新シリーズということで買ってみましたが、いつもの舞阪作品でした。
ファミ通のほうでやってる『鋼鉄の白兎騎士団』の主役が男版と表現するとそのままです。
婚約者は16人となっていますが、いきなり16人全員が押しかけてくるようなことはありません。
とりあえず今回は表紙の女の子一人だと思っていただければ大丈夫です。
ですので、登場人物がごっちゃになることはありません(逆に多人数ヒロインを期待していた人は肩透かしかも)。
ストーリーは意外に真面目で王道です。
よく言えば安定感があり、悪く言えば代わり映えしないといったところでしょうか。
多くの女の子キャラを動かすことには定評がある作者さんなので、これからに期待というところです。
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乱☆恋 婚約者は16人!? (富士見ファンタジア文庫 ま 1-2-1) 文庫 – 2010/10/20
父王のたくらみで、本人の知らぬ間に婚約者を決められてしまった、リディア王国の王子リカルド。なんとその数は……じゅ、16人っ!? 乱れて恋するお姫さまたち16人♪ 波瀾万丈のらんぶるコメディ、はじまります!
- 本の長さ318ページ
- 言語日本語
- 出版社富士見書房
- 発売日2010/10/20
- ISBN-104829135786
- ISBN-13978-4829135785
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登録情報
- 出版社 : 富士見書房 (2010/10/20)
- 発売日 : 2010/10/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 318ページ
- ISBN-10 : 4829135786
- ISBN-13 : 978-4829135785
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,005,675位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 5,276位富士見ファンタジア文庫
- - 321,525位文庫
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上位レビュー、対象国: 日本
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2011年6月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ここのレビューの高さを信用して1巻2巻同時の購入しました。
が、1巻でギブアップ・・・
内容は大体他の方のレビューの通り、前半がキャラ紹介的な内容で後半がヒロインの話という構成ですが、
内容が偏りすぎる上にくどい。
王子のお供で4人キャラがいますがこんなに必要だったのかなぁ。前半は王子含めて5人で話が進むんですが、
個性を印象付けようとしているのかどのキャラの行動もテンプレ的な行動を何度もするので、
好感よりもうざいという印象しかもてませんでした。このやりとりは半分以下でもよかったような・・・
後半はヒロインがいきなりピンチに陥ってそれを王子が・・・という展開ですが、
こっちは逆に内容が薄すぎて緊迫感がありませんでした。
ジェットコースターといえば聞こえはいいですが、どう読んでも作者が前半で力尽きたとしか思えません。
せめて逃避行中に追っ手の描写くらいあってもよかったんじゃ・・・
それと全体的にキャラ同士の会話が寒いです。特に駄洒落を言う子との会話がひどい。
あれだけ寒いギャグを言ってるのに王子しか突っ込まないのもおかしいですよね。
余りにも星と自分の期待していたものとの違いが激しかったので長文になってしまいました。
ですが他の方の評価は高いので、たぶん相性が悪かったのだと思います。
ですが気になった方はせめて1巻は中身を確認してから続刊を買ったほうがいいかと。
が、1巻でギブアップ・・・
内容は大体他の方のレビューの通り、前半がキャラ紹介的な内容で後半がヒロインの話という構成ですが、
内容が偏りすぎる上にくどい。
王子のお供で4人キャラがいますがこんなに必要だったのかなぁ。前半は王子含めて5人で話が進むんですが、
個性を印象付けようとしているのかどのキャラの行動もテンプレ的な行動を何度もするので、
好感よりもうざいという印象しかもてませんでした。このやりとりは半分以下でもよかったような・・・
後半はヒロインがいきなりピンチに陥ってそれを王子が・・・という展開ですが、
こっちは逆に内容が薄すぎて緊迫感がありませんでした。
ジェットコースターといえば聞こえはいいですが、どう読んでも作者が前半で力尽きたとしか思えません。
