キャラのセリフ、進行がどうも機械的に進行していて、リプレイ特有のゆるさやぶっつけ本番の雰囲気が感じられない。
読みやすくする為に加筆・修正するのは良いが、その雰囲気を失ってしまってはセリフのみで進む小説と変わらなくなってしまう。
どのキャラもGMの台本に目を通した上で動かされているといった感じ(リプレイの大筋なストーリーとは別に)。
キャラ同士の掛け合いの台詞も、小説を意識したような臭くて痛々しい台詞をバンバン吐かれていて寒い。というよりドラマCDの台本でも読んでいる様な感じに近いだろうか。
ましてや初心者プレイヤーであるはずのエイベルが異様な速さでシステムと状況を理解し、3〜4行にも及ぶ長台詞を発している時点で胡散臭さ満点。
どうも人間味が感じられない。監修が一人で脳内セッションした自演リプレイ本じゃないのか?
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ソード・ワールド2.0リプレイ 拳と魔封の物語(1) (富士見ドラゴンブック 29-51) 文庫 – 2009/4/20
焼失した村で一人生き残ったエイベル。彼女は事件の真相を知るため仲間と共に冒険者となり歩みだす。謎の黒いルーンフォークの登場、父ログナーの秘密、古の魔剣がつくる異空間での激闘。果たしてその行方は!?
- 本の長さ312ページ
- 言語日本語
- 出版社富士見書房
- 発売日2009/4/20
- ISBN-10482914551X
- ISBN-13978-4829145517
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登録情報
- 出版社 : 富士見書房 (2009/4/20)
- 発売日 : 2009/4/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 312ページ
- ISBN-10 : 482914551X
- ISBN-13 : 978-4829145517
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,289,945位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 842位富士見ドラゴンブック
- - 242,445位文庫
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年7月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
楽しいといえば楽しいし、つまらんと吐き捨てる事もできる、というのが正直な感じですね。
『初心者』と言っているエイベルのプレイヤーの言動が少し気になるところですか。
確かに、ソードワールド2.0は初心者にもわかりやすく作ってますよ。ただ、その『初心者』が、あそこまで簡単にルールを把握できるのか、と言う所に疑問を感じますね。たとえて言うなら、初めてサッカーをする人が『ボールを足で蹴らなければいけない』と言うのは簡単に理解できても『オフサイドの概念』は結構やりこまなきゃわからないですよね? だから、巻頭の所でエイベルのプレイヤーが『初心者』とか言ってなければ(或いはそれを気にしなければ)、楽しめる作品なんですが、そこを気にしてしまったら、あんまり楽しめない。S.W.2.0のリプレイとしては、初心者なら「たのだん」シリーズ、ある程度把握してるのなら「新米女神の勇者たち」シリーズの方が参考になりますね。という訳で、この作品は星2つが妥当でしょう。
『初心者』と言っているエイベルのプレイヤーの言動が少し気になるところですか。
確かに、ソードワールド2.0は初心者にもわかりやすく作ってますよ。ただ、その『初心者』が、あそこまで簡単にルールを把握できるのか、と言う所に疑問を感じますね。たとえて言うなら、初めてサッカーをする人が『ボールを足で蹴らなければいけない』と言うのは簡単に理解できても『オフサイドの概念』は結構やりこまなきゃわからないですよね? だから、巻頭の所でエイベルのプレイヤーが『初心者』とか言ってなければ(或いはそれを気にしなければ)、楽しめる作品なんですが、そこを気にしてしまったら、あんまり楽しめない。S.W.2.0のリプレイとしては、初心者なら「たのだん」シリーズ、ある程度把握してるのなら「新米女神の勇者たち」シリーズの方が参考になりますね。という訳で、この作品は星2つが妥当でしょう。
2009年4月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『Role&Roll』誌上で毎号連載しているリプレイが遂に一冊の本になりました。
最近は、毎回このリプレイが楽しみで雑誌を買っています。
十年前に起こったケラススの街消失事件と、その背後にある陰謀。
魔動機文明の遺産と、それを狙う黒いルーンフォークの存在。
消失事件の生き残りである主人公の少女・エイベルが仲間と共に数々の冒険に
挑んでいきます。
このリプレイの良いところはシナリオの面白さもそうなんですが、キャラクター
たちが実に生き生きと個性を活かしながら動いている点ですね。
新米冒険者で明朗活発な少女・エイベルと、彼女をサポートするベテラン
冒険者3人の掛け合いが、読んでいて楽しくなります。
謎の組織からの指令で、スパイ行為を行うルーンフォークのアン。
パーティーの縁の下の力持ちで、女心には鈍いエルフのカラト。
トラップの発動とリンゴが大好きなグラスランナーのルルック。
特に第2話での、たった1ガメルの報酬で依頼を受けようとするエイベルと、
