお互いの居たい場所に落ち着けたという事で、ホッと一息、お茶を飲む時間ですね～。
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