秋田みやびさんの御本にしては辛口レビューが多く、また女性キャラのみのPTという異色作品のためあまり期待をせず購入。
しかしいい意味で裏切られました。すごく面白かったです。
まず第一話からキャラが全員立ってて面白く、それぞれの立ち位置のバランスもいいです。
脳筋グラップラー、辛口だけど人情家なエルフ、ウザ不憫なナイトメア、腹がドス黒いタビット。
全員女の子、しかも濃い目のキャラばかりなのに胸やけしないのは、全くキャピキャピしておらず、女子力不在だからなんでしょうね(褒め言葉です)
あとがきによればプレイヤーも苦心したとありましたが、でもまあリプレイキャラに女子力があったって話がつまらなくなるだけですから、女子的な可愛さはイラストにだけあれば十分です。
(たとえば七剣刃クロニクル前半のニノンが比較的女子力高めですが、ボケもツッコミも半端で、周囲の濃いキャラのノリにのっかることもできず、キャラとしては実に微妙でした)
イラスト凄い可愛いです。まんま魔法少女アニメになりそうなハイクオリティですばらしい。
見かけ(だけ)はキラキラしくて、あの中身、というギャップがいいのですよね(笑
ひとつ残念な点は、ほかのリプレイにはない技能構成や流派のキャラがいるのに第二話の戦闘がアッサリなこと。
フェアリーテイマー/グラップラーなメイファが魔法でも打撃でも高打点をたたき出すことや、
リィナが流派秘伝で第一話とはかなり違った戦闘スタイルになったところなども、もっとじっくり見たかったのですが…
第二話の戦闘は一回だけで物足りなかった。大半が謎解き(しかも解けずに殆どNPCに解説してもらってて微妙…)に頁をさかれていて残念でした。
次回があれば(ぜひあってほしい。1冊で終わるには勿体ないキャラと舞台だと思います)戦闘に重きをおいたシナリオでお願いしたいです。
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ソード・ワールド2.0リプレイ魔法少女フェアリーフォース! (富士見ドラゴンブック) 文庫 – 2012/5/19
今日も教授に呼び出される学園都市の妖精魔法使いメイファたち。最高の妖精魔法を極める(単位取得の)ためには、教授が用意した数々の試練(雑用)を乗り越えなくてはならないのだ! 行け、フェアリーフォース!
- 本の長さ237ページ
- 言語日本語
- 出版社富士見書房
- 発売日2012/5/19
- ISBN-104829146745
- ISBN-13978-4829146743
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登録情報
- 出版社 : 富士見書房 (2012/5/19)
- 発売日 : 2012/5/19
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 237ページ
- ISBN-10 : 4829146745
- ISBN-13 : 978-4829146743
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,503,392位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 964位富士見ドラゴンブック
- - 269,450位文庫
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年1月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
立て過ぎたキャラを使いこなせていない感はありますが、シナリオ、キャラクター共に好感が持て、楽しく読めました。
読みの鋭いプレイヤーによって、マスターの仕掛けがばれてしまいますが、そこからのリカバリに良い印象をいだきました。
バレても、バレなくても面白くできるのが秋田氏のGMとしての持ち味なのだと思います。
2本目のシナリオは逆にプレイヤーが罠に嵌った感じになりますが、あのミスディレクションはマスタリングテクニックの一つなので問題ないかなと思います。
そこからのラストバトルはプレイヤーが4人にも関わらず、8キャラで戦う一風変わった光景で楽しく読めるものでした。
ただこの本の主題は最初に書かれている通り、ウィザーズトゥームで新しくなった妖精魔法を理解してもらうためのリプレイです。
リプレイとしては面白くても、主題の部分がぼやけてしまっているなと思いました。
例えば、新しくなった妖精魔法を披露することは特になく、キャラ毎に契約する属性を変えているので、全員がフェアリーテイマーでも違った魔法を使っているだけで、『新しくなった妖精魔法を披露する』はできていないのではないかと思います。