それに対するアンのやり取りは素晴らしかったと思います。
単なる善意では依頼を受けない。でも、善意を大事にする。
プレイヤー・キャラクター間の深い信頼が感じられて、プレイをする
際の参考になります。
GMとプレイヤーたちとが、知恵を出し合ってより良いセッションにして
いこうという姿勢が常に貫かれており、それが読み手の側にもよく
伝わってきます。
あとはまあ、欲を言えば新規のイラストが文庫化に際してもっと増えて
くれれば、さらに良かったかもしれません。
追記:雑誌で最近のリプレイ記事を読んで、評価を改めなくてはならなくなりました…。
詳細は長くなるので、コメント欄にて(ネタバレあり)
最近は、毎回このリプレイが楽しみで雑誌を買っています。
十年前に起こったケラススの街消失事件と、その背後にある陰謀。
魔動機文明の遺産と、それを狙う黒いルーンフォークの存在。
消失事件の生き残りである主人公の少女・エイベルが仲間と共に数々の冒険に
挑んでいきます。
このリプレイの良いところはシナリオの面白さもそうなんですが、キャラクター
たちが実に生き生きと個性を活かしながら動いている点ですね。
新米冒険者で明朗活発な少女・エイベルと、彼女をサポートするベテラン
冒険者3人の掛け合いが、読んでいて楽しくなります。
謎の組織からの指令で、スパイ行為を行うルーンフォークのアン。
パーティーの縁の下の力持ちで、女心には鈍いエルフのカラト。
トラップの発動とリンゴが大好きなグラスランナーのルルック。
特に第2話での、たった1ガメルの報酬で依頼を受けようとするエイベルと、
それに対するアンのやり取りは素晴らしかったと思います。
単なる善意では依頼を受けない。でも、善意を大事にする。
プレイヤー・キャラクター間の深い信頼が感じられて、プレイをする
際の参考になります。
GMとプレイヤーたちとが、知恵を出し合ってより良いセッションにして
いこうという姿勢が常に貫かれており、それが読み手の側にもよく
伝わってきます。
あとはまあ、欲を言えば新規のイラストが文庫化に際してもっと増えて
くれれば、さらに良かったかもしれません。
追記:雑誌で最近のリプレイ記事を読んで、評価を改めなくてはならなくなりました…。
詳細は長くなるので、コメント欄にて(ネタバレあり)
2009年12月8日に日本でレビュー済み
リプレイというのは(特に新しいシステムのリプレイは)、読み物というよりゲームシステムそのものの紹介、という側面が大きいのだろうから、ある意味で仕方がないことなのかなぁ、とは思うけれど、ちょーっと、ルールの誤差とか、シナリオの妥当性にこだわりすぎて、プレイヤーたちが心から楽しめていない気がするのが気になるなぁ。
GMが新人で、プレイヤーの中にベテラン(上司)がいる、というのばかりが続いている最近の傾向もいいような悪いような……。
つまらないことはないんだけど、GMにはもっと無茶して欲しい気がするなぁ。
昔の、手探り状態だったころのSNEのリプレイの方がもっとわくわくしたような。
ルールよりもストーリーが大事!
GMが新人で、プレイヤーの中にベテラン(上司)がいる、というのばかりが続いている最近の傾向もいいような悪いような……。
つまらないことはないんだけど、GMにはもっと無茶して欲しい気がするなぁ。
昔の、手探り状態だったころのSNEのリプレイの方がもっとわくわくしたような。
ルールよりもストーリーが大事!
2009年4月22日に日本でレビュー済み
おもしろかったSWリプレイにはトラブルメーカーの存在があります。
パーティを引っ掻き回していろんな人間模様を作ってくれるからです。
ただ、トラブルメーカーならいいのか?と言うわけでもないですね。(個人的にクレスポやらウインドは×)
このパーティにはベタベタなグラスランナーなルルックがいます。当然トラブルメーカーいろいろやらかします。表面上のトラブルメーカーはこの方。
そして、ルーンフォークのアン、この方は今までになかったトラブルメーカーですよね。トラブルメーカーと言うか存在自体がトラブルメーカーになるだろうと考えられるわけで・・・
トラブルメーカー以外の方の紹介もしときますか・・・
ベタな熱血ヒロインのエイベル。
世間を知ってる鈍感なエルフのカラト。
このリプレイは、舞台となったラクシアの地方の紹介と共にある試みが密かに行われているそうです。
それは、プリーストなしでどこまで行けるのか!!だそうです・・・なるほどね。
今後、いろいろ新しいことを試していこう!だそうなのでちょっとおもしろそう。
後、イラストがしっかりしていて、その点も高評価です。
パーティを引っ掻き回していろんな人間模様を作ってくれるからです。
ただ、トラブルメーカーならいいのか?と言うわけでもないですね。(個人的にクレスポやらウインドは×)
このパーティにはベタベタなグラスランナーなルルックがいます。当然トラブルメーカーいろいろやらかします。表面上のトラブルメーカーはこの方。
そして、ルーンフォークのアン、この方は今までになかったトラブルメーカーですよね。トラブルメーカーと言うか存在自体がトラブルメーカーになるだろうと考えられるわけで・・・
トラブルメーカー以外の方の紹介もしときますか・・・
ベタな熱血ヒロインのエイベル。
世間を知ってる鈍感なエルフのカラト。
このリプレイは、舞台となったラクシアの地方の紹介と共にある試みが密かに行われているそうです。
それは、プリーストなしでどこまで行けるのか!!だそうです・・・なるほどね。
今後、いろいろ新しいことを試していこう!だそうなのでちょっとおもしろそう。
後、イラストがしっかりしていて、その点も高評価です。