FEARが文庫で出したシンプル感のあるシステムを持ったルールブック。
ファンタジーな世界を舞台にPCたちはギルドと呼ばれるグループを組んだりしてダンジョンに挑んだり挑まなかったりします。
PCの作成は6つの種族から一つと10種のクラスから2つを選び、種族やクラスごとに決められた特殊能力(スキル)をとります。
また、出身や現在の境遇将来の運命をあらわすライフパスというものも決めます。
これはキャラクターの設定を考えるのに役に立つほかPCのデータにも関わってきます。
PCたちはギルドと呼ばれるグループをつくることもできます。
ギルドとはこのシステムの特徴の一つで、ギルド用に作られたスキルを取ることにより「お金をくれる後援者がいるギルド」とか「特定のタイプの敵に強いギルド」といった個性を出せます。
また冒険を経験する事によりPCたち同様このギルドも成長し、新たなスキルを獲得していきます。
判定方法は主として2D6で(状況やPC達の持つスキルによって変化する事もある)で目が高い方がよいというもの。
フェイトというポイントを消費する事によってダイスを増やしたり振りなおしたりもできます。
ルールの基本的なところは平易でわかりやすく、またサンプルキャラ(作成済みキャラ)や付属シナリオがあることによってすぐプレイ可能なのは嬉しいところ。
TRPG初心者の方にもお勧めできるでしょう。
(モンスター一体一体にイラストがあるのも評価できます。)
これ一冊だけでは物足りない方には上級ルールやシナリオ集があるので検討してみてはいかがでしょうか?
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アリアンロッドRPGルールブック (富士見ドラゴンブック 23-2) 文庫 – 2004/5/1
“ギルド”を組んで新しい冒険の旅に出かけよう!
『ダブルクロス』『セブン=フォートレス』のF.E.A.R.が贈る新作ファンタジーRPG登場! 六種類の種族と十種類の職業・サブ職業のバラエティ豊かなスキルや“ギルド”の力を使ってダンジョンの突破を目指せ!
『ダブルクロス』『セブン=フォートレス』のF.E.A.R.が贈る新作ファンタジーRPG登場! 六種類の種族と十種類の職業・サブ職業のバラエティ豊かなスキルや“ギルド”の力を使ってダンジョンの突破を目指せ!
- 本の長さ350ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA(富士見書房)
- 発売日2004/5/1
- ISBN-104829143959
- ISBN-13978-4829143957
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA(富士見書房) (2004/5/1)
- 発売日 : 2004/5/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 350ページ
- ISBN-10 : 4829143959
- ISBN-13 : 978-4829143957
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,252,784位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 817位富士見ドラゴンブック
- - 7,535位ゲーム攻略本
- - 114,132位エンターテイメント (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年3月27日に日本でレビュー済み
初心者にTRPGを薦める際に特にお奨めの一本。
まず安価で入手しやすい文庫本形式のルールブックであるため、誰でも気軽に購入できる。
また、近年流行しているMMORPGを意識した作りになっているため、TRPGに対して十分な知識がない人達相手にも簡単に説明ができる。
そしてなによりも、ルールブックに記載されているアーキタイプがそのままでも実用に耐えるキャラクターであるため、キャラメイクに手間をかけなくてもすぐにプレイを開始できる。
難点をあげるならば、上級ルール以降は通常のTRPGルールブックと値段帯が変わらず、また刊行数も多いため、はまりこんだ際の出費は意外とかさむようになる点などだが、入門時にはこの基本ルールブックだけで十分であろう。
TRPGを布教したいプレイヤー、GMにとって最高の一冊といえると、断言してもいいだろう。
まず安価で入手しやすい文庫本形式のルールブックであるため、誰でも気軽に購入できる。
また、近年流行しているMMORPGを意識した作りになっているため、TRPGに対して十分な知識がない人達相手にも簡単に説明ができる。
そしてなによりも、ルールブックに記載されているアーキタイプがそのままでも実用に耐えるキャラクターであるため、キャラメイクに手間をかけなくてもすぐにプレイを開始できる。
難点をあげるならば、上級ルール以降は通常のTRPGルールブックと値段帯が変わらず、また刊行数も多いため、はまりこんだ際の出費は意外とかさむようになる点などだが、入門時にはこの基本ルールブックだけで十分であろう。
TRPGを布教したいプレイヤー、GMにとって最高の一冊といえると、断言してもいいだろう。
2007年1月9日に日本でレビュー済み
比較的簡単なシステムなため、初めてTRPGを遊ぶ人にもお薦めな作品です。
また、ラグナロクオンラインを元ネタとして部分が多いため、ネットゲームからファンタジーに興味を持った人にも取っ付きやすいかもしれません。
セブンフォートレスをベースとしたルールになっており、セブンフォートレス経験者にもお薦め。
ただし、パワーゲームになりがちなシステムになっているため大味になりがちなのが欠点ですね。
また、ラグナロクオンラインを元ネタとして部分が多いため、ネットゲームからファンタジーに興味を持った人にも取っ付きやすいかもしれません。
セブンフォートレスをベースとしたルールになっており、セブンフォートレス経験者にもお薦め。
ただし、パワーゲームになりがちなシステムになっているため大味になりがちなのが欠点ですね。
2005年5月26日に日本でレビュー済み
TRPG黎明期、高価な箱入りルールは、まだ手が出なかった。そんな時、T&T、FF、AFFといった手軽な値段で手に入る文庫サイズのルールブックのおかげで、TRPG人口は増大した。その後、SW、GURPSと幅広く展開を見せた後、雨後のたけのこのごとく、数々のルールブックがうまれては消えていった。年々、高価になっていくルールブック。だんだんと分厚くなっていくルールブック。初心者には、わかりにくいシステムが主流となり、TRPGがスピンアウトしていくさまを、臍をかむ思いで、過ごしてきた。しかし、この「アリアンロッド」の登場で、TRPGはまた、息を吹き返したといえよう。安価なルールブックを共有することで、再び、同志は増えつつある。しかも、そのシステムたるや、簡易にして奥行きが深く、ゲームの回数を重ねるたびに、深みにはまってしまう。その昔、暇さえあれば、6面ダイスをふり、あまたのキャラを創造していた、古きよき時代。そのころを思い出し、今日も新しいキャラを作ってしまう・・・。