例えば、シナリオに入ってからも敵の情報によって、契約の変更をするといった場面があっても良かったと思います。
折角1本目と2本目で間があるのですから、せめてここでそれぞれのキャラが契約の変更をして欲しかったですね。
また、シナリオも各属性をうまく用いれば楽に攻略できるようにするといったこともなく、新しくなった妖精魔法の奥深さを紹介できていなかったのではないか?と感じたので、☆4つにしています。
読みの鋭いプレイヤーによって、マスターの仕掛けがばれてしまいますが、そこからのリカバリに良い印象をいだきました。
バレても、バレなくても面白くできるのが秋田氏のGMとしての持ち味なのだと思います。
2本目のシナリオは逆にプレイヤーが罠に嵌った感じになりますが、あのミスディレクションはマスタリングテクニックの一つなので問題ないかなと思います。
そこからのラストバトルはプレイヤーが4人にも関わらず、8キャラで戦う一風変わった光景で楽しく読めるものでした。
ただこの本の主題は最初に書かれている通り、ウィザーズトゥームで新しくなった妖精魔法を理解してもらうためのリプレイです。
リプレイとしては面白くても、主題の部分がぼやけてしまっているなと思いました。
例えば、新しくなった妖精魔法を披露することは特になく、キャラ毎に契約する属性を変えているので、全員がフェアリーテイマーでも違った魔法を使っているだけで、『新しくなった妖精魔法を披露する』はできていないのではないかと思います。
例えば、シナリオに入ってからも敵の情報によって、契約の変更をするといった場面があっても良かったと思います。
折角1本目と2本目で間があるのですから、せめてここでそれぞれのキャラが契約の変更をして欲しかったですね。
また、シナリオも各属性をうまく用いれば楽に攻略できるようにするといったこともなく、新しくなった妖精魔法の奥深さを紹介できていなかったのではないか?と感じたので、☆4つにしています。
2017年7月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
女子力があるようなないような楽しいPTで読んでて楽しかったです。
パッと買ってチャッと読む分には全く問題なく、気になるなら買って損はないような気がしました
パッと買ってチャッと読む分には全く問題なく、気になるなら買って損はないような気がしました
2012年5月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
秋田みやびの新しいシリーズ物と思って期待していたのですが、どうやら違うようで。
いきなりの高レベルスタートにちょっとびっくり&肩透かしをくらいました。
肝心の内容ですが、可もなく不可もなくといったところ。
楽しそうにプレイしている雰囲気は伝わりますが、特に面白いわけではない。
キャラクターが女の子ばかりということで百合百合しい感じなのかとも思いましたがそういうわけでもなく、狙いがちょっとわからないです。
最初からクラスメイト的な扱いなのでキャラの関連づけもあまり出来てないように思いましたが、これは最初から単発ものを想定していたから仕方ないのか。
いろいろマイナス的なことを書きましたが、読みやすく書かれていて、プレイヤーも楽しそうにプレイしているあたりは好印象。
出来ればレベル1の馴れ初めあたりから仕切りなおして連載を続けてほしい感じです。
いきなりの高レベルスタートにちょっとびっくり&肩透かしをくらいました。
肝心の内容ですが、可もなく不可もなくといったところ。
楽しそうにプレイしている雰囲気は伝わりますが、特に面白いわけではない。
キャラクターが女の子ばかりということで百合百合しい感じなのかとも思いましたがそういうわけでもなく、狙いがちょっとわからないです。
最初からクラスメイト的な扱いなのでキャラの関連づけもあまり出来てないように思いましたが、これは最初から単発ものを想定していたから仕方ないのか。
いろいろマイナス的なことを書きましたが、読みやすく書かれていて、プレイヤーも楽しそうにプレイしているあたりは好印象。
出来ればレベル1の馴れ初めあたりから仕切りなおして連載を続けてほしい感じです。
2012年5月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
立てすぎたキャラがこなれてない感じはあるものの楽しく読める秋田リプレイ。
<一話目>:R&Rに掲載されたものに加筆された版
-PC全員魔法少女!キャラの立ちも良い具合になってます
-読みの鋭いプレイヤーにマスターの仕掛けがダイナシ?/ババをひく?
