1~2巻でPCが余計なことをし過ぎた反動か一気に畳にかけてきたという印象
それに伴ってPC一行の雑談がかなり削られ幕間の会話劇すらもほぼなくアクの強さもやや失われてしまっている
個人的には新ソードのヒースやクリフくらい会話でも腹が立つレベルのPCは2.0に入ってからはいないのでオルネッラくらいであれば問題ないと思ったが、ただ幕間に描写をつぎ込んだ結果シナリオが進んでいないのであれば削るのは致し方ないか
(2巻の奴隷商でレギンを売る時はは正気か?と疑ったけども)
シナリオは王道ストーリーで全然いい話なのだけど、GMが詰め込み過ぎたのと情報が取っ散らかり過ぎたために何をやりたいのか3巻に入るまでは全く分からなかった
もう少しシナリオの目的を1つに絞って導線をはっきりさせた方が良かったとは思う
北澤氏は王道シナリオを出すのはいいが、王道がゆえに全体的にNPCが薄いことと女キャラが軒並みギャルゲーから持ってきたのか?と思うくらいの描写をする癖があるのでもう少し全体的なペース配分をしっかりしてほしい
他レビュー欄を見るとTRPGが昔の感覚で止まっている人もいるので反論しておくと
・ヒントを提示しないGMと口プロするPCは30年前で終わっていて今では流行らないし推奨されない
・今は積極的に情報項目を設定してPCを誘導し、その問いかけにPCがどう動くかを見極めるFEARや冒険企画局の速度重視がメインストリーム
・キャンペーンもいくら公式が仕事でやってるとはいえ2週間~1ヶ月は空くので、その間にPCはプレイ内容を忘れる
毎日TRPGを遊べた学生時代や他に娯楽がなかった80-90時代とは違うんですよw
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
聖戦士物語(3) ソード・ワールド2.0リプレイ (富士見ドラゴンブック) 文庫 – 2012/4/20
神聖セフィリア王国の都を目前とした蛮族軍。蛮族の軍団長ザガートは魔動機兵を従え、封神のオーブを狙う。ロイたちは、蛮族軍の大侵攻とザガートの計画を打ち破ることができるのか!? 「聖戦士物語」最終巻!
- 本の長さ365ページ
- 言語日本語
- 出版社富士見書房
- 発売日2012/4/20
- ISBN-104829146680
- ISBN-13978-4829146682
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 富士見書房 (2012/4/20)
- 発売日 : 2012/4/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 365ページ
- ISBN-10 : 4829146680
- ISBN-13 : 978-4829146682
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,389,549位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 889位富士見ドラゴンブック
- - 255,514位文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2012年4月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1-2巻の「下品な楽しさ」路線から、正道に立ち戻った最終巻。
といっても、王子の外さない出目と肉食王女は健在です。
そして、最終巻とは言いつつ、続編の発表、一部未解決の伏線、とすっきりしない部分も残ります。
ですがそれも許せる面白さでした。
オルネッラの汎用蛮族語知ったかぶりや、下品の連発等、
美しい協力プレイを身上とする人たちからは相当顰蹙を買ったと思われる本シリーズですが、
そういう部分も含めて楽しかった、そしてクライマックスは盛り上がった!(美しくは無いけど、派手ではあった)。
ラスボスの顔見せと背景、これまでの敵キャラとの対決、大規模な敵部隊による派手な演出、
クライマックスに向けて順調に盛り上げて行く部分も、範囲魔法連発の戦闘も良いものですし、
ラストバトルの設定の緊張感、ラスボスを単なるやられキャラに堕とさない背景設定も読ませるものでした。
余談:
こちらは好みの問題になりますが、
FEARさんのリプレイと違って、キャンペーン途中でサプリ導入&リビルドが無いのは、
データ化されたキャラの個性を尊重する姿勢として好感度大。
といっても、王子の外さない出目と肉食王女は健在です。
そして、最終巻とは言いつつ、続編の発表、一部未解決の伏線、とすっきりしない部分も残ります。
ですがそれも許せる面白さでした。
オルネッラの汎用蛮族語知ったかぶりや、下品の連発等、
美しい協力プレイを身上とする人たちからは相当顰蹙を買ったと思われる本シリーズですが、
そういう部分も含めて楽しかった、そしてクライマックスは盛り上がった!(美しくは無いけど、派手ではあった)。
ラスボスの顔見せと背景、これまでの敵キャラとの対決、大規模な敵部隊による派手な演出、
クライマックスに向けて順調に盛り上げて行く部分も、範囲魔法連発の戦闘も良いものですし、
ラストバトルの設定の緊張感、ラスボスを単なるやられキャラに堕とさない背景設定も読ませるものでした。
余談:
こちらは好みの問題になりますが、
FEARさんのリプレイと違って、キャンペーン途中でサプリ導入&リビルドが無いのは、
データ化されたキャラの個性を尊重する姿勢として好感度大。
