「GOSICK」シリーズの第2巻。
ミステリとしては、ハッキリ言っていまいちだと思う。ガックリと脱力してしまうような真相だ。
むしろ、味わうべきは作品そのものの雰囲気だろう。ふわりとしてとめどなく、それでいて圧倒的な存在感がある。
登場人物たちも、定型的に見えて、どこかずれたところがあるのが面白い。
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GOSICK 2 (富士見ミステリー文庫 38-4) 文庫 – 2004/5/1
- 本の長さ411ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA(富士見書房)
- 発売日2004/5/1
- ISBN-104829162546
- ISBN-13978-4829162545
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA(富士見書房) (2004/5/1)
- 発売日 : 2004/5/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 411ページ
- ISBN-10 : 4829162546
- ISBN-13 : 978-4829162545
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,404,617位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 55,240位ライトノベル (本)
- - 257,124位文庫
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中3.5つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年3月14日に日本でレビュー済み
(;'Д`)ハァハァ これはミステリーではなく、シャーロックホームズの出来そこないみたいな推理をする、偉そうな天才少女が・・・少年に振り回されて、可愛いところを見せちまうのに萌えるシリーズです・・・?!
ゴシックロリータに身を包み・・・知恵の泉を再構成させる・・・?!
2巻では、学園に幽閉の身のヴィクトリカが 灰色の狼という 同種族の
奴らの 新聞での呼びかけに応じ、亡き母の生まれ故郷へ行く話・・?!
亡き母の殺人の汚名を晴らすことが出来るのか?
そのあいだに新たな殺人がおきて・・・
ゴシックロリータに身を包み・・・知恵の泉を再構成させる・・・?!
2巻では、学園に幽閉の身のヴィクトリカが 灰色の狼という 同種族の
奴らの 新聞での呼びかけに応じ、亡き母の生まれ故郷へ行く話・・?!
亡き母の殺人の汚名を晴らすことが出来るのか?
そのあいだに新たな殺人がおきて・・・
2004年9月28日に日本でレビュー済み
やはり武田日向氏の描くイラストは美麗で目を惹く。
今回も表紙、挿絵ともに星5つである。
そして、読みやすい文章と個性的なキャラクター、
随所にちりばめられた伏線、これらは前作同様合格点をつけられる。
しかし、100ページ弱ボリュームアップしたにも関わらず、
パワーダウンした感があり非常に残念。
ヴィクトリカの素性や前作でふられた伏線が明らかになるのはよいのだが、
その分スピード感がなくなり、全体にのっぺりとした印象を受けた。
今回もしっかりと「ミステリー」していただけにもったいない・・・
次作に期待である。
今回も表紙、挿絵ともに星5つである。
そして、読みやすい文章と個性的なキャラクター、
随所にちりばめられた伏線、これらは前作同様合格点をつけられる。
しかし、100ページ弱ボリュームアップしたにも関わらず、
パワーダウンした感があり非常に残念。
ヴィクトリカの素性や前作でふられた伏線が明らかになるのはよいのだが、
その分スピード感がなくなり、全体にのっぺりとした印象を受けた。
今回もしっかりと「ミステリー」していただけにもったいない・・・
次作に期待である。
2005年8月21日に日本でレビュー済み
ミステリーとしていよいよ本格的な内容になってきました。メインキャラの謎な部分にも触れられていて、主人公は完全に探偵助手なのですが、色々がんばってます。有能な助手では話が終わってしまいますが、鈍いけど一生懸命なところが応援したくなりますね。
今回もころころ変わる心理を描き分けて臨場感を盛り上げてくれたイラストが素敵です。
今回もころころ変わる心理を描き分けて臨場感を盛り上げてくれたイラストが素敵です。
2005年1月27日に日本でレビュー済み
前作に続いてのこの作品。キャラクター小説として読むにはいいんだがミステリー作品としては不満は残る。確かに前作に比べトリック的にはやや高度化してるがそれでも大体の予想はつけられる。それに時代背景にもあいまって少しネタバレになるが村長が予言するヴィクトリカと九条の未来に障害になるであろうものの正体はあの有名な戦いなのでは?と推測もできる。
このような観点からすれば、ミステリーとしてはいささか物足りない。しかしキャラクター小説あるいはライトノベルとして読めば良書だ。『このライトノベルがすごい!!』にも好成績でランクインされている。
そういう所から見ると『ミステリよりもキャラクターを!!』という見方は私が大ファンである西尾維新先生と世界観は全く違うが似たような作りと言えるかもしれない。このことはユリイカ9月増刊号西尾維新特集にも似たようなことが書かれてるところがある。ライトノベル好きは読んでもいいと思う。ミステリ重視の人はダメかも、が私の結論です。
このような観点からすれば、ミステリーとしてはいささか物足りない。しかしキャラクター小説あるいはライトノベルとして読めば良書だ。『このライトノベルがすごい!!』にも好成績でランクインされている。
そういう所から見ると『ミステリよりもキャラクターを!!』という見方は私が大ファンである西尾維新先生と世界観は全く違うが似たような作りと言えるかもしれない。このことはユリイカ9月増刊号西尾維新特集にも似たようなことが書かれてるところがある。ライトノベル好きは読んでもいいと思う。ミステリ重視の人はダメかも、が私の結論です。