(ぞんざいズもそうでしたよね、どっちかはレビューなので伏せておきます。
ただ、秋田さんのリプレイの良いところは、どっちに転んでもちゃんと面白くなっていることだと思います。)
<二話目>
結婚話に横槍を入れるという、乙女心を刺激する導入から、
GMの腹黒さが輝く、敵の設定とミスディレクション、
そして、GMに嵌められてババをひいた状態でのラストバトルと、
楽しく読める読みきりです。
R&Rを見てなかった人には、結構楽しい一作だと思います。
<一話目>:R&Rに掲載されたものに加筆された版
-PC全員魔法少女!キャラの立ちも良い具合になってます
-読みの鋭いプレイヤーにマスターの仕掛けがダイナシ?/ババをひく?
(ぞんざいズもそうでしたよね、どっちかはレビューなので伏せておきます。
ただ、秋田さんのリプレイの良いところは、どっちに転んでもちゃんと面白くなっていることだと思います。)
<二話目>
結婚話に横槍を入れるという、乙女心を刺激する導入から、
GMの腹黒さが輝く、敵の設定とミスディレクション、
そして、GMに嵌められてババをひいた状態でのラストバトルと、
楽しく読める読みきりです。
R&Rを見てなかった人には、結構楽しい一作だと思います。
2012年5月20日に日本でレビュー済み
神は細部に宿るというけれど、リプレイの雰囲気を決定付けるのがシナリオやプロット・ストーリーとは関わりない細部ということもある。
この作品はガールズトークのうち女子力ではない部分を抽出したような文体である。
それは華麗でも煌びやかでもないけれど、
言葉遣いの端々に、剪定された表現に遮られた向こう側に、
生々しい人間の肉体が透けてみえる。
触れることができただろうか。
☆ ☆ ☆
生身の人間ってのは素顔でゆるゆるにプレイしているときにぽろっとこぼれでてくるものなのかな。
雰囲気はゆるゆる。
緊張の糸がほぐれてくるような読み心地。
リラックスしたいときに読む一冊。
この作品はガールズトークのうち女子力ではない部分を抽出したような文体である。
それは華麗でも煌びやかでもないけれど、
言葉遣いの端々に、剪定された表現に遮られた向こう側に、
生々しい人間の肉体が透けてみえる。
触れることができただろうか。
☆ ☆ ☆
生身の人間ってのは素顔でゆるゆるにプレイしているときにぽろっとこぼれでてくるものなのかな。
雰囲気はゆるゆる。
緊張の糸がほぐれてくるような読み心地。
リラックスしたいときに読む一冊。
2012年5月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
軽い読み味で、すんなり楽しく読めました。PCは全員かわいいっぽい女の子なので雰囲気も明るくにぎやか。
が、意外な落とし穴が。
読み終えた時の気分は、空腹時に美味しいケーキ屋さんに連れて行かれてケーキやタルトやプリンやシュークリームや焼き菓子を「さあどうぞ。もひとつどうぞ。もっとどうぞ。ほらほらほら」とてんこ盛りに勧められたらきっとこんな気分かな、と…
甘いお菓子はもういいよ〜、焼肉食べたい。サラダ欲しい。天丼とか、ピザとか。という気持ちに。
ガツンと読み応えあるものを読みたい時には、あまり向かないように思います。
逆に、まったりしたい、頭を休ませたい時には良さそうです。そういう時に読むなら星5個かも。
が、意外な落とし穴が。
読み終えた時の気分は、空腹時に美味しいケーキ屋さんに連れて行かれてケーキやタルトやプリンやシュークリームや焼き菓子を「さあどうぞ。もひとつどうぞ。もっとどうぞ。ほらほらほら」とてんこ盛りに勧められたらきっとこんな気分かな、と…
甘いお菓子はもういいよ〜、焼肉食べたい。サラダ欲しい。天丼とか、ピザとか。という気持ちに。
ガツンと読み応えあるものを読みたい時には、あまり向かないように思います。
逆に、まったりしたい、頭を休ませたい時には良さそうです。そういう時に読むなら星5個かも。
2015年4月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
リプレイとしては面白かったですが新ルールの妖精魔法の説明がもう少しあっても良かったかな〜。
そこも期待していただけに少々物足りないッス。
そこも期待していただけに少々物足りないッス。