2012年4月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1巻に4話入っています。
特にページ数が多い訳でも無く、途中にGMの裏話が入ってもいますので、各話が非常に「薄い」内容になっています。
ただ、その分、今まで問題になっていた悪い意味での「濃さ」が削ぎ落とされ、話の展開がスムーズかつスピーディになっています。
話を追う分には良い変更ですが、読んでいて面白いかと言われると「?」なので星は3個としました。
古いルールでの運用が行われていますが、その旨の説明や補足に関するGMの述懐だけは有用でした。
特にページ数が多い訳でも無く、途中にGMの裏話が入ってもいますので、各話が非常に「薄い」内容になっています。
ただ、その分、今まで問題になっていた悪い意味での「濃さ」が削ぎ落とされ、話の展開がスムーズかつスピーディになっています。
話を追う分には良い変更ですが、読んでいて面白いかと言われると「?」なので星は3個としました。
古いルールでの運用が行われていますが、その旨の説明や補足に関するGMの述懐だけは有用でした。
2012年4月23日に日本でレビュー済み
GMの思惑を大きく外れた本シリーズも最終巻(この思惑を解説し過ぎてしまうのは今後の展開を楽しみにしているのを妨げてしまっているきらいがありますが)、遂にイングリッド英雄伝も完結をみましたね!w
今巻は4話付いてきて中々のお得感です、また既巻の下品振りはなりを潜め、フィオ姫の可愛らしい暴走に笑う位です、ただイングリッドは常識枠から少し逸れ、大分やさぐれてしまいましたがw
惜しむらくはGMも触れていますがマギテック無双のプレイがまかり通ってしまったこと(機転を効かせた一戦などならいいのですが流石にずっとだとどうかと)と、ラストバトルよりも港町での決闘の方が派手に見えてしまったことです。扉を潜るとおどろおどろしい地下宮殿が待っていてそこを何とか抜けると、といった感じでも良かったのではと思ってしまいました。
しかし皆の力を合わせた一撃は、実に物語的でとても美しくテンションが上がりました。続編が出るとの事なのでここまでは前日譚で、ここからは王子と王女が更に活躍するお話になれば、大人達に引っ張ってもらっていた子ども達の成長が見れそうでとても楽しみです!
今巻は4話付いてきて中々のお得感です、また既巻の下品振りはなりを潜め、フィオ姫の可愛らしい暴走に笑う位です、ただイングリッドは常識枠から少し逸れ、大分やさぐれてしまいましたがw
惜しむらくはGMも触れていますがマギテック無双のプレイがまかり通ってしまったこと(機転を効かせた一戦などならいいのですが流石にずっとだとどうかと)と、ラストバトルよりも港町での決闘の方が派手に見えてしまったことです。扉を潜るとおどろおどろしい地下宮殿が待っていてそこを何とか抜けると、といった感じでも良かったのではと思ってしまいました。
しかし皆の力を合わせた一撃は、実に物語的でとても美しくテンションが上がりました。続編が出るとの事なのでここまでは前日譚で、ここからは王子と王女が更に活躍するお話になれば、大人達に引っ張ってもらっていた子ども達の成長が見れそうでとても楽しみです!
2012年4月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ちょっと多少駆け足気味だけど、テンポよく進むので、サクサク読めました。
ただ、オルネッラとレギンのコンビが大人しくなって、2巻までにあった予想外のプレイが見られなくなりました。
そのため、ラスト以外は印象の薄い話に感じました。
とりあえず、続編が始まったようなので、そちらが楽しみです。
ただ、オルネッラとレギンのコンビが大人しくなって、2巻までにあった予想外のプレイが見られなくなりました。
そのため、ラスト以外は印象の薄い話に感じました。
とりあえず、続編が始まったようなので、そちらが楽しみです。
2012年5月1日に日本でレビュー済み
一冊に四話入っているということは、「お得である」と同時に「展開を急いで話が薄い」ということでもあると思います。完結編であるはずなのに読後の満足感も無く、一言で言えば可も無く不可も無くといった感想でした。
前回、オルネッラのキャラクター性に嫌気がさしてしまいましたが、今回はそこまで腹が立つことはありませんでした。と言うより、全体的にキャラクター性が無難な方向に修正され、セリフだけ読んでもそれが誰の発言か分からないぐらいです。悪い方向に個性がありすぎるのは問題有りですが、かといって無個性なのもどうでしょう。新たに納得できる個性に路線転換できるはずもなく、完結巻で修正をかけたところで結局手遅れです。
影が薄いというところも一つの個性、仲間が暴走気味でも聖戦士として主人公として正しくあったはずのロイも、ちょっとその発言は…と思った部分がちらほら。メタに言えばそうなのかも知れないけど、でもそこは黙っておいてよとツッコミ入れたくなりました…残念です。
物語はとにかく急いで進めよう的な感じで面白みが感じられません。今まで影も形も無かったラスボスが三巻にして初登場、というのも微妙です。
あと、時々GMがパーティの行動をあからさまに誘導しているのが酷い。「これからどうしよう」とPCが言った際、「君たちの取れる選択肢は○○と○○と○○の三つかな」とか、最悪です。「これからどうしよう」の言葉は、PCがGMに言ったものなのですか? PCがまったく行動を考え付かない時にヒント与えるのならともかく、GM自ら三択にするなどとはクイズですか?