せめて逃避行中に追っ手の描写くらいあってもよかったんじゃ・・・
それと全体的にキャラ同士の会話が寒いです。特に駄洒落を言う子との会話がひどい。
あれだけ寒いギャグを言ってるのに王子しか突っ込まないのもおかしいですよね。
余りにも星と自分の期待していたものとの違いが激しかったので長文になってしまいました。
ですが他の方の評価は高いので、たぶん相性が悪かったのだと思います。
ですが気になった方はせめて1巻は中身を確認してから続刊を買ったほうがいいかと。
2010年10月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルと表紙からして、よくあるハーレムモノかと思ったが内容は全く異なる。
周りの諸外国と絶妙な外交によって保っている小国の王子である主人公が、ある日父である国王から
「おまえには婚約者がいるよ。ただし諸外国の王女16人な」
と告げられ、その婚約者の王女達に会いに行く話である。
男女のイチャイチャ描写はほとんど無く、純然たる外交に重きをおいているのが新鮮である。
鋼鉄の白兎騎士団の作者らしい物語の展開で、白兎騎士団のような知略で敵を翻弄するような作品が好きならば十分楽しめるだろう。
登場人物も個性的な者たちばかりで、存在がぼやけること無くきちんとそれぞれの役割を果たし動いていて
「キャラは出せばいい」と昨今のラノベにありがちな、御座なりな描写では無いのも良い。
締めもきちんと次巻以降への橋渡しが出来ており
今後の展開が楽しみである。
周りの諸外国と絶妙な外交によって保っている小国の王子である主人公が、ある日父である国王から
「おまえには婚約者がいるよ。ただし諸外国の王女16人な」
と告げられ、その婚約者の王女達に会いに行く話である。
男女のイチャイチャ描写はほとんど無く、純然たる外交に重きをおいているのが新鮮である。
鋼鉄の白兎騎士団の作者らしい物語の展開で、白兎騎士団のような知略で敵を翻弄するような作品が好きならば十分楽しめるだろう。
登場人物も個性的な者たちばかりで、存在がぼやけること無くきちんとそれぞれの役割を果たし動いていて
「キャラは出せばいい」と昨今のラノベにありがちな、御座なりな描写では無いのも良い。
締めもきちんと次巻以降への橋渡しが出来ており
今後の展開が楽しみである。
2011年10月27日に日本でレビュー済み
この作者は小説を日銭を稼ぐ手段としか考えてないように思われる。
何しろ、シリーズを終わらせる気が全くない。
新シリーズを始めて、人気が有れば続けて、人気が無くなれば放置。
ある程度、売れるものだから、タチが悪い。
出版社や編集にとっては実に使い勝手の良い作家だろう。
作品や読者に対して全く誠実さもなく、完全に仕事と割り切っている。
あとがきもスキーやサッカーの話ばかりで、興味ない人にとって、
どのように感じられるか理解できないようです。
読者のことを考えるなら、そんな後書きは書かないだろうし
シリーズも、まともに完結させるはずです。
購入前の読者に言いたいことは、この作者の作品を読むに当たっては、
完結しないことを前提に読んで下さいということです。
第一部完やら、第二部完など、中途半端に放置された作品ばかりです。
何も知らずに読み始めて、犠牲になる読者が増えないことを祈ります。
何しろ、シリーズを終わらせる気が全くない。
新シリーズを始めて、人気が有れば続けて、人気が無くなれば放置。
ある程度、売れるものだから、タチが悪い。
出版社や編集にとっては実に使い勝手の良い作家だろう。
作品や読者に対して全く誠実さもなく、完全に仕事と割り切っている。
あとがきもスキーやサッカーの話ばかりで、興味ない人にとって、
どのように感じられるか理解できないようです。
読者のことを考えるなら、そんな後書きは書かないだろうし
シリーズも、まともに完結させるはずです。
購入前の読者に言いたいことは、この作者の作品を読むに当たっては、
完結しないことを前提に読んで下さいということです。
第一部完やら、第二部完など、中途半端に放置された作品ばかりです。
何も知らずに読み始めて、犠牲になる読者が増えないことを祈ります。
2010年10月21日に日本でレビュー済み
「鋼鉄の白兎騎士団(はがねのしろうさぎ)」の舞阪先生の新作です。タイトルからどんなハーレムでエロティックな作品!?と思いきや、他の方も書いている通り、意外と良い意味で普通の内容です。
外交で生き残ってきた小国リディア王国の王太子リカルドが、父親が勝手に決めた16人の許嫁と面会するために、お供を連れて出発します。お供といっても、武術の腕は一流だがリカルドをこれっぽちも敬わず、暴言を吐きまくる女騎士アイオリッタ、魔術の腕はこれまた一流で顔も良いが、女にだらしないマリウス、一流のニンジャだが、目立つのが大好きなカオルゥ、料理は上手く包丁を持たせればアイオリッタたちに並ぶ戦闘力を持つが、会話にベタな食材オヤジギャグをぶっ込む給仕係ネゥネゥといった、一流ぞろいだがクセの強いメンバー。そんな彼らはまず最初にシュールティス王国の婚約者セフィアの元を訪ねるのだが、そこで騒動に巻き込まれて・・・
