黄昏色の詠使い8巻です、これは本当に熱かった。
緻密な世界観が魅力の作品だと思っていたけど、ここにきてその秘密が解き明かされ、壮大な世界観がストーリーと見事にシンクロしました。クルーエルを守ろうとするネイトの動機が具体性を持ったことで、物語への感情移入が格段と増した気がします。
セラの庭園からネシリスとファウマの名詠バトル、そして最後のシーンまで。たたみかけるような熱い展開に、読んだ後しばらくぼうっとしてしまったのは自分だけでないはず。
今まで多少マンネリ化した部分もあったのが、ここに来て目の醒めるようなクライマックスです。情報量が多いので再読が必要でしたが、この巻を読み返すことで今までの復習になる一面も。いずれにせよ、物語の最後まで本当に楽しみです。

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黄昏色の詠使いVIII 百億の星にリリスは祈り (富士見ファンタジア文庫 さ 2-1-8 黄昏色の詠使い 8) 文庫 – 2008/12/20
「見せてあげる。名詠式に隠された秘密を」──そしてシャオは、ネイトに語る。なぜ、名詠式があるのか。そして、なぜネイトとクルーエルは別れる運命にあるのかを。真摯な祈りが世界に響く、詠う召喚ファンタジー
- 本の長さ329ページ
- 言語日本語
- 出版社富士見書房
- 発売日2008/12/20
- ISBN-104829133570
- ISBN-13978-4829133576
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登録情報
- 出版社 : 富士見書房 (2008/12/20)
- 発売日 : 2008/12/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 329ページ
- ISBN-10 : 4829133570
- ISBN-13 : 978-4829133576
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,541,405位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4,636位富士見ファンタジア文庫
- - 273,951位文庫
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上位レビュー、対象国: 日本
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2008年12月21日に日本でレビュー済み
「よべばこたえるもの」という魔法のような名詠式。
でも実はその成立には隠された歴史があって・・・
という伏線解禁&第二部クライマックスな8巻です。イラストはちょっと少なめ。
固有概念や固有名詞etc...がどかーん!と一気に出てきたので、
大食いチャレンジ並みに特盛り状態です。
じっくり味わいましょう。多分一回通し読みでは追いつかないです(笑)
第二部は次の9巻でひと段落するそうですが、続きが気になるー…
でも実はその成立には隠された歴史があって・・・
という伏線解禁&第二部クライマックスな8巻です。イラストはちょっと少なめ。
固有概念や固有名詞etc...がどかーん!と一気に出てきたので、
大食いチャレンジ並みに特盛り状態です。
じっくり味わいましょう。多分一回通し読みでは追いつかないです(笑)
第二部は次の9巻でひと段落するそうですが、続きが気になるー…
2010年5月2日に日本でレビュー済み
ずっとクライマックス、と前巻あとがきで書かれていた通り手に汗握る展開の連続でした、ここまでの伏線の解説が。正直ややこしく読み返してしまうところしばしば。とはいえ語らないで済む内容ではないため、むしろその細かい解説がシーンを変え、語り部をかえて全体を同時進行させるという手法でなかったら、読み飛ばすか寝落ちしていたかもしれません。主人公とヒロインの活躍はあまりありませんでしたがみんなでエンディングに向かっていく礎が出来たので、次巻を安心して待てます。
2009年5月24日に日本でレビュー済み
ネイトに、クルーエルに、エイダに、名詠式創成に関わる二つの意思と秘密が開示される。すぐそこまで迫る変革の時に対して、決断を迫られる彼ら。自らの望むものを守るため、自分は何をすべきか。カインツ達の参戦と、ミオ達の行動は何をもたらすのか。その答えは次巻で明らかになるようです。