『おまもりひまり(1) 浪漫ちっくメモリー』です。
ノベライズ第一巻ですが、エピソード自体は完結していて、読み切れます。
最初にあらすじがあって設定やキャラが説明されています。プロローグと第一章はキャラの顔見せ要素が強いし、凛子のお人好しやリズのドジっ子など、キャラの掘り下げも原作より踏み込んでいます。ノベライズならではの長所を生かしています。
エッチなシーンも、絵にしたらアウトなものを描いていて、さすがは巨乳描写を得意とする作家で面目躍如です。
三人称の文章で複数人数の内面描写をさほど違和感なくおこなえています。
構成は、主人公とメインヒロインがすれ違い、和解するもので、シンプルです。
くえす登場以前という時制のようですが、オリジナル妖を出しつつ、原作コミックに出てくる設定をふんだんに活用しているけどちょっと違和感のある部分もありました。
ラストは、ご都合主義もあるけど、いい感じで終わり。第二巻は別のエピになるのでしょうか。今後への期待をこめて☆5です。
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おまもりひまり(1) 浪漫ちっくメモリー (富士見ファンタジア文庫 ま 2-1-1) 文庫 – 2008/7/19
月刊ドラゴンエイジで大人気のおまもりひまりがノベライズで登場! イラストはもちろん原作者でもある、的良みらんの描き下ろし。オリジナル妖も登場で、ますますえっちな緋鞠に会える!?
- 本の長さ237ページ
- 言語日本語
- 出版社富士見書房
- 発売日2008/7/19
- ISBN-104829133155
- ISBN-13978-4829133156
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登録情報
- 出版社 : 富士見書房 (2008/7/19)
- 発売日 : 2008/7/19
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 237ページ
- ISBN-10 : 4829133155
- ISBN-13 : 978-4829133156
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,813,779位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 5,029位富士見ファンタジア文庫
- - 303,709位文庫
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上位レビュー、対象国: 日本
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2013年7月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
絵に惹かれて買いました。当時は読んでいて面白かったが、ラノベに飽きた人はアニメだけでいいかも。アニメの方が面白くできているが、エロ要素と中二要素だけしか入っていない。
2008年7月21日に日本でレビュー済み
文章で綴られている分、原作よりも生々しいというか「コレはギリギリアウトじゃね?」的な場面や描写があちこちに散りばめられてます
特にプロローグなんかは、なかなかな物だったかと……(苦笑
とは言え、原作の持ち味を決して損なっていないと感じたし、
ノベライズの強みであるキャラクターの複雑な心情なんかも読んでいて、やはり新鮮でした
あとがきによると、多少謙遜はしつつも筆者本人も楽しみながら執筆していたとのことで、その辺も良い意味で作用した結果なのかと思います
ノベライズとしての出来は良かったので、個人的には第2弾が出る事を期待したいです!
ただ、際どい描写やイラスト満載のラブコメなので、開き直らないと読む場所に気を使いそうだなと思ったりします(苦笑
いろいろと際どくてエッチなラブコメが好きな人に対して、原作コミック共々オススメしたい作品です
特にプロローグなんかは、なかなかな物だったかと……(苦笑
とは言え、原作の持ち味を決して損なっていないと感じたし、
ノベライズの強みであるキャラクターの複雑な心情なんかも読んでいて、やはり新鮮でした
あとがきによると、多少謙遜はしつつも筆者本人も楽しみながら執筆していたとのことで、その辺も良い意味で作用した結果なのかと思います
ノベライズとしての出来は良かったので、個人的には第2弾が出る事を期待したいです!
ただ、際どい描写やイラスト満載のラブコメなので、開き直らないと読む場所に気を使いそうだなと思ったりします(苦笑
いろいろと際どくてエッチなラブコメが好きな人に対して、原作コミック共々オススメしたい作品です
2008年11月11日に日本でレビュー済み
作者が美少女文庫の世界にいる人なのでエッチなシーンには事欠かない。むしろ朝飯前というくらいに原作の雰囲気を継承、場合によっては凌駕している。よほど圧倒的な、原作の世界観をブチ壊してもなお魅力溢れるものでも無い限りは、原作の世界観をどこまでノベライズできるかが本作の出来を決めると思われるが、この点に関しては概ね安心できる水準。この作者はきちんと分かっている。ただ、原作にはややシリアスな背景が潜んでいるのだが、これについては意識的に程よくスポイルしており、登場人物の相関関係を活かしたほんわかムードに重点を置いているようである。それだけソフトな作風とも言える。リズなどはもっと積極的でも良かった、というか登場場面があまり多くなかった。何気にリズを応援しているだけに次巻での活躍に期待である。挿絵が原作者自身というのも強みである。