といった感じですね。メンバー一人一人が個性の塊なので、読んでいて楽しかったのと、「しろうさぎ」のように、リカルドが戦術・戦略を駆使して目的を達成していく様は相変わらず気分が良かったです。「しろうさぎ」ではお決まりだったベタなリアクションもあって、とても舞阪先生らしさが出ていたので嬉しかったですね。これから女性比率がどんどん高くなるのはタイトルからして明白ですが、登場人物の9割方が女性という「しろうさぎ」を見事に書き進めている舞阪先生ですので、きっとすっきりしたハーレムものになるのではないかと・・・「しろうさぎ」の二期と合わせて、続きがとても楽しみです。
外交で生き残ってきた小国リディア王国の王太子リカルドが、父親が勝手に決めた16人の許嫁と面会するために、お供を連れて出発します。お供といっても、武術の腕は一流だがリカルドをこれっぽちも敬わず、暴言を吐きまくる女騎士アイオリッタ、魔術の腕はこれまた一流で顔も良いが、女にだらしないマリウス、一流のニンジャだが、目立つのが大好きなカオルゥ、料理は上手く包丁を持たせればアイオリッタたちに並ぶ戦闘力を持つが、会話にベタな食材オヤジギャグをぶっ込む給仕係ネゥネゥといった、一流ぞろいだがクセの強いメンバー。そんな彼らはまず最初にシュールティス王国の婚約者セフィアの元を訪ねるのだが、そこで騒動に巻き込まれて・・・
といった感じですね。メンバー一人一人が個性の塊なので、読んでいて楽しかったのと、「しろうさぎ」のように、リカルドが戦術・戦略を駆使して目的を達成していく様は相変わらず気分が良かったです。「しろうさぎ」ではお決まりだったベタなリアクションもあって、とても舞阪先生らしさが出ていたので嬉しかったですね。これから女性比率がどんどん高くなるのはタイトルからして明白ですが、登場人物の9割方が女性という「しろうさぎ」を見事に書き進めている舞阪先生ですので、きっとすっきりしたハーレムものになるのではないかと・・・「しろうさぎ」の二期と合わせて、続きがとても楽しみです。
2010年11月4日に日本でレビュー済み
もし、この作者の『
鋼鉄の白兎騎士団
』シリーズ(ファミ通文庫)が既読であれば、「作品世界が繋がってるんじゃない?」と言いたくなるほど同様の世界観で描かれた作品。作品内での時代考証から登場人物のネーミングセンスまでそっくりである。違うのは主人公が男、それも王国の第一王子ということと、物語の進め方が異なることか。ただ、この違いが本作の肝である。主人公が思いの外全体を牽引するのでガールズトーク満載ということもなく、これまた思いの外会話が飛ぶことも少ない。食材ダジャレなるものも登場するボケとツッコミは相変わらずながら、それをしつこく繰り返すこともない。本作は、16人もの婚約者の元を順に訪れることが目的であり、その先々で起こる騒動に巻き込まれながら、これを解決していくお話。つまり、旅の道中でのあれこれと目的地でのトラブルへの対処、そしてまた次の旅へ、を繰り返すRPG的作品と現時点では言えよう。本巻では、その基本となるパーティ編成の紹介と最初のクエストが描かれている。いきなり大勢のヒロインが出てきてアハハウフフなハチャメチャ騒動がイメージされるが、実際は全然違っており、ある意味舞阪作品らしいけれんみと骨太さのある作風だと思う。
世界観や“パーティ編成”を紹介する前半が結構長く続くので、これはまた舞阪作品の悪いクセが出てるのかな?とも思ったが、今回のヒロインである婚約者の1人、第六王女が出てくる後半から俄然面白くなる。割とスピーディな展開にギアチェンジし、事の顛末がバトル無しで描かれていく。外交を旨とする主人公の本領発揮であり、(実際はそうでもないのだが)桃色王子呼ばわりされている主人公の面目躍如たる頭脳戦が痛快である。程良くおとぼけな周りの面々との連携も悪くなく、何より聡明で素直な一面もあり、主人公とウマの合う王女が好印象。読後感の良さと次への期待が楽しみを抱かせる作品だと思う。
世界観や“パーティ編成”を紹介する前半が結構長く続くので、これはまた舞阪作品の悪いクセが出てるのかな?とも思ったが、今回のヒロインである婚約者の1人、第六王女が出てくる後半から俄然面白くなる。割とスピーディな展開にギアチェンジし、事の顛末がバトル無しで描かれていく。外交を旨とする主人公の本領発揮であり、(実際はそうでもないのだが)桃色王子呼ばわりされている主人公の面目躍如たる頭脳戦が痛快である。程良くおとぼけな周りの面々との連携も悪くなく、何より聡明で素直な一面もあり、主人公とウマの合う王女が好印象。読後感の良さと次への期待が楽しみを抱かせる作品だと思う。