収録内容
第一の角笛 火と雹が地に投げられた
第二の角笛 燃え盛る山のようなもの
第三の角笛 その星の名はにがよもぎ
第四の角笛 一羽の鷲が天へ飛び立つ
第五の角笛 深淵へ通じる穴を開く鍵
第六の角笛 火と煙そして硫黄の災い
第七の角笛 見よ、獣の刻印は666
シリーズ2作目にしてシュピーゲルプロジェクトによるオイレンシュピーゲルとのリンク作
近未来都市ウイーン近辺に落ちた原子炉衛星を巡る七つのテロリストとの戦いを描いたストーリー、(オイレン弐を先に読んでいるので流れは知っているんですが、楽しめました。)
オイレンと違い、スプライトの少女達はオイレンの少女達を知っていてうらやましがるって描写が個人的に気に入っています。(隣の〜は甘いってやつですね)
次巻のスプライト3もオイレン参と今巻と違った形で連動しているらしいのでこちらも楽しみですね。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
スプライトシュピーゲル II Seven Angels Coming (2) (富士見ファンタジア文庫 136-9) 文庫 – 2007/7/20
旧ソ連の人工衛星〈アンタレス1140号〉が軌道修正に失敗、ウィーンの森に落下する。超小型原子炉を搭載したそれは、核爆弾への転用が可能だという情報をつかみ、出自も目的も違う七つのテログループが動き始める
- 本の長さ404ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA(富士見書房)
- 発売日2007/7/20
- ISBN-104829119497
- ISBN-13978-4829119495
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA(富士見書房) (2007/7/20)
- 発売日 : 2007/7/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 404ページ
- ISBN-10 : 4829119497
- ISBN-13 : 978-4829119495
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,125,288位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3,978位富士見ファンタジア文庫
- - 219,396位文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
1977年岐阜県生まれ。早稲田大学在学中の1996年に『黒い季節』で第1回スニーカー大賞金賞を受賞してデビュー。2003年、第24回日本SF大賞 を受賞した『マルドゥック・スクランブル』などの作品を経て、2009年、天文暦学者・渋川春海の生涯を描いた初の時代小説『天地明察』で第31回吉川英 治文学新人賞、第7回本屋大賞を受賞し、第143回直木賞の候補となる(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『マルドゥック・スクランブル』(ISBN-10:4152091533)が刊行された当時に掲載されていたものです)
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2007年7月20日に日本でレビュー済み
2007年8月23日に日本でレビュー済み
こちらは以前感想を書いた「スプライトシュピーゲル」の2巻目で、これよりも前に出版されている「オイレンシュピーゲル2」でも書かれた、ミリオポリスに墜落した人工衛星に搭載されていた原子炉を巡る物語を別視点で書いたものです。
オイレンシュピーゲルに登場した場面と同じ場所、同じ時間に起きた出来事でも、視点が違うとここまで違って見えるのかと思えるくらいの書き分けですから、これが同じ時間で違う場所となると私たちが知ることが出来る情報は大きく違ってきます。
また、オイレンシュピーゲルでは涼月たち3人に視点のほとんどが固定されていますが、こちらでは鳳たちだけでなく、ヘルガ、ニナ、冬真たちも事件の解決のために奔走したり、もしくは弄ばれる様子が少なからず描かれているのも大きな違いでしょう。
もし片方しか読んでいないのでしたら、両方読んでみると、事件に対し関係者たちがどんな思いで関わったのかが全体像が分かって面白いと思います。
オイレンシュピーゲルに登場した場面と同じ場所、同じ時間に起きた出来事でも、視点が違うとここまで違って見えるのかと思えるくらいの書き分けですから、これが同じ時間で違う場所となると私たちが知ることが出来る情報は大きく違ってきます。
また、オイレンシュピーゲルでは涼月たち3人に視点のほとんどが固定されていますが、こちらでは鳳たちだけでなく、ヘルガ、ニナ、冬真たちも事件の解決のために奔走したり、もしくは弄ばれる様子が少なからず描かれているのも大きな違いでしょう。
もし片方しか読んでいないのでしたら、両方読んでみると、事件に対し関係者たちがどんな思いで関わったのかが全体像が分かって面白いと思います。