作家が一人で物語を書き上げるのではなく、リプレイは物語の裏にGMとプレイヤーという人間が複数存在している以上、PCの個性にプレイヤーの個人的嗜好が出るのは仕方ないことだと思っています。歴代リプレイの中ではヒースやクレスポ、クリフの個性を苦手と感じている方がいたようですが、私は全然平気で好きでした。でもこのシリーズだけはいろいろな部分で無理でした。
一度手を出した物語なので最後まで読みましたが、二年後舞台の新シリーズはもう読まないと思います。
前回、オルネッラのキャラクター性に嫌気がさしてしまいましたが、今回はそこまで腹が立つことはありませんでした。と言うより、全体的にキャラクター性が無難な方向に修正され、セリフだけ読んでもそれが誰の発言か分からないぐらいです。悪い方向に個性がありすぎるのは問題有りですが、かといって無個性なのもどうでしょう。新たに納得できる個性に路線転換できるはずもなく、完結巻で修正をかけたところで結局手遅れです。
影が薄いというところも一つの個性、仲間が暴走気味でも聖戦士として主人公として正しくあったはずのロイも、ちょっとその発言は…と思った部分がちらほら。メタに言えばそうなのかも知れないけど、でもそこは黙っておいてよとツッコミ入れたくなりました…残念です。
物語はとにかく急いで進めよう的な感じで面白みが感じられません。今まで影も形も無かったラスボスが三巻にして初登場、というのも微妙です。
あと、時々GMがパーティの行動をあからさまに誘導しているのが酷い。「これからどうしよう」とPCが言った際、「君たちの取れる選択肢は○○と○○と○○の三つかな」とか、最悪です。「これからどうしよう」の言葉は、PCがGMに言ったものなのですか? PCがまったく行動を考え付かない時にヒント与えるのならともかく、GM自ら三択にするなどとはクイズですか?
作家が一人で物語を書き上げるのではなく、リプレイは物語の裏にGMとプレイヤーという人間が複数存在している以上、PCの個性にプレイヤーの個人的嗜好が出るのは仕方ないことだと思っています。歴代リプレイの中ではヒースやクレスポ、クリフの個性を苦手と感じている方がいたようですが、私は全然平気で好きでした。でもこのシリーズだけはいろいろな部分で無理でした。
一度手を出した物語なので最後まで読みましたが、二年後舞台の新シリーズはもう読まないと思います。
2012年4月20日に日本でレビュー済み
二巻が二巻だっただけに期待せずにあらすじを把握するくらいのつもりで購入しました。
物語やリプレイとしては毒も薄くなり普通に面白いです。
また、二巻の複数のレビューでも不評だった各話に付いている「GMの思惑」が今回もありますので、読後感を害されたくなければとばして読むのをおすすめします。
正直、リプレイを買う人は物語を追いプレイしているプレイヤーの一喜一憂する様子を楽しんでいるのだと思います。
そして、リプレイを参考にしているGM向けには流れを切らない形で所々に注釈を入れる程度で充分なのですから舞台裏の事は舞台裏に仕舞っておいて欲しいものです。
物語やリプレイとしては毒も薄くなり普通に面白いです。
また、二巻の複数のレビューでも不評だった各話に付いている「GMの思惑」が今回もありますので、読後感を害されたくなければとばして読むのをおすすめします。
正直、リプレイを買う人は物語を追いプレイしているプレイヤーの一喜一憂する様子を楽しんでいるのだと思います。
そして、リプレイを参考にしているGM向けには流れを切らない形で所々に注釈を入れる程度で充分なのですから舞台裏の事は舞台裏に仕舞っておいて欲しいものです。
2012年7月4日に日本でレビュー済み
PCやGMの脱線会話や下世話な下ネタも若干少なくなり、
ストーリーとしてちゃんと話が進んでいるので
何とか読めるようになりました。
とりあえずは一通り決着しましたが、
当初の目的を結構置いてけぼりにして先にいってしまった感じはありましたね。
ストーリーとしてちゃんと話が進んでいるので
何とか読めるようになりました。
とりあえずは一通り決着しましたが、
当初の目的を結構置いてけぼりにして先にいってしまった感じはありましたね。